バンコクでよくあるコンドの吹き抜け 2013年11月17日

image

この写真はなんだと思います?

これタイによくあるコンドミニアムの中にある吹抜けです。大体タイの大型高層コンドの場合、多分窓を取るためだと思うけど、建物の真ん中に吹き抜けを取って、その周囲に廊下、そして部屋、一番外側にベランダという構造を取るパターンが一番多い。このなんだか薄暗い巣箱を並べたような雰囲気のコンドの吹き抜けが好きだ。

image
↑ こんな感じ。真ん中の黒が吹き抜け。周りに廊下、部屋、ベランダの順。

建築デザイン上効率よく配置しようとしたら隙間なくこういうふうにビチっと詰めていくようになるんだろうけど、人が入るサイズのこの格子のデザインが見てて楽しい。ちょっと工場萌えとかとも感覚が通じるのかな?日本だと吹き抜け取ってもこんな薄暗い感じには作らんよね。タイの場合は吹き抜けだからと自然採光にしてるとこが多いけどホントに太陽の光を入れてるだけでなんだか薄暗いとこが多い。

効率良く秩序立って並べられた狭い(と言っても日本のマンションよりかよっぽど広いが)巣箱に住まわされてる儚い小市民感もあって眺めてしみじみの吹き抜けであります。

ไก่ยาง ห้าดาว ハーダオのガイヤーン 2013年11月16日

image

休みの日のお昼ごはん、最近インド料理などが続き、それもまたお値段高めのものが続いていたのでちょっと今日はお気軽なもんでいいかと思って、近所の屋台で買ってきたガイヤーン。

こちら「ハーダオ」ブランド、「五つ星」という意味で畜産業の超巨大企業CP傘下の一企業であります。フランチャイズの屋台を展開しててバンコク市内はもとより、田舎の方でもこの看板は結構見かける。

image
 
今回買ってきたのはガイヤーンプリックタイダム。胡椒の薫りがピリッと聞いた鶏の丸ままの焼いたやつ。オーダーの単位が一羽か半身かなので、一人で食うには半身で十分。それでも普通の人なら多分二食分にはなるでしょう。これにもち米、カオニャオをつけて70THB。

しかしハーダオのガイヤーンって食えるけど、美味しい!ってほどでもなく、かと言って、なんだこれは!と怒るようなものでもないいつも微妙なラインのテイストであります。

日曜日のお昼はこのガイヤーンとカオニャオ、付け合せに昨日の晩のあまりの生野菜の白菜やパクチー、ネギ、ミントなどをポリポリかじりながらええ頃合い。

イサーンのスタイルのお昼ごはんもなかなかさっぱりしてていいもんですな。

皮抜き ข้าวขาหมู カオカームー 2013年10月05日

IMG_20131106_114812

現在審議中?の恩赦法案をめぐってバンコクの街中では各所でデモが繰り広げられてて交通マヒが大変なんだけど、そんなデモで動きがとれない昼休みに会社の裏のフードコードで適当に頼んだข้าวขาหมู カオカームー(豚足煮込み乗せご飯)。

注文したら、「皮要りますか?」と聞いてきた。こんな事聞かれるのは初めてで、豚足なんて皮の部分のゼラチン質の食感を楽しむものじゃないか??と思ったが、とりあえず「じゃあ皮要らない」と言ってみた。んで出てきたのがこれ。

豚足とは言え、このข้าวขาหมู カオカームーは長時間煮込んでいるので脂はほとんど抜けているが、ふわふわねっとりした食感のゼラチン質がやっぱり濃厚でうまい。ただ、こいつはそのゼラチン質がなくて中の足の筋肉の部分だけ。。。。あ、それでも結構うまい。こってりした肉料理が好きな人には物足りないかもしれないけど、赤身のお肉が大好きな人には結構これはイケるかも。赤身のお肉の繊維をワッシワッシ噛む喜びが満載です。煮込みのタレとの絡みも濃すぎずにいい感じ。これをタイの小粒激辛トウガラシ、พริกขี้หนู プリッキーヌーをポリポリ噛じりながら食べるのがうまいのです。

しかし、皮抜きカオカームーってオフィス街だからOLのお姉ちゃん達がダイエットでそんな注文をするんだろうか??

แก้วมังกร ゲーォマンコン ~ ドラゴンフルーツ 2013年10月31日

Dragon fruit being prepared for Talad Thai wholesale market in Bangkok = Fruit du dragon (pitahaya) conditionné sur le marché de gros de Talad Thaï à Bangkok
“Dragon fruit being prepared for Talad Thai wholesale market in Bangkok = Fruit du dragon (pitahaya) conditionné sur le marché de gros de Talad Thaï à Bangkok” photo by GlobalHort Image Library/ Imagetheque

この果物も今までまったく意識して食ってなかったな。多分レストランとかで日本食やタイ飯を食った後でデザートのカットフルーツとして食べたことは幾度となくあるんだろうけど全然気にしてなかった。

先日彼女がどこかで買ってきて冷蔵庫に入れて冷やしてたのを朝飯の後に食ったんだが、これがまたさっぱりしててうまい。さっくりとしたやわらかい果肉とゴマみたいな種をそのまま食うからいちごやキウイみたいにプチプチ、シャリシャリした種の弾ける触感とか小気味よく、味は香り、甘みもくどくなくさっぱりしてて非常にうまい。カロリーも抑えめであります。

IMG_20131101_073712

ドラゴンフルーツ – カロリー計算/栄養成分 | カロリーSlism
↑ 頃合いの大きさの実を半分食べて65kcal程度。食いやすい。

また皮の部分の色の鮮やかさが見てて清々しいピンクであります。実を食べ終わって内側から見えてくる皮の鮮やかなピンクもこれまた綺麗。

IMG_20131101_074444

これまた自分のベストフルーツ入り。ドリアン、マンゴスチンに続いて3番めぐらいかな??しかし今までタイに居た7年間、ホントぼさっとしてたんやなー。こういうのに気づかなかったのは。。。

ปลาทอดสมุนไพร プラートートサムンプライ 2013年10月21日

IMG_20131020_200602

ここ1年ぐらいは食事はほとんどタイ飯を食っています。

朝は自分で焼いたパン食になるけど、それ以外は特に理由も無ければほとんどタイ飯。地の物、ローカル食だから安いし、どこでも食えるから。んで、できる限り新しい店、新しいメニューを試そうとはしているが、まあタイに7年近く住んでいると普通の生活の中で食べられるメニューなんてのは多分ほとんど食い尽くしている。なので目新しさはほとんどなくなってくるのだが、、、

昨日の晩飯に食べた ปลาทอดสมุนไพร プラートートサムンプライ。魚の揚げ物なんだけどだいたいタイの魚の揚げ物メニューっていろんな薬味が付いている。これはタイのハーフの類を同じくカラリと揚げて魚の身にまぶして出してくれる。どんなのが入っているかというと、

プリックタイオーン พริกไทยอ่อน 若い緑色した胡椒
バイガパオ ใบกระเพรา ガパオの葉
プリッキーヌー พริกขี่หนู 2〜3cm大の極辛唐辛子
タクラーイ ตะไคร้ レモングラス
バイマクルート ใบมะกรูด こぶみかんの葉

これらに薄く小麦粉(かなり塩気を付けているが)をまぶして揚げてパリパリにしたものを上にどっさりかける。これがまた実にタイらしい香りのハーモニーでとてもうまい。この味はインドでもなく、中国でもなく、ベトナムでもなく、まさにタイだなあ。タイ料理の香りですよ。

作り方は以下の動画が参考になります。


↑ 男の料理する動画ってのはなんかテンションが下がりますな。土井勝や土井善晴ならいざ知らず。。しかも長すぎるわこの動画。。。

魚料理も別に今まで特には好き嫌いなく普通に食べてたと思うけど、ちゃんと気をつけてみてみると以外にまだ食べたことない味なんかがあったりするんですな。。久しぶりにこういう新しいものを選択してアタリを引くと嬉しくなります。ただしこの料理、魚からトッピングから全部揚げ物なので食い方考えないと絶対胃もたれします。。。