WindowsにはRloginがあった 2015年11月13日

The Hackable Chumby

タイに来るちょっと前まで、日本でFirewallのエンジニアをしてた時にはまだまだUnix/LinuxサーバーにはTelnetでつなぐことのほうが多かったと思う。

タイに来てほぼ9年、こちらではWindows Serverを使うことが多く、仕事であまりUnix/Linuxに触れることがなかった。

それ以外には自分でLinuxが入ったVPSサーバーでプロキシサーバーのサービスなんぞをやってることもあってちょこちょこは触っていたが、さらにこのタイの9年間のうちつい最近まではMacメインで使っていたことがあってWindowsのターミナルソフトウェア事情は知らなかった。

気が付くと皆LinuxはSSHでつなぐようになっていてWindowsで使い慣れたTera TermはSSHでは使えないようだった。(今はなんか使えるっぽいです)

Puttyというのが有名なSSHクライアントソフトっぽいので使うのだがこれがまた使いにくい。Windowsをメインで使ってるんじゃないのでPutty自体もたまに使う程度で細かい設定などもよくわかってないんだが、SSHの出力のログも毎回毎回手作業でログファイルの指定してやらないとログ保存できなかった。

今回Windows10からWindowsに戻ってきてみて「あー、Puttyか。めんどいな、これ。」と思って見てみたらこんな良いソフトがリリースされてたじゃないですか。

rlogin/telnet/ssh(クライアント)ターミナルソフト
Windows8 – Windowsターミナルソフト + Rlogin が最高すぎる!! – Qiita
Windows向け高性能SSHクライアント RLogin – にーと てくのろじー

ややこしいんだけど”Rlogin”という名前のSSHクライアントソフトウェアとなっております。

SFTPや画面のカラー指定やらMDI仕様などもいいんだけど、一番嬉しいのはログ保存機能。下のヒストリーの設定画面で「通信ログを年月日を付けて自動作成する」にチェックを入れてフォームにログファイルのパスを入力としておくと

[指定したファイル名]-年月日.txt

001

というファイル名で自動的に全部Terminalからの出力はテキストファイルに落としておいてくれる。LinuxのCUIのいいところはテキストでログ取っておけば後で何をやったのかちゃんと追跡できるとこがいいんだから個人的にはLinux作業にログ保存は必須だと思ってます。なので基本的なことですが、これがちゃんとできるRloginは重宝します。