iPhone, iPadのエッジ加工って大事なのね 2013年06月07日

ふとiPhone4のガラスのエッジ加工を見ていて考えたんだけども、このディスプレイガラスの横のこんもりとしたプラスチックっぽい素材はガラスを衝撃から守る緩衝材みたいな役目をしてるのだろうね。

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iPhone4は側面一番外側のアンテナを兼ねるメタルバンド、そしてこのプラスチックっぽい素材、ディスプレイガラスという構造になっていて、iPhoneが落下して地面に落ちると高確率で赤の矢印の方向に力がかかると思われます。以前彼女がiPhone4をアスファルトの道路に落とした時も灰色部分の素材がグシャっと崩れてディスプレイのガラスは破損なしだった。見た目は悪いが機能的には問題は出なかった。この素材が壊れることでガラスに影響が及ぶのを防いでいるのだろう。

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だから、だいぶ前の話だが、iPhone4の黒モデルが出て、白モデルが製品強度の問題うんぬんで中々発売されなかったのは、この素材のちょうどいい強度を出す白色の混合剤を見つけるのが難しかったのだろう。あの時はディスプレイガラスの裏に塗る塗料の問題だけだろうに、何をモタモタしてるのか??と疑問に思ったものだったが。。

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んでiPadの場合、メタルバンドがないからまずアルミニウムの背面が一番外側に覆い被さって来て、その後同様のプラスチックっぽい素材、そしてガラス。でもiPadはiPhoneの何倍もある重量と、メタルバンドなし、という条件を考えるとかなり壊れやすいはず。多分こういう構造にしてても1m程度の高さから落としたら絶対破損すると思います。

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こんどiPhone5の場合はどうなんだろう?iPhone4からあまりデザイン的に大きな進化はなかったように見えるんだが、ディスプレイガラスはメタルバンドにだいぶ近づいて見た目埋め込まれたような形になっていて、落下時に負荷の強く掛かりそうな角の部分にはガラス部分がより近づいているように思う。。。

これってiPhone4とiPhone5、どちらがガラスの耐障害性は高いんでしょうかね?