Guns N’ Roses ’88 Ritz Live プロショット 2013年10月22日

何の気なしにYouTubeをブラウジングしていたら、Guns N’ Rosesの’88年の頃のライブ映像が出てきました。これ多分MTVで放送されたライブで、ライブビデオやDVDという形で販売まではこぎつけず、そのままMTVかレコード会社かの倉庫にまさにお蔵入りになっていた映像が、当時放送された番組を録画して大切に保存してた人がいるのか、はたまた放送後ブートレッグが出回ってそこからまたyoutubeへ還元されたのか?というような経過で今目にしているのでしょう。

しかし、88年の映像だからこれからまさにガンズが大ブレークを起こす直前ぐらいの映像でしょう。なんだかアクセルの顔つきや目つきもスターらしさやカリスマ性を感じるというよりはまだまだ素人っぽい感じがして若々しい。なかなか面白くて最後まで見てしまいました。

しかし、このインターネットの時代になって思うのは、90年代初頭ぐらいまで騒いでいたブートレッグ、いわゆる海賊版音源ってどこへ行ったんだろうということ。このガンズに限らずテレビの企画で一夜限りで放送して、権利関係で正式リリースすることもできず、お蔵入りになったが、横流しでプロショットブートとして音源が流れてたものもいっぱいあったはずで、オーディエンスショットとは違いそういうものは十分に楽しめるし、アーティストの同意、同意しないはともかく、そういう音源がグレートフルデッドのライブ音源のごとくインターネット上にアーカイブされてきてもいいもんだと思うがインターネットが90年台後半からずーっと自分たちの生活に入り込んでくる中で一度も僕はブートレッグ音源に関する話がネット上で展開されたことは聞いたことがなかった。ブートレッグというのはなんか本当にタブー的なものがあるんだろうか?それとも本当にただその存在が忘れ去られているだけなんだろうか?それこそ今ならyoutubeやsoundcloudもあるのでそういうのが蓄積されていく箱は出来上がってるように思うんだが、あんだけ大量に世に溢れていたブートレッグ音源はホントどこへいったんだ?