洪水後のサハララタナコーンに行ってきた 2011年12月11日

after the flood 5
↑ このだだっぴろい空間に1m-3mの水があったって信じられます?

タイランド洪水! 2011年10月09日

二ヶ月程前にアユタヤ近く、サハララタナコーンの工業団地が水没する直前の写真を上げていたが水が引いた工業団地に今日言って来た。うちのお客さんの工場を見させてもらいに行き、コンピュータ、サーバ、ネットワークで復旧に必要なものをまとめないといけない。

after the flood 1

after the flood 2
↑ 2ヶ月前、盛り土の堤防が築かれていたところ。

after the flood 3

after the flood 4
↑ 公衆電話に残る水位の後。

この辺はバンコク周辺で一番最初に水没した工業団地で、水没も一番深いところで3mに達していたらしい。お客さんの工場に入ると、水は引いたものの、中にたまった泥を洗い流すため水を流しながら清掃中。この泥がまた湿気を帯びるとドブ臭いを発する。さらにサハララタナコーンは1ヶ月近くも水没していたため、金属の机や椅子なんかは既にサビが出ているようで大量に廃棄されるようだった。ゴミの量も凄い。

お客さんの工場内は水位も高かったようではっきりその後が残っていたのでEXIF情報などをしっかり消去した上で、1枚だけ載せさせてもらおうっと。

water line in the building

↑ 扉よりもずっと高い位置に水面があったことがわかる。ホントに3mも水が来たんやな。。。

うーん、しかしこれから掃除して壁紙やら床張り直して、電気、電話、LANなどの配線やって、生産設備入れ直して、オフィスの机、棚やPCなんかを入れ直していく。一回のステップで当然全部できないし、洪水被害前と同じ構成で、というわけでもなかろう。せっかくまた金かけて入れるんだったら「もうちょっとこうしたい」とか「これ、前から不満だったんだよね」的な話でも出てきていろいろ変更かかるし、まだまだ完全復旧、通常業務開始までは時間がかかりそうです。ホンマ大変ですわ。