ダイエット?!ムエタイ?! 2011年12月21日

また会社のタイ人の同僚に「最近がんがん太ってきているね」と言われた。。。確かにね、最近またどんどん太って来ている。さらに運動しないもんだから膝や足首、肩などの関節も弱くなって来ている。ちょっとした負荷をかけると数日関節に鈍い痛みが。加齢とと共に来る体力減退と運動不足が原因でしょう。ホントに運動しなくなったもんなあ。

というわけで、このまま体の衰えに黙って対抗せず、ぐだぐだとだらしない体になっていくのはやはり本意ではない。

しかし、健康のためだけに運動するという理由付けが甘く、全く楽しくない。楽しくないから何かと理由を付けてやらなくなるというのが本音のところ。何かそれ以外の意味付けもしくは楽しみを考えないと自分は続かないのであります。

なのでせっかくタイにいる事もあるんだからムエタイのジムにでも通って体作りするか?ただ単に健康のためだけでなく、求道的な要素を加える事で楽しみがふえ、自分から楽しんで体をいじめ抜いていけるのではないかと考えた。

でもまたそれもまた追加で金が掛かってしまうのでとりあえず今できる事を考えた。

7年ほど前にダイエットした時は、QueenのWorksのアルバムの頃のライブ映像の中でフレディマーキュリーの絞り込まれた肢体を見た時に、ゲイのビジュアルに対するこだわりを少し理解したと共に、フレディってごつい脂くさいただのホモじゃなかったんだと、これは俺も負けてられない、体を絞らねば!とがんばる決心がつき、ボディビルダーのHPでダイエット、筋肉の付け方をべんきょうしながら、ジムに通って体脂肪だけ見事に10kg落とした。3ヶ月で。これが一番のダイエットの成功体験。

しかし、それ以降、ダイエットって成功しない。食生活なども日本にいる時と全く違うのでちょっと変わったアプローチが必要なのもしれない。

といろいろ悩みつつ、取り敢えずクリスマス前の12月後半からやる事は2日に一回は自宅のコンドのジムで有酸素運動不足を30分行って体の基礎代謝を上げること。これをまず一ヶ月。ちょっとゆっくりやってみよう。

基礎代謝があがれば体が全体的に軽くなるはず。消化機能の劣った胃腸も、細胞の破壊、再生サイクルが頻繁なリズムを身につければより活動も活発になり改善するだろう。

とりあえず、全体の底上げ、その後、無酸素運動の筋力トレーニングでプラスあるファをやって行こう。さあ、続くのか?!?!そしてその間にムエタイのジムでも入れるところがないか見てみよう。

ちなみに思い出して野坂昭如先生の「躁と鬱」を聞いた。1曲目に収録されている野坂先生の壇上でのスピーチ、これが結構僕の中で響いている言葉であります。大学生の頃に何気なく聞いてきた曲(というかスピーチだけど)が今自分になって来て響いているのであります。

あのー、人間あなたがたまだお若いからわからないでしょうけど、40歳ってのはものは、40にしてまどわずとか40になったら自分の顔に責任持てとかっていいますけど、40ってのは確かに、、40になってしまえばどうってことないのだけれど、40になる前にいろいろ考えちゃう年頃でもあるんですね。あのー、僕ははっきり言って、機動隊に追っかけられて息がひいひい切れちゃった訳です。そのときに、これはひどいことになったと思って、それからなにをやろうかというふうな感じでやったのがキックボクシングで。僕は今25歳ぐらいの運動性はあるんですよ。25歳ぐらいの運動性があったって、別にどうってことないんだけども、いつもあの、自分の体がもうダメになっている、ということから来る自分自身の精神的な衰えを、どうも受け入れるのがイヤで。ホント言うと、肉体の衰えというようなものと精神的な衰えから来る、精神的な衰えって言う言葉はおかしいかもしれないけれど、精神的な変化というものを受け入れながらおそらくあの、老いていくんだろうと僕は思うけども、僕の場合はそれにちょっと抵抗してみようと思って、で、キックボクシングを始めたわけです。

野坂昭如「躁と鬱」−話− より

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