ベスパのイグニッションコイルのギボシ 2023年08月23日

ベスパ Sprint v 150 で颯爽と街を走っていると、ブブブ、、、と突然エンジンが失火。「あら?ガス欠?」すぐに路肩に止まって再度キックでエンジンかけるとすぐにかかったりする。で、しばらく走るとまたブブブ、、、

最初どうも燃料が来てなくて火が消えるのかと思っていたが、いろいろネットで調べてみるとイグニションコイルのギボシが緩んで走行中の振動で緩んで接触不良、通電しなくなって失火。中途半端な接触不良なのでちょっとした振動があればまた接点が復活したりして(それこそ再始動時のキックの振動で接点が復活?)エンジンがかかるみたい。

イグニッションコイルはエンジンの点火には非常に大事な部品なのだけど、ステータープレートから来る電気を渡すケーブルを止めてるのがこのギボシ。これ、プラスチックのコネクタのように爪で押さえつけてたり、バネで接点を圧着させてるわけでもないから、それこそ自分みたいにすぐ部品を外したり付けたりする輩の車はギボシが緩みがち。金属なので取り付け部が開いたら開いたままのグラグラ。

というわけで結論として教訓として、このギボシは外して付けるときによほどしっかり噛み合ってない限り、毎度ラジオペンチで噛み込み部を締め付けてガッチリ噛み込むようにしないといけない。でないとグラグラで変な失火したりで無駄に頭を悩ませることになる。

というかクラシックベスパのこのコイル、クランクケースマウント部分も気をつけて見ておかないとすぐ緩んでグラグラし、変にショートするのでまた失火。ギボシが緩んでもまた失火。脆弱な部品。。。

なにかあったらまずここを見るぐらいでいいかもしれない。まあ、リアのカウルはずしたらすぐにチェックできるメンテ性なのが救いかもしれない。。。