イサーン タイの田舎写真 2015年04月18日

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↑ ベランダに出現したチンチョック、やもり。

カメラにまだまだソンクラン(タイ正月)期間中に彼女の実家であるヤソトンに戻った時の写真が残っていたのでアップしておきます。

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田んぼの掘っ立て小屋で老人と一緒に過ごす犬たち。大自然と適度に訪れてくれる人間たちとで最高の環境、ノーストレスで生きてる犬たちです。

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刈り入れ直前の田んぼ。稲が青々と伸びております。

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自然の中にに生きてるがやっぱり人間の残飯は大好き。多分贅沢な味がするんだと思う。

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田んぼのあぜ道を歩き回る放し飼い鶏。美味しんぼなんかだとこういう鶏が一番うまいと言われるが、タイでも放し飼いの鶏はガイバーン(地鶏)と言って大事でおいしいという。

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対してこちらはタイの闘鶏。こちらは家で大事に囲って飼われている。

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こちらは市場で買ってきた雷魚丸焼き。塩を打ってこうやって炭火で丸焼き。口の中に入っているのは香草。そういえば何を詰めるのかは確かめたことがないな。。

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この時期の市場にて売られている花柄、アロハのソンクランの正装。基本皆田舎でもこういう服を来てソンクランの暑い季節を祝います。

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今回、ヤソトンの市場歩いていて初めて知ったこと。「おたまじゃくしも食うのか。。。」おばちゃんの前にある金のお盆、載ってるのはおたまじゃくしです。どう食べるのかも聞いてないけど食うらしいです。。。

รากบัวเชื่อม ラークブアチュアム レンコンのお菓子 2015年04月16日

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以前にちょっとだけ触れたことがありますが、タイではレンコンは野菜、根菜というよりかはどちらかというとお菓子の材料にする食べ物的な扱いを受けています。

最近はあまりバンコクでは見ないものの、市場なんかに行くと見かけることもある รากบัวเชื่อม ラークブアチュアム。ラーク=根、ブア=蓮、チュアム=シロップ、で蓮根のシロップ煮というお菓子になります。昔は田舎のほうはろくなお菓子がなくてこういうものが嬉しかったそうな。

この写真のラークブアチュアムも自炊して作ったやつで砂糖はかなり薄めに入れて作っている。甘さはさらっとするようにして調整してうちの彼女が作った。食べてみてみると蓮根自体にクセのある匂いなどはないので歯ごたえサクサクでほのかに甘くておいしい。市場で売ってるやつは多分超甘シロップだろうからちょっと勇気がいる感じだが、多分一回は食べてみて損はないものだと思います。

イサーンの田舎はやっぱり動物が多い 2015年04月11日

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↑ 田んぼの真中で放し飼いの犬。お日様の高い昼間は木陰でぐったり。最高の環境で生きてますなこの犬達は。

というわけで本日はタイ正月でありますソンクランの連休に突入してますが、僕はその前の週の3連休に1日だけ有給を付け足して1週間早いソンクラン帰省(彼女の実家)に行ってきた訳ですが改めて撮った写真を見ると動物が多いなあと思う次第。Twitterなどでいろいろすでに上げているものも多いですが、一回まとめておきます。

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実家の田んぼの畦道の脇に生えてる木の根っこの穴に子供を産み落としたワンコ。直径30cmぐらいの穴なんだけどそこに生まれた子犬が3,4匹。母親の犬が穴に入って授乳させるんだけど、穴が小さいから子供が圧死しそうで心配でしたが、器用に入っていって問題なさそうでした。写真では母親犬の足がちょっとだけ見えてる程度。

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田んぼの脇で飼われるアヒル。こちらは柵付き。なぜか一匹しか残ってなかった。以前犬どもにあまり食べ物を与えてなかったら腹を空かしたのか、一緒に飼っていた鶏を食い殺したそうな。いやー、犬に血と生肉の味を覚えさせたらダメだって。。。アヒルも食われたか??

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鶏は大量に放し飼い。帰巣本能が強いんだね。田舎はどこでも鶏は放し飼い。しかしこの田んぼの鶏は広大な自然の大地を走り回ってる。追いかけて行くと田んぼの水の中にじゃぶじゃぶ入って稲の間に隠れてしまった。

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先日も紹介したお寺に居た三本足の牛。神々しい。タイの人は滅多なことでは動物は殺さない。

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彼女のお姉さん宅のワンコ。こんなケッタイなかっこで涼みに来る。目の離れたぼっさりした感じの顔つきで愛嬌があるいい感じです。

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これもお姉さん宅の猫。人間様の座る場所に砂だらけのまま勝手に上がってくるからいくら箒で掃いてもすぐ砂だらけ。

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こちらは彼女の実家の猫。「毛繕い中失礼します。」「ワシ、今忙しい。」

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4月の日差しに軍鶏もダレ気味。。。

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こちらも鶏。。実家の。。。生き物はみな仲良く共存してます。。。

ขนมจีน カノムチーン制作現場 2015年04月10日

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彼女の田舎に行くとタイのそうめんみたいな ขนมจีน カノムチーンをよく買いに行くところがあって、そこの家は家業がカノムチーン作りのようで、売ってる横のスペースで作っている模様。一回カノムチーンてどう作るのか見てみたいなあと思っていたら「明日10時に来たら見せてあげるよ、ちょうどまたその時間から作り始めるから」とのこと。ちょっと到着時間が遅れたが見てきました。

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未だに薪で釜を炊いてるらしい。薪が山と積み上げられていた。

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カノムチーンは米の粉を塩と水で練って、お湯の中に麺状にしぼり出して茹でて完成させるらしい。これは材料になる米の粉。もち米ではなく普通のタイ米らしい。

この家は3世代に渡ってカノムチーンを作ってるらしいが以前は材料の米の粉まで全部この家で用意していたらしいが、政府だか、農協みたいな団体だかわからないが「品質がよろしくなく、売れない」と難癖が付いて検討の結果10年ほど前から他で作ってる米の粉を購入して製造するようになったらしい。多分、それはよくある嫌がらせと利権で「ここから材料買うなら、流通させてあげるよ」的なものでしょうなあ。どうしようもなかったんでしょうけど、オリジナルの材料で頑張って欲しかったものです。

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米粉を練る機械。朝10時と言われていたが先にタンブン(積徳)に行くということで遅れて行ったらこの行程は見れなかった。。。

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練った米粉はこんな機械でモーターでホースに送ります。年代物なのか超ガビガビ。モーターも力ない年寄りみたいでガタゴトガタゴトといつでも「ぷっすん。。」と止まりそうな感じで動いてました。

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釜はこんな感じで薪で炊いてます。

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ポンプから送られた米粉はこのシャワーヘッドみたいな口を通してお湯の中へ。。もともと麺自体細くてすぐ火も通るんでしょう、茹で時間も30秒程度ですぐ上げてました。

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茹で上がったら網ですくって3つの桶に張った冷水でよく洗い、

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普通にこうやって手で個別に分けて行きます。

ちなみにやっぱり田舎なんで鶏とか犬とかが放し飼いですが、ここの鶏はカノムチーンで育ってますな。こうやってこぼれた細切れなんかをついばみに鶏がうろうろしてました。

んで、完成品が一番上の写真みたいになります。今まで見たことなかったけど、イサーン(タイ東北部)スタイルのスープが透明なカノムチーンナムヤープラーで盛り付けるとこんな感じです。

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米粉は水を加えると大気中のバクテリアですぐに発酵してくるので、ちょっと酸っぱい臭いがしてきます。それを蒸すとインドのイドリー、水分量多くして麺状に茹でればタイのカノムチーンになるという感じでしょうか。

何気に劣環境に強い ปลากัด プラーガット 2015年04月09日

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彼女の実家の風呂場の水桶(タイの田舎の古いスタイルの風呂場の場合、大きな水桶に水を貯めて手桶でざぶざぶ被りシャワー代わりにする)の中に一匹の ปลากัด プラーガットが居た。多分ボウフラ対策なんだろう。

プラガット – アクアリウムWiki

毎日毎日手桶で水をざぶざぶ掻き出され、その後は蛇口から直接水道水をドバーッと注がれる環境で、水桶も水深1m程度、その底で元気に生きていた。しばらく誰も使ってない時に手を洗いに来た時なんかはこのプラーガットも水面近くまで上がってきたりしてるが基本底に居る。

てことはかなりこの魚、水の流れや水道水にも強いはずである。日本のサイトでベタの買い方のページなどを見ていると「ベタは狭いところが好きだから大きな水槽は負担になる」とか、水の淀んでる浅瀬のところにいるからあまり水深のある大きな水槽は向かない」とか、「水道水はカルキ抜きしてから」など書かれているが、絶対そこまで気を使う必要はないはずである。というのもタイのプラーガットの養殖業者でそんな細かいとこまで気にしてる人間は皆無と思われるから。。みんなかなり適当にやってるはず。

こんな細かい事は我関せずに雑な環境でタフに育ってるプラーガットだから上に書いた彼女の実家のような水桶の中でも元気に生きてるわけだ。

てなわけで僕は最近ボトル一本でフィルタやぶくぶくつけずに簡素にプラーガットを飼っているが、多分何も問題はないはずなんである。。雑に扱っても簡単には死なないし、愛嬌あって中々可愛いプラーガットは最近のお気に入り。しかし、もう一匹プラーガット・マハーチャイのメタリックグリーンに光る奴を飼いたい。。。

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