バンコクでバイクに乗る 2013年05月09日

Massed Motorcycles

最近身の回りでもバイクに乗る日本人が増えてきている。僕は2008年からタイでカブと同じエンジンを積んだWave100というバイクに乗り始めてもうすぐ5年。

その頃にはプライベートで知り合いの日本人、仕事で付き合いのある日本人、ほとんどバイクに乗っている人は居なかった。それから比べると乗る人が多くなったなあ。とはいえ、こちらに日本から駐在で来ている人は会社のほうでかけてくれている保険などがバイクを自分で運転した場合には適用されないのか運転禁止の会社がほとんど。だから僕が言ってるのは基本現地採用の人間か、こっちで自分で商売をやっている人という前提。

バンコクでバイクに乗るメリットは2つ。時間メリットとコストメリット。万年渋滞のバンコクなのでバイクで車の間をすり抜けて移動というのがかなり時間的に有利。BTSや地下鉄などもあるが、目的地に着くまでに乗り換えなどがあると、各交通機関同士の接続が適当だったりするのでそこで大きく時間が取られたりする。以前、自宅から職場までの所要時間を調べてみたことがある。

会社:シーロム、サラデーンの近く
自宅:ラマ3テスコロータスの裏あたり

公共交通機関での出勤経路
自宅>バイタク>MRT駅>MRT>MRTサトーン駅>乗り換え:めっちゃ歩く>BTSチョンノンシー駅>BTS>BTSサラデーン駅>徒歩2分

車(自走)>45分
公共交通機関>40分
バイク(自走)>15分

という風にダントツにバイクが早い。しかし、自宅から職場までの距離って直線距離じゃなく経路で見ても6.1kmしかないのであります。それが40分とか45分とかあまりに非効率で個人的には我慢できない。GoogleMapで調べてみると今の深夜帯で渋滞で時間が取られることもなく6.1km:12分で到着って表示されてる。

そうよね。それぐらいが普通よね。バンコクに居ると慣れてしまってよくわからないんですが、実はめっちゃ短い距離をめっちゃ時間かけて移動していることが多いんです。。。

だからと言って、バイタクで大通りを走るのはあまりオススメできません。バイタクの兄ちゃんらは時にホントに無謀な運転をします。多分その危険性を全然認識できてないから無邪気に「こっちのほうが早いから」とか「めんどくさいから」とかだけでびっくりするような運転をするんですが、乗る頻度が高ければ高い程事故に会う確率は上がると思われます。

それなら自分で運転したほうがずっと安全と僕は思ってたりします。こっちにはこっちのルールがあって、それに慣れてしまえば日本と変わらないぐらいの気分で運転出来ます。ただし、結構その慣れるまで(毎日運転して2週間ぐらいかな)が危ない目に会うことも結構あるかも。だからバイクの運転し始めから2週間を生き抜けば安定してくるはず。

コストメリットは言わずと知れたカブのエンジンの燃費の良さ。2,3週間に1回のぐらいのペースでガソリン入れて100THB程度。これが交通費。タイはバイクの交換パーツなども信じられないぐらい安いのでコストパフォーマンスは最高。税金も安いっす。ここ2年ほど陸運局行くのめんどくさくて車両税滞納したまんま。。。

というわけでこれからまた雨の時期になりますが、それでも僕はバンコクでバイクに乗るんだ。。。