セブンイレブンの焼きバナナ กล้วยปิ้ง クルワイピン 2013年10月06日

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↑ セブンで売ってるチルドの焼きバナナ。右のほうね。左は先に紹介したベジタリアンソーセージ。

菜食週間、เจジェーの間に覗いたセブンで見つけた焼きバナナのチルド食品です。日本人にはあまり馴染みのないバナナの調理だが、タイではバナナを加熱して食べることが多い。この焼いたやつしかり、揚げたやつ、皮付きのまま湯がいて皮剥いて食べるやつとか。その中の一つで焼きバナナはกล้วยปิ้ง クルワイピンという。本来は以下のような感じです。

กล้วยปิ้ง Grilled Banana
“กล้วยปิ้ง Grilled Banana” photo by bite25

本来こんな感じです。この写真のものはテラテラと表面にツヤがあるものですが、これはバナナを焼いて甘いタレをかけてまた焼いたもの。表面が飴状にツヤが出る。これ以外にもタレをかけずにただ単に未熟のバナナの実を焼いて甘みを出しただけのものもある。タレをかけるものは甘さがくどくなるので僕はどちらかというと焼いただけのものが好き。ホコホコしたお芋さんを食ってる感じとバナナの甘い香り、ちょっと焦げ目がついていて香ばしい感じがとてもおいしい。

これをセブンでチルドで売ってるんだからびっくり。再現できるのかよ?!

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あまり外国人に有名でない料理?お菓子?だからか作り方まで全部タイ語。外国人に優しくないのう。。。でもまあ適当にタイ語の作り方読んでとりあえず袋破って内袋を取り出してみる。

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うわ。。なんか不味そう。。見た目全然よくないなこりゃ。とりあえずセブンの電子レンジ1100Wで1分と書いてあるので自宅の家庭用電子レンジでは600W2分でかけてみます。

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チンして、袋から取り出してみると、、、あら、表面が電子レンジの加熱で乾いてちょうどいい感じになったね。焼きバナナっぽくなってるかな。付属のタレは甘いので使わずそのまま食べてみる。「あ、焼きバナナ。。」普通にうまい。うん、これ大丈夫、普通に行けます。以外においしい。セブンにて19THB。まあ街中の屋台で買えばもっともっと安いけど、たまにセブンで買ってみるのもよしでしょう。うん、以外にイケる。

セブンイレブンのベジタリアンソーセージ 2013年10月05日

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ちょうど今タイはเจ ジェーの季節であります。เจ ジェーとはタイの菜食週間のことで年に一回、大体10月の初旬にこの時期があり今年は先週の半ばから大体1週間か10日ぐらいかな?菜食に勤める期間があります。街中の飯屋はเจの黄色い札に溢れ返ります。

当然セブンのチルド食品なんかもこの時期はเจのものが増えます。タイのセブンイレブンの経営母体であるCP-ALLは食肉加工の大手CP(チャルーン・ポーカパン)の系列の会社なのでこの時期に多分CPのソーセージや鶏肉、豚肉は売上がダウンするだろうからうまくเจにも乗っかって商売をしたいところでしょう。

そんなことをぼんやり考えながらセブンの商品だなを見ているとベジタリアンソーセージがありました。

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タイのセブンイレブンで買ったソーセージはこうやって袋の一部を破って蒸気の逃げ口を作り電子レンジでチン。業務用1100Wで20-30秒、みたいなことを書いてあるので自宅の家庭用電子レンジではとりあえず600W1分でチンします。しかし、このベジタリアンソーセージに限らず他のセブンで売ってるチキンソーセージなんかもそうですが、電子レンジで加熱すると必ずソーセージの皮が破裂して中身が飛び出ます。見栄えが非常に良くなくてなぜこれを誰も改善しようとしないのかが不思議。んで、ベジタリアンソーセージをチンすると、、

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うわ。。。なんか生々しい。。破裂して、一部しなびてしまって実に何かに似ている。チンどころかチンチンだ。おチンチンだ。これまた男だけに食うのに抵抗があるなあ。しかもこのソーセージ、ご丁寧に非常に柔らかくでろーんとした状態を歯で食いちぎるが、皮が意外としっかりしててなかなか噛みきれなかったり。。。ちょっと視覚的にいや~な気分になります。

ま、見た目の話は置いておいて(ちなみに上半分にあるガビガビの芋みたいな奴は無視してください。次回のブログ更新に書きます)、実にCPのソーセージらしく皮の感触や中身のお肉にあたる部分も大豆プロテインを使っているらしいが、うまくベーキングパウダーか重曹みたいなふくらし粉で軽く仕上げている。あんまり大豆臭さもなく若干味が薄い普通のCPのソーセージみたいでナチュラル感・健康志向感はあるとは言いがたいけども、普段のCPのソーセージの味の再現という意味では流石というところ。

ただ、同じ食うならやっぱりスーパーマーケットのtopsで売ってるガパオソーセージのほうがおいしいかな。。。

Garage Burger & Grill で Philly Cheesesteakを喰らう 2013年09月29日

Philly Soulが好きなんであります。最初はNYC Garageあたりを聞いていてSalsoulなんかから多少遡ってMFSBGamble&HuffのPIR(Philadelphia International Records)関連音源を聞いていると自分が幼稚園や小学生の頃にテレビで毎週やっていた洋画紹介の番組でよく流れたアメリカの映画を象徴するようなキラキラした音楽がこんな感じだった。

んで、別にPhiladelphiaなんて行ったことはないのだけれどGoogleで”Philly Soul”と検索をかけようとしたら検索ワード候補で”Philly Cheesesteak”ってのが何回も出てきた。んで見てみると、

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“philly cheesesteak and fries” photo by Scorpions and Centaurs

写真だとちょっとわかりにくいかな?バゲットのようなパンに牛肉の薄切り肉と玉ねぎを炒めてチーズをたっぷりかけたものをサンドしたサンドイッチ。ごっついラフな作りの料理だがビーフが上手ければシンプルなんで実にうまそう。ビーフイーター垂涎メニューですな。

実はこれ、こういう料理があると知ってから実際になかなか食う機会がなかった。しかししかし、前回客先の訪問でバンコクはウィタユ通りのAll Seasons Placeというところに行った際、たまにはハンバーガーもいいかと思って入ったGarage Burger&Grillというお店でこの「Philly Cheese Steak」が置いていた。Soul TrainのテーマはTSOPで”The Sound Of Philadelphia”だが、さしずめPhilly Cheesesteakは”The Taste of Philadel”、TTOPというところか。早速注文、待ちに待ったPhilly Cheese Steakじゃい。

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あ、なんかイメージ違う。まずバゲットじゃなくて普通のハンバーガーバンズだし、チーズも通常のプロセスチーズのシート一枚引いてるだけ。ネットで見るPhilly Cheesesteakはバゲットで肉がどっさり、下品に黄色いチーズが溶けて肉を覆うようになっているのが正統だ!(というか一度も本場のものを食ったことないんだけどね)と勝手に認識してます。さらに食ってみるとやっぱりちょっとお肉への味付けが軽すぎて肉々しさが薄く、ちょっと物足りない感じ。。。というわけでちょっと期待はずれのPhilly Cheesesteakでした。。。ちょっと他のハンバーガーレストランでも見つけたらぜひ試してみたいもんですな。イメージ通りの満足行くええ味Philly Cheesesteakを見つけるために。。。

by カエレバ

食は東南アジアにあり 星野龍夫・森枝卓士 2013年09月28日

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今日、ふとバンコク、タニヤの古本屋を覗いたら僕の大好きな東南アジアおよびインドカレー系の本を昔から執筆されている森枝卓士さんの本、「食は東南アジアにあり」が実にお安く置かれていたのでこれを機に購入。星野龍夫氏と森枝卓士氏の共著という形を取っていて、前半が東南アジアの食についてのエッセイ、後半がその東南アジア料理のレシピという構成になっている。

んでこの本、実に古い。初版が昭和59年となっているので僕が九歳の時、1984年に書かれている。まあ、内容も去ることながら、本の中で数多く挿入されている写真が味わい深い。

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写真がこれまた古臭く、暗くて本当に素人臭い写真なんだが(森枝卓士氏、ご本人の撮影。)、僧侶の食事のシーンを寺に入って撮影していたり、街の市場の写真やちょっとした商店の写真なんかが、小洒落たレストランなどではなく、本当に草の根に分け入って庶民生活の食事シーンを写してられる。多分今どんなに頑張ってもこういう写真は撮れないだろうな。写真だけ眺めるにも今の日本で流通している東南アジア料理のイメージとはまた異なっているので面白い。この本の初版が示すとおり、高度経済成長の最終期、キラキラしたバブル期を直前に迎えた日本の1984年でこういったコアな東南アジア料理を本格的に紹介されていた人はこの人ぐらいだったんじゃないだろうか。だから無理におしゃれに持ち上げたアジア料理ではなく実地で経験した地に足のついた土臭い写真とレシピがあるのであります。

でもまあ、とりあえず古い本でカビくっさいので先ずは自炊で電書化かな。まだ全然読めてませーん。

Asia Eater エイジアイーター 微妙なグルメ雑誌? 2013年09月26日

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なんかふとした事からお客さんの自宅のADSLルータの調子が悪いらしく、ちょっとプライベートで見てもらえません?みたいな話を受けてトンローまで行った。ADSLの件はすぐに解決して、ブラブラとトンロー界隈を歩いていたら洋モノキッチンウェアばっかりを扱う店に本としてはこの雑誌だけが置かれていた。どこで見かけたかは全然覚えてないがなんかこの「Asia Eater」というタイトルは覚えていたのと、雑誌のおまけで箸(!)が付いてくる、という目を引く仕掛けがあったので買ってみることに。

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当然ロゴ入り。ただ残念なのはちょっと材質感が軽くてチープ。値段が250THBとタイの雑誌にしてはめちゃ高い。アジアの食をテーマにした雑誌なんだけど、正直イマイチどういう方向性でやりたいのかよくわからん感じが。。

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しかもこの雑誌7月に新創刊で季刊らしくて手にとったのが創刊号。創刊号は日本の築地市場の特集。なんか紙面の雰囲気とか見てたら若い人よりシニア向けなんかもしれない。和菓子のページで先月買った京都出町のふたばの豆餅なんかが載ってたりしてチョイスが細かい。しかしざっくり読んでもなんか印象に残らん紙面づくり。日本人の感覚で読むから残らんのか?タイ人だったら面白いのか?なんか個人的に微妙。。。