世界ケンカ旅 大山倍達 2011年11月11日

極真会館、大山倍達館長の著書、「世界ケンカ旅」であります。こちらも友人が来泰した際にハンドキャリーしてもらった一冊。しばらく積読状態となっていたが、久しぶりに引っ張り出して読み出した。

ACT1. シカゴからアイオワへ – 殺るか、殺られるか
ACT2. ラスベガスの一夜 – 静かなる技闘
ACT3. ニューヨークのギャングたち – 一万ドルの脅迫状
ACT4. 再びシカゴへ – 猛牛との一騎打ち
ACT5. マイアミでの武勇伝 – 突然の死の罠
ACT6. ブラジルの短剣使い – 凶器との争い
ACT7. 香港の拳法家 – 陳老人の”円月殺法”
ACT8. 東南アジアの足技の達人たち – ブラック・コブラとの激闘
ACT9. イランの棒術師 – びくともしない大怪物
ACT10. フランスの闘技サバット – 必殺技 “三段蹴り” の完成
解説・平岡正明

若き大山倍達館長が世界へ飛び出し、各地の格闘技家、ギャングなどと死闘を繰り広げるストーリー。語り口が非常に滑らかで映画のように読みながら風景が目に浮かんでくるのであります。

上の目次を見てもわかるとおり、アメリカから、南米、東南アジア、中東、ヨーロッパまで。実際これだけ書いてるのと、その後の極真会館の支部の多さから考えると、書かれていることが全部ホントだとは思えんが現地に実際行くぐらいのことはしてるんだろう。ちょっと変わった角度からの旅行記みたいなもんか?しかも時代は1950-60年代ぐらいのおおよその日本人が海外のことなんてまったく知らなかった時に大山館長は日本を飛び出していったのであります。 Continue reading “世界ケンカ旅 大山倍達 2011年11月11日”