映画の二時間っていうのは無駄に長いよね 2013年06月15日

February 23, 2010 B - Movie Theatre
“February 23, 2010 B – Movie Theatre” photo by Saire

ふと、今日huluを眺めながら思ったこと。

映画の二時間というのは、わざわざ劇や映画を何日も前から友人と約束しておめかしして、電車乗って繁華街まで出掛けて楽しむような時のために設計されていて、そこまで手間かけてお出かけしているのだから、ゆっくり時間取ってよく練れた長めのお話を楽しんでください、というサービスなんだと思う。

だからレンタルビデオで映画の貸出が始まった段階で一本二時間のストーリーというのは既に無理が出始めていたんだと思う。家で好きな時に映像が見れるようになった段階で、わざわざ自分の生活を映像イベント(映画の上映スケジュールやテレビの放送スケジュール)に合わす必要がないので、今度は逆に自分の生活ペースに合わせて細切れに合間を埋めれるようなものがニーズが高まると。

それがインターネットでもっと手近になった今、特にyoutubeやniconicoみたいなサイトをみんなが利用するようになった今では多分多くの人が2時間は苦痛だと感じているんじゃないかと想像してます。

だから、これからの映像作品、お金を取るようなものでも、標準10分、15分、30分程度で完結するもの、長くて60分でないとみんなそんな長い時間中々取れないよってことでついて来ないでしょうな。

そうするとTVの1時間番組のCM抜きコンテンツだと約40分ぐらいでわりとオンデマンドのペイパービュー課金には向いているんじゃないかと思うんですが、中々そんな方向には向かないっすね。

個人的にはhuluで流してくれているDiscovery Channelなどの40分番組の映像がとても小気味いい感じです。あ、でもNHKとかはオンデマンドで最近は昔の番組とか流してくれてるのか。新日本紀行とか可能であれば全部みたいもんね。多分結構売上はいいと思うんだけどな。日本国内のみっていうIP制限ともうちょっと使い勝手よくしてくれたら多分もっと売り上げ伸びると思うのに。。。

実際書いてみると、今更何を言っとる的な当たり前の結論ですな。。。まあ、いいか。。