日本の穿刺器 テルモ メディセーフ ファインタッチ 2016年10月05日

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ちょうど日本に一時帰国のチャンスがあったので血糖測定に測定器ともうひとつ必須の機器である穿刺器、テルモのメディセーフ・ファインタッチをアマゾンで購入。


血糖測定器テルモのメディセーフフィットを買いました 2016年09月13日 | 野暮天ワールドワイド・YABOTEN the Worldwide

LAZADAで買った血糖測定器消耗品 2016年09月23日 | 野暮天ワールドワイド・YABOTEN the Worldwide

Accu-chek の穿刺器、Accu-chek Fast Clix 2016年09月27日 | 野暮天ワールドワイド・YABOTEN the Worldwide

以前にタイのオンラインショッピングサイト LAZADA でテルモの血糖測定器であるメディセーフの測定チップの追加購入をしたらこのファインタッチの換え針も付いてきた。だが自分はこのファインタッチという本体を持っておらず、さらにはバンコクで穿刺器単体がぜんぜん売っておらず、当のタイテルモにメール問い合わせしてもガン無視され、どうしようかと困っていたところに9月下旬うちのばあちゃんが亡くなって葬式で日本に帰ることになった。

というわけでAmazonで発注しておいて無事入手。1,830円。

手にとって見るとその感想は「ただのボールペン」。芯の代わりに針が飛び出す太めのボールペンと言った感じの作りです。ボールペンだからバネを自分の手で押し上げれば針を換えなくても何回でも使える。前に買った使い捨て穿刺器メディセーフ・ディスポなんかは針のカートリッジ単体で使えて本体が要らない代わりに構造上完全に一回使い切りといったものだった。

それから比べると医療的な判断からは全然オススメできないんだろうけど同じ使い捨ての針を使って何回も穿刺できるような構造です。経済的には非常に効率的。ただ、針自体を事前に脱脂綿で消毒するといったようなオペレーションは不可のため、何回も何回も同じ針で使うというのはやはり不衛生でしょう。個人的な感覚からすれば一日のうちに何回か穿刺するというのなら同じ針を使ってもいいかもしれないが、日をまたぐほど時間が経つような場合は一回使った針は捨てて新しい使い捨て針をセットしたほうが良さそう。

というわけでテルモのメディセーフ・ファインタッチとAccuChekのFastClixという穿刺器も両方持ってる状態ですが、消耗品がなくなったら多分AccuChekのほうを使うかな?という感じです。

まあとりあえず余る消耗品もなく、快適血糖測定ライフ!やってみて初めてわかりましたが、病院の健康診断での血糖測定は基本空腹時血糖の測定だけになるかと思いますが、自分で血糖測定器買って測れば空腹時血糖だけでなく、食後血糖値もちゃんと測れるので自分の血糖値のスパイラル、上がり下がりをちゃんと自覚できて糖尿病かどうかの判断や糖尿病予防にも非常に有益かと思われます。

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Accu-chek の穿刺器、Accu-chek Fast Clix 2016年09月27日

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日本で購入して持って来た血糖測定器、Medisafe Fit。

血糖測定器テルモのメディセーフフィットを買いました 2016年09月13日 | 野暮天ワールドワイド・YABOTEN the Worldwide

これには使い捨てで、換え針単体で使用することのできる穿刺器(血糖測定の際に血液を取得するために指に針を刺す機械)Finetouch Dispoがセットになっていた。

で、バンコクに戻ってすぐに血糖測定チップを使い切ったので通販でタイのテルモが販売しているほぼおなじ型番の測定チップを購入してちゃんと使うことが出来たのだが、この測定チップには一緒にFinetouchという穿刺器の換え針が付属していた。当然ながらFinetouch Dispoも測定チップとほぼ同時に使い切ったのでこの換え針を使いたいのだが本体がない。

で、いろいろバンコク市内を探したのだが血糖測定器、および穿刺器はテルモのものがまったく売ってない。通販では測定器と穿刺器のセットで売ってるんだが、穿刺器だけというのが売ってないしバンコクの街中ではテルモ製品を全く見かけない。テルモタイのウェブページから問い合わせフォームで「どこかバンコク内の販売店を教えて」と聞いてみたが、待てど暮らせど無応答。

見つかるのはAccu-chekという製品名の穿刺針だった。Rocheというドイツの医療機器メーカーのものですな。とりあえずテルモの換え針が余ってしまうが値段が安ければAccu-Chekでも問題はない。というわけでこれを買いました。

Accu-Chek®

Accu-check Fastclixという穿刺器本体が490バーツで換え針が24回分で109バーツ。

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いやー、さすが海外メーカー、なんか日本製と比べると作りがちゃちな感じがしますが、機能的には十分問題なし。

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拳銃の種類でリボルバーってのがありますが、それと同じように使い捨ての針が6本、カートリッジに仕込まれていて使用した後に穿刺機についているレバーでカチャっと次の針を仕込む操作はまさにリボルバー。ま、とりあえず使用済みの針がカートリッジの中にちゃんと仕舞われていて出てくることがなく、捨てるときに安全だというのがメリットです。

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タイで自分で血糖値を調べる人はやっぱり今のところはテルモよりもAcc-chek製品がよろしいようで。WatsonsやBootsなどのドラッグストアでもAccu-chekならすぐに見つかります。

また機会があれば測定器自体もAccu-chek製品を買って試してみようかな。思ったよりも高くないです。見てたら1,390バーツで測定器本体と穿刺器のセットが置いてあった。見たところお値段はだいたい以下のような感じです。

タイで買う

  • Accu-chek Active(測定器と穿刺器のセット。チップと換え針は10個ぐらい付属) 1,390バーツ(約4,038円)
  • Accu-chek Active 測定チップ 25個 560バーツ(約1,627円)
  • Accu-chek Softclix 換え針 25個 109バーツ(約316円)

日本で買う

  • TERUMO Medisafe Fit(測定器と穿刺器のセット。チップと換え針は30個付属) 10,500円
  • Medisafe Fit Chip 測定チップ 30個
  • Medisafe Finetouch Dispo 使い捨て穿刺針 30個 測定チップと穿刺針併せて5,500円

消耗品としてチップと針がワンセットとして25個と30個の違いはあれど、タイでAccu-chekを買う場合、合計 1,943円、対して日本で買う場合では合計 5,500円。ランニングコストはかなり違ってまいりますなー。ちなみにタイの場合はテルモ製品でも消耗品はだいたいこれぐらいのコストで購入可能でした。保険未適用で血糖測定器を使うのであればタイのほうが安い、ということになりますかね。

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LAZADAで買った血糖測定器消耗品 2016年09月23日

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日本で買った血糖測定器。TERUMOのMedisafe Fitという機器になりますが、最初のスターターキットに付属していた30回分の測定チップと穿刺針をタイに帰国後一週間も立たないうちに使い切りました。

血糖測定器テルモのメディセーフフィットを買いました 2016年09月13日 | 野暮天ワールドワイド・YABOTEN the Worldwide

で、バンコクで追加の消耗品をどう手に入れるかと考えましたが、とりあえずiPhoneでタイの最大手(でいいのかな?)オンラインショッピングアプリLAZADAを立ち上げ、TERUMO Medisafeで検索。

するとそこそこ出てくる。どうもタイではTERUMO製品は同じMedisafeでもMedisafe Fit Smileというモデルだけが販売されているのかな?同じMedisafe Fitというモデルは出てきませんでした。が、測定チップは多分同じものを使用している感じ。

日本のものはMS-FC030という型番なんですが、タイのものはMS*FC030A。多分同じもの。パッケージの言語の違いなどでアジア一帯で販売するものには末尾にAが付くような形なのではないかと想像してます。

お値段も測定チップ30個と穿刺針30個がセットになった箱が2つ入ったものが1149バーツ(約3,400円)と日本の半分以下のお値段。日本では30回分の測定チップと穿刺針のセットで4,500円と言われた。

で、とりあえずLAZADAで発注してみました。同じくバンコク市内からの発送だったので2日後にモノは到着。それが一番上の写真。確認してみると。。。

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測定チップは多分同じもの。インクジェットプリンタのインクカートリッジのように電子的なチップなどが仕込まれていて日本で買った測定器でアジア版の測定チップが使用できないように仕込んであったりしたら使えないので、ちょっとそこが心配で、早速血糖測定してみようと思って穿刺針をチェックしてみたら、こちらは日本で買ったものと異なり、Fine touchという穿刺器具が必要な交換針だった。

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日本で買った穿刺針は穿刺針単体で使うことが出来たのだが今回買ったものはこの針を取り付ける本体が必要。ネットで探してみるもタイではこのFine touchが単体で売っていない。入手は可能なんですがLAZADAだとすべて血糖測定器本体とセット販売で再度測定器を買わないといけない。。これでは測定器がダブってしまうのでちょっと納得いかん感じ。。。

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というわけで結局このままでは測定不可という状況になってしまった。。。とりあえず明日いろいろ薬局回って穿刺針だけ売ってないか確認だなあ。。やっぱ日本で買わずタイで買ったらよかったか。。。

※ 2016/09/24 結局のところ、タイLAZADAで購入したMS*FC030Aという型番の測定チップは日本で買ったMedisafe Fitで使用することが出来ました。しかし、Fine touchはどこの薬局に行っても見つけられない。。現在テルモタイランドにメールで問い合わせ中。。。

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↑ 血糖測定キットといえど、センサーチップだけは調剤薬局で買わないといけない。この商品ページでもそのように”小さく”書いてある。

血糖測定器テルモのメディセーフフィットを買いました 2016年09月13日

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日本滞在中にふと思い立って血糖測定器を購入致しました。使い方はうちのばあちゃんが糖尿病で昔からこういう血糖測定器を使っていたのでだいたいわかっていた。

基本的には血液採取のために針を自分の指先にプスッと刺して、刺した周辺を押して2.5mmぐらいの半球状に血液を出してそれをセンサーチップを取り付けた測定器に吸引させて血液中の糖の濃度を検査します。

針を刺すのも最初は怖くて30分以上固まっていたが、実際にやってみると深さが0.8mmしか刺さらないように出来ているらしく全然痛みを感じない。そのかわり、皮の厚いところで穿刺(針を刺すこと)すると血液の出が悪くて針を一本無駄にするかもしれない。

昔ばあちゃんは「そりゃ、刺すときにチクッとはする」と言ってたような気がするが、今のはバネで針が皮膚にあたるショックと触感と針がささる痛みと相殺されてわからないぐらいの程度のもの。

さあこれでいろいろと和食、タイメシ、起床後、就寝前、どういう食材、どれぐらいの量で自分の体がどういう反応を示すのかサンプルデータをいっぱい取ることができるようになるのであります。これはなかなかワクワクする買い物じゃあーりませんか。

糖質ダイエットが流行っているけど、本やネットやテレビの情報を信じてやってる人は多いでしょうが、実際にデータ取ってやってる人は少ないんじゃないでしょうか。自分としては実感としても血糖のデータというのは40を超えたおっさんの体の調子に大きな影響を与える印象が強くて、これでずっと前から原因が究明できない夕食時にメシを食い過ぎた際、遊ぶことすらままならないような眠気に襲われる現象の原因追求の助けになるのではないかと思います。

こうやって具体的に数値が出てくるとさらに「この食材は辞めてあっちの食材の多い料理にしよう」とか「この状態からさらに血糖値上げると以前かなりボーっとして注意力散漫になったからアイスクリームはヤメ」という判断が機械的に出せるようになってきます。

スマホやスマートウォッチで日常の移動歩数や心拍数、睡眠時間などを取得、記録できるようになって、もっともっと具体的にデータ集めて食べ物と体の相関関係を見てみたくなりますな。そのうち血糖測定もみんなやりだすんじゃないかと思いますが、針を刺して血を採取するというのが大きなハードルですな。でもそれもそのうち唾液やら涙やら人間の安全な粘膜や体液から測定できる技術も出てくるんじゃないかと思います。

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日本で購入の場合、測定器本体や穿刺器はネット通販などで買えますが測定チップは調剤薬局でしか買えないのでご注意。穿刺器、測定チップ、測定器のセットで10,500円ほど。保険効かないとなかなか高い。医者に「糖尿病確定か、疑いあり」と言ってもらえると安くなるのかな?僕の買ったやつはテルモのメディセーフフィットというやつで、上記の10,500円は全部セット価格で、このうちの消耗品は穿刺針とセンサーチップですが、これが両方とも30回分で合わせて5,500円ほど。一日一回の測定でも一ヶ月だけでこれだけの費用がかかってしまうのはちょっと日常的にずっと測定していくのは保険適用してもらわないとキツイかもしれませんが、いろいろ自分の気になる食べ物と自分の体の反応をみたい組み合わせを描いてそれを中心にサンプルデータを集めていくのはいいかと。

タイにではテルモやニプロあたりの日系メーカーや中国のメーカーのものも含めて日本より安く入手できる雰囲気なんでまた後日これらがなくなったらLAZADAか大きめのクリニックあたりで購入してみます。

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↑ 血糖測定キットといえど、センサーチップだけは調剤薬局で買わないといけない。この商品ページでもそのように”小さく”書いてある。