血糖測定器テルモのメディセーフフィットを買いました 2016年09月13日

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日本滞在中にふと思い立って血糖測定器を購入致しました。使い方はうちのばあちゃんが糖尿病で昔からこういう血糖測定器を使っていたのでだいたいわかっていた。

基本的には血液採取のために針を自分の指先にプスッと刺して、刺した周辺を押して2.5mmぐらいの半球状に血液を出してそれをセンサーチップを取り付けた測定器に吸引させて血液中の糖の濃度を検査します。

針を刺すのも最初は怖くて30分以上固まっていたが、実際にやってみると深さが0.8mmしか刺さらないように出来ているらしく全然痛みを感じない。そのかわり、皮の厚いところで穿刺(針を刺すこと)すると血液の出が悪くて針を一本無駄にするかもしれない。

昔ばあちゃんは「そりゃ、刺すときにチクッとはする」と言ってたような気がするが、今のはバネで針が皮膚にあたるショックと触感と針がささる痛みと相殺されてわからないぐらいの程度のもの。

さあこれでいろいろと和食、タイメシ、起床後、就寝前、どういう食材、どれぐらいの量で自分の体がどういう反応を示すのかサンプルデータをいっぱい取ることができるようになるのであります。これはなかなかワクワクする買い物じゃあーりませんか。

糖質ダイエットが流行っているけど、本やネットやテレビの情報を信じてやってる人は多いでしょうが、実際にデータ取ってやってる人は少ないんじゃないでしょうか。自分としては実感としても血糖のデータというのは40を超えたおっさんの体の調子に大きな影響を与える印象が強くて、これでずっと前から原因が究明できない夕食時にメシを食い過ぎた際、遊ぶことすらままならないような眠気に襲われる現象の原因追求の助けになるのではないかと思います。

こうやって具体的に数値が出てくるとさらに「この食材は辞めてあっちの食材の多い料理にしよう」とか「この状態からさらに血糖値上げると以前かなりボーっとして注意力散漫になったからアイスクリームはヤメ」という判断が機械的に出せるようになってきます。

スマホやスマートウォッチで日常の移動歩数や心拍数、睡眠時間などを取得、記録できるようになって、もっともっと具体的にデータ集めて食べ物と体の相関関係を見てみたくなりますな。そのうち血糖測定もみんなやりだすんじゃないかと思いますが、針を刺して血を採取するというのが大きなハードルですな。でもそれもそのうち唾液やら涙やら人間の安全な粘膜や体液から測定できる技術も出てくるんじゃないかと思います。

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日本で購入の場合、測定器本体や穿刺器はネット通販などで買えますが測定チップは調剤薬局でしか買えないのでご注意。穿刺器、測定チップ、測定器のセットで10,500円ほど。保険効かないとなかなか高い。医者に「糖尿病確定か、疑いあり」と言ってもらえると安くなるのかな?僕の買ったやつはテルモのメディセーフフィットというやつで、上記の10,500円は全部セット価格で、このうちの消耗品は穿刺針とセンサーチップですが、これが両方とも30回分で合わせて5,500円ほど。一日一回の測定でも一ヶ月だけでこれだけの費用がかかってしまうのはちょっと日常的にずっと測定していくのは保険適用してもらわないとキツイかもしれませんが、いろいろ自分の気になる食べ物と自分の体の反応をみたい組み合わせを描いてそれを中心にサンプルデータを集めていくのはいいかと。

タイにではテルモやニプロあたりの日系メーカーや中国のメーカーのものも含めて日本より安く入手できる雰囲気なんでまた後日これらがなくなったらLAZADAか大きめのクリニックあたりで購入してみます。

メディセーフフィット 血糖測定セット
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↑ 血糖測定キットといえど、センサーチップだけは調剤薬局で買わないといけない。この商品ページでもそのように”小さく”書いてある。