ADTProというApple IIcのシリアルポートにPCを接続してデータを送り込み、フロッピーにそのデータを書き込むことの出来るツールがあります。
これがあれば、各アプリケーションの5.25インチのフロッピーディスク現物がなくても、空の(それでもやっぱり5.25インチ1DDのディスクは必要)ディスクにインターネット上に転がっているフロッピーディスクイメージを書き込んで実機で使えるようになる。
シリアルポート経由でデータ通信するのでPCとApple IIcを結ぶシリアルケーブルが必要。PC側はDE-9、おなじみのシリアル9ピンにUSB-SerialのケーブルがあればOK。Apple IIc側はシリアルポートはDIN5ピンというこれまた80年代仕様。
DIN5 ー DE9 なんてケーブルなかなか売っていない。なので自作する。
結線図はADTProのサイトで書かれているので間違わないようにハンダ付けだけすればOK。ちなみにDIN5のケーブルなんてのも今時なかなか売ってないのですが、これは楽器屋に行ってMIDIケーブルを買ってくれば使えます。
基本は下の図のようにDIN5の1と5を結線してあとは3つのラインをDE9の3,2,5にハンダ付けしてやればそれでOK。シリアルのコネクタのケースもちゃんと組み付けてなかなか見栄えよく出来ました。ちゃんと通信できたぜえ。
しかし、80年代マイコンで今のPCと接続できる通信規格ってこれぐらいしかないから重宝しまっせー。
↑ PC側にこいつが必要です。