やっと5年来の車のローンを完済 2015年03月19日

Bukit Padang From The Main Road

2010年の春に生まれて初めて車を買ったが、そのローンを今月なんとか払いきって無借金状態へ戻ることができました。

いやー、やっぱ5年間長かったな。もう金輪際こんな長い借金は嫌だなあと思ってしまった。車の5年ローンでこんな感じなんだから自分は絶対家なんか買えないと思う。ローン背負うのが嫌になって途中で売り飛ばしてしまうのが目に見えている。

まあ、しかし久しぶりに完全無借金状態ってのはいいですな。身も心もフリーになります。どこかへ飛んで行ってしまいそうですわ。

車も一応ローンが終われば車両登録証をローン会社名義から自分の名義に書き換えることが出来、自分の名義の車だとタイから国外に車に乗って出国することも可能になるのです。ローンが終わった後、タイからラオスをドライブしたり、バンコクからシンガポールまでのマレー半島縦断ドライブの旅を完遂した人も会社には居るのです。

ちょっとマレー縦断は興味があるのでいつの日か実現したいもんです。。。

มะม่วง マムアン、マンゴーの季節 2015年03月16日

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“DSC_0044.JPG by Naruemon Buengmoon, on Flickr”

3月に入って半ば、もう後1ヶ月でタイ正月のソンクランを迎えます。季節的には一番暑い酷暑期。そしてこの時期からタイはフルーツのおいしい季節になります。

ข้าวเหนียวมะม่วง
“ข้าวเหนียวมะม่วง by Jarawee S., on Flickr”

ソンクランで一番に思い浮かべるのはมะม่วง、マムアン、マンゴーですな。日本でも有名なのは、黄色に熟した甘酸っぱいジューシーなマンゴーだと思いますが、それ以外にもタイ現地では熟してない青いマンゴーも普通に食べます。熟してないので歯触りゴリゴリで噛みごたえがあり、甘みはほとんどなくさっぱりとした酸味があって、これに甘辛いタレを付けて食べたり、千切りにしてヤムマムアンにしたり、はたまたこのヤムマムアンを揚げた魚の上にトッピングして食べたりします。

ตำมะม่วงปู
“ตำมะม่วงปู by Sugree Phatanapherom, on Flickr”

どっちかというと果物というよりかは野菜という感じで食ってますな。昔からこの時期には豊富に取れるものだったからか食べ方は実に豊富です。当然ながら熟した黄色いのはデザートとしてカオニャオマムアン(マンゴーと甘く炊いたもち米を添えたもの)なんかは西洋人にも大人気。

実際、ソンクランに彼女の田舎に向かってる途中でも道路の脇のほうでマンゴーの実を取っている家族をよく見かけるくらい。普通に家の庭や近くの林の木にいくらでもなってるから適当に取ってきて食べる、そんな感じ。

Tong-dum-3

最近もまた、มะม่วงแก้วขมิ้น、マムアンゲーォカミンという、外目は熟していない緑のマンゴーで、切ってみると中身は黄色で熟したマンゴーのよう。でも食ってみると歯触りゴリゴリですっぱい熟してないマンゴーというちょっと変わった品種のものも初めて食いました。聞いてみると別に新しい品種でもないみたいで多分昔からあるものなんだろうけど、タイに8年居てもまだまだ知らないこといっぱいでおもしろいもんですな。

さあドリアンの季節まであとちょっと。

iPad miniのボリュームキーが効かないのは無償交換になったけど。。。 2015年03月14日

NYC - Apple Store, West 14th Street - Genius Bar

前回落とした時からiPad miniのボリュームダウンキーが効かなくなっていると思っていたが実際にはその前からおかしくなっていたのかもわからないし、傷も全く付いていないからアップルのショップに持ち込んだらちゃんと見てもらえるかな?と思って行ってみた。

スタッフがキーが効かないのを確かめた後、シリアルをアップルのサポートシステム(だと思う)に入力してすぐに「サービスセンターに持っていけばいい」とのこと。「持って行ってどうすればいいんだ?」と聞くと「無償交換できる」と。

お!無償で治るのか、そりゃあいい、と思って一旦自宅に帰り、iTunesでデータのバックアップ取ってからセントラルワールドの斜向かい、アマリンプラザへ。3階にiServeというサービスセンターがあって、そこで交換してくれるとのこと。行ってみるとシリアル調べた次の一言、「じゃあ、交換するから1週間待って」「1週間!」そんなに待つのかと思ってたらそれだけでなくどうも今の手持ちのiPadをその1週間預けないとダメらしい。仕事で使ってる人とか1週間預けるなんて納得できるんだろうか??

「1週間は長すぎるからなんとかしろ」と言うと「できない」の一点張りで話になんないので話の出来る人に変わってもらってもうちょっと話してみる

「タイに交換用の在庫がないから、シンガポールに故障品を送らないと行けない」
「客には1週間と言ってるがだいたい問題なければ3,4日で届く」
「別に旧機種だから在庫がないわけではなく新機種でも交換用在庫は1台もない」

などなど、ある程度理由やら聞き出して事情が解ってきたので「まあしょうがない、フリーの交換だし」ということで預けて来たが、こっちの従業員の説明の下手さはなんとかならんのだろうか?従業員本人の問題ではなく、多分本人の業務以外に必要のない情報はまったく教えてもらってないから、「どうにかしてくれ」と言ったって、他の方法を考える知識のバックヤードもないし、ただただ「できない」の返答しか返せない。毎回納得のいかない件については上の人を読んで事情を説明してもらわないとまともな説明が得れないのはホントにうんざりする。「俺は決められた通りの仕事をしている」と自信満々で平行線の会話を展開する従業員のメンタルもちょっとどうかと思うんだが、まあ、相手の立場に立った言動を優先してってのが普段から教えられてないんだろうからしょうがないのか。。。最初のショップの店員も知ってるんだろうから一言「交換は1週間ぐらいかかるよ」とか言ってくれると過度な期待をせずに良かったってのもあるんだけど。。

というわけで愚痴愚痴になってしまいましたが、いつもの通り最後まですんなりいかないタイのサービスセンターでした。。。

お一人様インド飯のトライアル 2015年03月10日

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“20130113_TempleHop_011.jpg by Nathan Cooke, on Flickr”

昨日はまた久しぶりに一人で職場の地下にあるMrs. Balbir’sというインド料理レストランで一人晩飯。インド料理ということで米かチャパティもしくはナンのようなパン系がないと話にならないところではあるが、炭水化物は摂りたくない。それでもマサラの香りに浸りたい、インドのチーズであるパニールを食べたいという欲求が勝り、とりあえず食うことに。

さてさて、ここでどうやってカーボン(炭水化物)を食わないようにするかが思案のしどころでありますが、結局のところ

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インディアグリーンサラダ
パニールティッカ

の2品にとどめて晩飯としました。これなら米もパンも食わずにローカーブな晩飯に仕上げられる。が、なんかインド飯でこういうのをするとなんだか玉ねぎばっかり食ってるような感覚になります。それとパニールティッカがマサラのヨーグルトペーストに浸けられていて香りがあるとはいえ、やっぱインド料理屋に来て汁もののカレーが食えないのがちょっと残念な気もしてもうちょっと改良の余地のあるお一人様ローカーブメニューです。

でもまあこれはこれで満足。一人でパニール大盛りが食えるので。。。

Pattrawut Muti 「My Inspiration」と「Infinity Imagination」 2015年03月09日

日本からタイに持ってきた筋肉少女帯のCDを結局持て余し、それならeBayで英語圏の人に売ってしまおうと。海外に住んでて日本の音楽を自由に入手するのが難しい(いわゆるiTunesなどのオンラインのmp3ショップにも置いていないちょっと偏ったセレクションや、mp3のようなデジタルではなくCDのような現物が欲しい人たち向け)人たちにアピールすれば売れるんじゃないかと思ってたら、出だしからちゃんと売れております。

その中で、筋少のCDを3枚いっぺんに購入してくれたアメリカ人から「お前はタイに住んでるんなら、このタイ人アーティストのCDを持ってないか?持ってたら買いたい」と言われて紹介されたのがこのPattrawut Muti氏のアルバム。

初めて聞くアーティストの名前をぐぐってみて、YoutubeでアップされているPVを見てみるとインストで結構テクニカルに弾きまくりメタル。へぇ、タイでもこういう人が居るんだと興味を持ったので、そのアメリカ人に「面白そうだから、探しみるよ、ちょっと待ってて」と返答し、早速CD探し。タイの場合アーティストがリリースしたCDというのはよっぽどの話題性や販売数がないとリイシューや再プレスされることがほとんどなく、発売時の在庫が途切れるとほとんど街中で見かけることはなくなる。だから数年前のCDを見つけるというのは中々至難の技。現在タイのiTunesストアを確認してみると、大手レーベルのGrammyの毎年年末に発売されるその年に流行った曲の一年分の総まとめコンピレーションが少なくとも僕がタイに来た2006年からすべての年のものがあったので権利関係なんやらで再プレスができないということではないようだ。単純に再販でモノの先行投資をして回収するのがめんどくさいのかCDというモノで売るのは避けているみたい。(特に今の時代はCDなんて売れないし)

なのでアルバムタイトルでぐぐったりしてしたら、バンコクのソイランナムというところにあるメタルショップのサイトが出てきた。「タイにも、今の御時世でもメタルショップなんてのがあるんだ」と感心しながら、そのお店を訪問。日本もタイも変わらず、アパートの一室の薄暗い店内で店主が迎えてくれました。やはり今は実地販売よりもFBやサイト経由でのオンラインで販売がメインっぽく店主の奥さん?が入荷したCDのサイトへの掲載に忙しいご様子。

Triple Six Thailand : Triple Six Thailand

ただ、そこで聞いてみてもやっぱり在庫はないとのこと。店主に聞いてみると「ネットで本人に聞いてみれば?本人か、そのアルバムリリースしたレーベルならまだ多少の在庫は残ってるんじゃない?Day One Record、これそのアルバムをリリースしてるレーベルの名前だから」と教えてくれた。

DayOneRecords-Thailand

さっそくFBで名前検索。あー、居ます居ます。FBのメッセンジャーで問い合わせてみたら在庫があるとのことで、とりあえずこの時点で質問して来たアメリカ人には「本人から買えるよ。FBでコンタクトしてみな」と返信。喜んでました。

一番上の動画ではリフやフレーズがまんまアメリカン・ロックで彼がビデオで着てるTシャツを見てもわかりますが、Van HalenやSteve Vaiあたりのギタリストが彼にとってのヒーローなのだろう、音的にもそんな感じがする。今回手に入ったのはアルバム2枚。「Inifinity Imagination」と「My Inspiration」。個人的には「My Inspiration」が好みの盤で、一番上のビデオとは若干趣が異なりこちらはIron MaidenからHelloween系への流れの英国/ユーロ パワーメタル系。タイのメタル速弾きギタリストとしてその系統ではそこそこ名前が通ってるらしく、彼のアルバムをリリースしてるDay One Recordもタイ北部チェンマイを中心としている(もしかしてPattrawut氏がレーベルオーナー?)レーベルで、ハードロック好きの同僚によると、バンコクでのタイのインディペンデント系のメタルイベントなんかではよくこのレーベルのバンドが来てるそうだ。タイのインディ系のメタルのアクティビティは北部チェンマイで活発のご様子。

さらには僕がこのブログでも数回書いたことがあるタイの土着トライバルミュージック、モーラムのスケールやフレージングを意図的に取り混ぜて少しアジア臭さを出していて、単純にアジア人の欧米音楽への憧れ=単純にコピー的な音楽にならずにタイらしいオリジナリティをかもし出しているのも面白いところ。

自分はもう40近いんでさすがにメタルインストで一時間近くは結構聞き疲れしますが、でもライブでこういう弾きまくりで、踊りまくりの開放空間は楽しそうで、もしバンコクに彼が来た際には一度ライブに行ってみようとは思います。

さらに、近いうちに一度チェンマイにも行ってみよう。旅行もそうだし実際に会って話も出来そう。