地の神様へのお供え物? หมากพลู / กรอกยา 2013年12月13日

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「もしもし、今コンドの前の7-11に居るけど何か買ってきてほしいものある?」
「セブンの前でお供えもの売ってるでしょ?私がいつも買ってるところ。そこでหมากพลูとกรอกยาを2つづつ買ってきて」
「は?ごめん聞き取れなかった。もっかい言って。。」

と電話で今まで自分の記憶の中になかった単語を発せられてまったく理解ができなかった。หมากพลู マークプルー、กรอกยา クロークヤーというらしい。

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こちらがหมากพลู マークプルー。いわゆるキンマのセットですな。これをスーパーで生鮮食品を売るみたいにパックにしてあるもの。

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こちらがกรอกยา クロークヤー。見た目の通りタバコです。

これらを毎日お店を開けるオーナーや店長あたりが店先にお供えする。注意深くいろんなお店の店先を見てると結構端のほうに置いてあったりします。んでお供えする先の神様は仏様ではなくてどうも เจ้าที่ チャオティーというらしい。地の神様、地縛霊?これは違うか。土地の守護神みたいなものに毎日お供えをするみたいな意味らしいです。そういえば、昔彼女と話をしていた際に「日本は仏教の国として認識してるかもしれないけど、神道という古来の教えもあって、その教えでは八百万の神と言って、自然のすべてのものに神が宿っていていろんな神様があるんだよ」と言ったら、「タイにも似たような教えはある」と言っていたが、その一片なのかもしれない。

ただ、外国人にこういう宗教の用語を伝えて「お使い行って来い」と言うのは過酷なので止めて欲しいよ。。日常会話の単語なら勉強中なのでともかく、こういう専門用語は今まで一度も耳にしたことがないのでパニックするからなあ。医者に行く際に英語で関連用語覚えるのでも大変なのに。。。