さてさて、かねてから計画していたVespa LX125でベジタリアンフェスティバル真っ只中のプーケットまで850km程を走破しようという計画でしたが、10月1日土曜日の朝7時に自宅をスタートしました。
ラマ3に出て、ダオカノンからラマ2に曲がり、そこからずーっとホアヒン行きと同じコース。
このへんまではまったく雨降らず超快適な運転でしたが。。。(ちょうどプラチュアップキリカンのアンプームアン(県庁所在地)ぐらいまで)その後は雨続き。
そしてチュムポーンからは4号線をそのまま進みラノーン経由のコースへ。よくよく考えたらこのときに41号線のスラタニ行きを選択していたらあんな山道を走らなくて住んだんじゃないかと今では思う。
↑ ラノーンです
そしてラノーンに入ったぐらいから山道らしくグネグネとうねる道路に巡航速度80km+雨天の路面のベスパには100kmほどで追い越してくる後続車がキツく路肩走行を多用するようになりましたが。。
さて、17時半。そろそろ日が暮れる。夜中の幹線道路は危ないから次の街が開けたらその街のどっかのホテルに泊まろうか?と考えていたが。。。
雨続きで寒いのでセブンの熱いインスタントコーヒーで体を温めて。。
ああ、日が暮れるのう。。。
と呑気にコーヒー飲んで居たら日が暮れた。。。そしてラノーンの4号線は日暮れとともに一瞬で暗闇になった。街灯もなく19時ぐらいで闇。これは想像以上だった。21時ぐらいまではなんとでもなるだろうと思っていたらホントの暗闇。びっくりした。
そして濡れた路面+山道+片道1車線国道+後続車は80km~100kmで抜いていく中、自分は暗闇が深すぎて頑張って出しても60km。それでもロービームだとめちゃくちゃ怖い。路肩にトラックが止められてたりするのが直前まで気づけない。本当に光がない道。
そしてときは訪れた。路肩に置いてあるヘルメット状の白い直径20~30cmの物体がロービームの光の中に現れた瞬間、
「うおっ!!!」
ズガシャッ。。。
60kmぐらいで突っ込んでコケたけど、ちょうどガードレールの途切れ目で路肩の草の中にツッコミました。対向車線から地元の兄ちゃんたちがバイクで通りがかり、「おいおいおい!誰かコケてる!ちょっと戻れ!」って感じで駆けつけてくれて、そのまま1人が自分のベスパを運転して、自分はその兄ちゃんの後ろに乗って近くの病院まで。
で、こんななりました。思ったほど大怪我していなく、擦り傷と打撲ぐらいか。運がいいわ。。
バイクは横っ面に大きなキズが。
勲章付きのバイクになってしもうたな。。。LX125よ。草の中に突っ込んだから牛糞が付いてるな。そしてハンドルが曲がって30度ぐらい横にハンドル切らないと直進できなくなってました。もうプーケット行く気力をすっかり失ってしまいましたわ。どうやってバンコクに戻るか思案じゃのう。。。
とりいそぎ病院から一番近いホテルまで30度曲がったハンドルで自走移動。病院行ってたくせに一息ついたら即ビールを開ける自分が居りました。(これ後のお話の布石です)。
明日へつ・づ・く。