David Byrne & Brian Eno “Everything that happens will happen today” 2011年03月30日


↑ Strange Overtone。上記アルバムからのカット。いい曲。歌詞の世界も好き。

David Byrne & Brian Eno “Everything that happens will happen today”を買った。2008年に発表されたアルバム。オンラインでの販売形式になっているが、AmazonMP3iTunesに依存せずWebサイトでの販売になっていて、決済は直接クレジットカードかPaypalを使う。アルバムフルでのダウンロードは8.99$。金額的にも気軽なので買った。今年に入ってからMP3のWebからのダウンロードは2回目。前回Trent ReznorとAtticus Ross制作のSocial NetworkのサントラをDLした。これもアルバムフルで5$。これぐらいの金額のアルバムだとかなり気軽に購入できる。財布のひもが緩まる。実質BitTorrentを使えばフリーでDLできてしまうところだが、これぐらいの金額でオフィシャルの音質で高解像度のジャケットのピクチャーもついて(英語でもいいからライナーノーツがつくとさらによい)ということならこちらを利用する。昔iPodを購入してiTunesのMusic Storeを見たときにすごいなと思ったもんだが使っていくうちにいろいろ問題が。まず国ごとにStoreが分かれていてUSAで買えるものが日本で買えなかったりで歯がゆい思いをするし、やっぱりいかんせんまだアルバムフルでDLしようとすると高い。 Continue reading “David Byrne & Brian Eno “Everything that happens will happen today” 2011年03月30日”

タイからUstream視聴したいんだが。 2011年03月12日

#1 on Ustream!

地震の3月11日から一夜明けて、土曜日はほとんど福島原発の状況ばかりが気になる日だった。

そんな中、今までタイからアクセスしようとするとw3.mict.go.thという政府系サイトにリダイレクトされ、まったく見れなかったUstreamが他のプロバイダだと見れているということが判明。ちなみに僕はtrueのインターネット回線を契約しているが、前のアパートでTOTに散々な目に遭わされたのでTOTは使わない。TOTの回線しか引けないアパート、コンドは居住の対象外として考えていたが、TOTだとUstream見れるらしい。。。

ずっと政府系サイトに飛ばされるので国がフィルタリングをかけているのだと思っていたが、プロバイダごとに状況は異なる??なんのため?ISPとしてサービスに差別化を計るのはOKとしても見れる・見れないのサイトがあるというのはどういうこと?実に不思議だ。意図が見えない。。。 Continue reading “タイからUstream視聴したいんだが。 2011年03月12日”

ネットカフェならぬネットバー?ネットパブ? 2011年02月20日

Ah... the Internet Pub

高円寺からの来客、K森君とT村君は今日はワットプラケオワットポーという王道観光コースを回っているようで、僕は家でブログ更新やら5月に友人の結婚式が行われるドイツ行きの費用計算などをしていた。

タイからドイツ行きのLCC(ローコストキャリア)ということになるとairberlinになるのか?ざっとネットで航空券を検索してみても大体28000B-30000B以上になる。2人分ということになると結構な出費である。年末年始にかけてそれなりに金を使っていたので貯金が。。。。しかしちょっとがんばって検討を進める。

ホテルの値段とかも見てみるかとAmazon.comのKidleストアで英語版のLonely Planetのドイツのやつを購入。Kindleの英書は別にアメリカ発行のクレジットカードでなくても買えるのでiPad、HTC Hero、PCで結構利用している。すべて同じアカウントで使っていると1つのデバイスで1冊購入した後、他のデバイスも同期して複数のデバイスで見る事ができるのでこれもまた便利な点。しかし読んでみると結婚式があるBielfeldはまったく情報が載っていなかった。。。

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そしてお二人から声がかかりワットポーまで車を出してお迎えに行ったがさすがに昼の暑さに結構参っているご様子。 Continue reading “ネットカフェならぬネットバー?ネットパブ? 2011年02月20日”

MacでPHPを使い始めるまでがめちゃ簡単

ちょっと簡単ながらもサーバ側のプログラムを作ってみようと思い、MacでphpとWebサーバ立ち上げてテスト環境を作ろうとしたんだが、あまりに簡単でびっくり。

Macには標準でPHPがインストールされている。Snow Leopardだと5.3.3かな。でもWebサーバ(apache)で標準で使えるようにはなっていない。このままではTerminal経由でしか使用できない。

なんで/etc/apache2/httpd.confを編集する。

#LoadModule php5_module libexec/apache2/libphp5.so

↑このコメントアウトを外すだけ。sudo viで開いて/phpすりゃすぐ見つかる。

ファイルを更新して終了し、System PreferenceのSharingから、Web Sharingを有効にする。

これだけ! めちゃ簡単だ。そりゃあ、やっぱWebアプリ開発のエンジニアならMac使いたくなるわなあ。そもそもUnixなんだからWebアプリ開発に関してはMacやUbuntuのほうが正統ですわな。しかし、準備の手順がこれだけ簡単なんは素晴らしい。Windowsだと、php入れてapache入れてってしなければいけないし。

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「Delivering Happiness:ザッポス伝説」を読んで

やっとzapposのCEO、トニー・シェイの「Delivering Happiness(邦題:ザッポス伝説)」を読み終えた。僕はiPadの電子書籍版を買いましたが紙の書籍でも売ってます。バンコクであれば紀伊国屋書店では平積みで売られていました。

顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説―アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか 顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説―アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか
トニー・シェイ,本荘 修二 監訳/豊田 早苗 訳/本荘 修二 訳

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まずザッポスを知らない人には以下のサイトを

米国ザッポス「顧客にWOW!をお届けする」奇跡の経営,その本質を探る:In the looop:ITmedia オルタナティブ・ブログ

ザッポス本家のサイト

最初にいつも読んでいるブログなどの書評で「Delivering Happiness:ザッポス伝説」の書評が出回っていたのを読んだのをきっかけにiPadでの電子書籍版を購入。そもそも個人的経験からは大学生時代に某大手電気メーカーで販売したパソコンの使い方やトラブルの相談などを受けるコールセンター業務を経験したことがあるんだが、基本的にそこでの業務のまわし方は時間単位でいくつのコールを受けることができたかを基本とするセオリー通りの管理手法だった。大学生の自分はそこでとにかくユーザからの電話はとにかく短くするように教えられて、例えばPCの調子が悪いのでOSの再セットアップを行おうとするユーザからのコールを受けても、ちょっと操作してPC側のファイルコピーなどの作業待ちが発生すると、一度電話を切ってまたかけてもらう。次に同じ担当者につながる保証はまったくない。そういうやりかたでホントにユーザが納得してるのかが非常に疑問ではあった。でも今の今までコールセンターの効率は重視するが、顧客満足の点を重視する考え方は聞いたことがなかった。そういう中でこの「Delivering Happiness:ザッポス伝説」を見つけて是非読んでみたいなあと思った次第。

読み進めて行って序盤の子供の頃のエピソードやリンクエクスチェンジ、ザッポスの開始時点の話などはやっぱりおもしろくてぐいぐい読み進めて行けるがやはり中盤以降ちょっと引きが弱い感じがする。途中のレイオフの話やアマゾンとの株式交換による子会社化の社内発表の際のEmailがそのまま掲載されていて興味深いのだが、個人的には話のテンポというか流れが寸断されるようで(話自体は続いているがどうも流れの勢いが変わるようで)読み進める勢いが落ちる。とはいえ、非常におもしろい本であることは確か。後ちょっと分量が多すぎる気が。僕が読んでいたのはiPadの電子書籍版。フォントサイズを変更する事によって総ページ数は変化するんだが、僕が読んでいたフォントサイズでは約680ページ。この量はどんなに面白い本でも中だるみしてしまう分量だな。

ネット系ビジネスの本を読んでいてよく思うのはアメリカのベンチャーやる人間ってほんとにリスクが好きだなあと。ま、それだからベンチャーがベンチャーたる所以なんでしょうが。

私たちは誰もがリスクを取る事を恐れず、失敗することを怖がらずにいてほしいのです。失敗しないということは、必要なリスクを取っていないことを意味するからです。

日本人的にはリスクを取って人よりもビッグなリターンを狙う、という人間が少ないですな。ホントにみんなノーリスク型が大好き。確かに僕もハイリスクというのはちょっと踏み出しにくいのはあるが、無難な誰もが選ぶような選択肢、というのはあまりに自分がそれをやっている意味が感じられなくて嫌気が刺してしまう。だって、リスクが少なくて失敗しにくいということは誰でもができるということだから。

自分的には前向きなリスクテイクと前向きな目標を持てるようなマインド作りをやってかないとこれから先も仕事が忙しくなってくるだろうし、ストレスがたまってしまうでしょうな。ちなみに今の仕事ではストレスはございません。やりたいようにある程度はやらして頂いてます。ストレス溜まるような職場であれば辞めるべ。基本的には楽しい仕事だけをやりたい。楽しい仕事だけで会社も個人的にも商売およびキャッシュフローを成り立たせたい。

この本の中でトニー・シェイの生い立ちは9歳でミミズ牧場(養殖)のビジネスを作るときから始まっているそれからこの人はずーっといろんなミニマムな商売を試行錯誤でいくつもやってるんだが、こういう風に半分趣味で商売をTry & Errorしていく過程で失敗要因を排除していく練習ができてるんでしょうな。趣味的だからこそ時間を忘れて没頭したりできるし、人よりも思慮深く商売をマネージできるから差別化ができたり競合より秀でたりという側面も出てくるし。とかく商売はこなれればこなれる程上手になっていく?ワシ自身も早く自分の商売を始めんといかんなと思い直す次第。

ついでに書いて置くとトニー・シェイがレイブパーティーに開眼する下りがある。

グループの中で最も論理的で合理的と知られるこの私が驚いたのは、自分を押し流す抗いがたいスピリチュアルな感覚でした。宗教的な意味ではなく、そこにいる人たちはもちろん、世界中の人々と深くつながっているという感覚でした。

-中略-

規則的に刻まれる歌詞のないエレクトロニックなビートが心臓の鼓動をひとつにし、それが集まった人たちを一体化していました。

ああ、大学生の頃rainbow2000(1997年)で開眼した感覚を思い出した。短い文章でかっちり言い表してくれております。久しぶりにレイブパーティ行きたいなあ。バンコクはやってないかいの?やっぱパンガンか?