練乳入り ปาท่องโก๋ パトンコーで成人病直行 2016年03月22日

彼女の田舎ヤソトンに行った際、朝市に行って買ってきた ปาท่องโก๋ パトンコー。パトンコーはタイでは朝飯としてポピュラーな中華式揚げパンです。

IMG_20160324_065102~2

IMG_20160324_065126

こんな奴。だいたいこれと豆乳がセットになって、この揚げパンを食いながら豆乳をすすったり、この揚げパンを豆乳に浸しながら食べたりというような感じ。

今回もうひとつメニューがあって、ちょっと大きめに揚げたパトンコーをSubwayのサンドイッチのように真ん中に包丁を入れてパカっと開けて、そこにタイでは นมข้นหวาน ノムコンワーンという練乳をたらーっと(どばーっと??)入れて挟む練乳入りパトンコー。

IMG_20160324_064750

揚げ物+粉物(精製炭水化物)+甘味のゴールデントリオでめちゃうまい。もう2個食っただけでくどいぐらいにうまい。くどくど。そして絶対体に悪い。肥満製造機、糖尿病行き急行列車みたいな食べ物。

うまい。旅行者の方にはおすすめ。在住者は食わないほうが身のためかも。同じように油、粉物、甘さで超クドクドのロティと同じく、在住者だとついつい日常的に食うようになって数年後のエライ成人病の種になってしまう可能性大!・大!!・大!!!

รังนกランノック、燕の巣のデザート 2015年02月01日

WP_20150201_20_33_15_Raw__highres-1.jpg

ひさしぶりに中華街のソイテキサスにシーフードを食いに行って、その後に生まれて初めて食ってみた燕の巣。タイ語では รังนก ランノックというらしい。冷たいのとあったかいのを選べるらしいけど、1月下旬からバンコクの気候は少しづつ上がり始め、結構暑い感じになって来ているので冷たいのを頼み、あったかいやつは頼まなかった。

出てきたのは燕の巣を細切れにしてシロップで煮込み、銀杏を上にあしらったような感じで、燕の巣は味がないんだろう、ただ甘いだけで特段うまいもんでもなかった。というかその唯一のテイストである甘みもなんだか薄くて??という味だった。

これが名もない料理なら別にもう自分から二度と頼むこともないのかと思うが、有名で高級食材と言われる燕の巣がこんな味なのかとちょっと疑問に思うところアリで、また何かの機会にもう一度食ってみます。それで同じような感想なら燕の巣ってのはそういうもんなんでしょう。もし次が美味かったらそのお店がダメだったということですな。。。

一人前100THB。。微妙に高いんだか安いんだかよくわからない。

↑ タイで売ってる燕の巣ドリンクが。しかし、価格設定がバカ高い。。。

タイに限らずアジア全体に溢れる変な日本語感の看板とかは意味ではなくて絵面がメインなのね 2014年02月02日

Mi cartel en hiragana
“Mi cartel en hiragana” photo by marioquartz

高城剛氏のメールマガジンを最近読み始めておりまして、気功やらなんやらとちょっとついていくのが大変な記事もあるのですが、世界情勢のお話とか読者QAなどは非常に面白く読めます。トリッキーというかいきなりな着想点も多く凡人がいきなりその考えについていくのは大変なところもありますが、ただ単にトリッキーな発言をバラマキ散らしているのとは違い、しっかりと知性が備わっていて明確な論理の組み立てがバックボーンにあるのは読んでて感じるところ。

Takashiro.com
高城未来研究所

その中で一点、今週の読者QAであったやりとりで、

▽Q.32▼
兄弟が香港に住んでいるため、今度家族で香港を訪れてみようと思っていま
す。彼からの情報でも香港に活気があるのは伝わってきます。さて、前回高
城さんは「あたらしい香港」と表現されていましたが、ひらがなを使った真
意について詳しくお伺いできますでしょうか。よろしくお願いいたします。

【 A 】
書いている時には、まったく意図していなかったのですが、香港にいると
「ひらがな」の特異性に気がつきます。香港人が「クールな日本っぽい」と
感じるのは実はひらがなでして、最近の香港人アートディレクターは、意味
不明な漢字と漢字の間に「の」の文字を入れたがります。例えば、ハムの缶
詰のネーミングを日本ぽくしたいので「豚中の最」などになります。このよ
うに「の」を入れれば「クールな日本っぽい」感じになりますので、意味不
明な「の」が香港には溢れかえっているのです。ですので、僕も「あたらし
い」と無意識にひらがなに開いたんだと思いますね。

これ読んで、確かにアジア圏の人が日本を感じる文字というのはひらがな、カタカナになるのかと思う(高城氏の”あたらしい”は絶対変換忘れやと思うけど。。)。中華の文化が密接に隣り合ってる環境で漢字で日本を思い起こさんわな。「漢字」の通り”漢の字”だし。日本を”日本”と書くより”にほん”とか”にっぽん”、”ニッポン”とか書く方がなんとなく日本なんだろう。

まあ、日本人が観光でタイに来て普通に”สวัสดี”てなタイ文字がばーんと胸元に印刷されたTシャツ買って帰ったりするけど、普通に考えると「こんにちわ」って書かれただけのしょうもないTシャツであります。まあ、やっぱり日本人にしたら読めなくてもあの文字自体がアジアな感じがしてちょっとその文字をデザインとしてあしらったものが旅行のおみやげとして欲しくなるのは当然でしょうから。だから意味はどうでもいいんですな。

そう考えるとタイに限らずアジアにあふれる変な日本語の類は大方理解できるかな。基本的に意味がどうのこうのじゃなしに文字のデザインがウケてる話で日本人的には首をかしげたくなるような珍妙な日本語の看板は、非日本語圏の人たちにしたらそれで十分日本なんでありますな。

David Bowieの”It’s no game”も意味はよくわからん。音だけらしい。これは見た目ではなく日本語の音が英語圏の人間からしたらかなりおもしろい音に聞こえるんでしょうな。アジアの各言語と比べても日本語の発音ってかなり独特に感じるから音のコラージュ的に挿入すると白人にはええ感じになるんでしょう。。

Silom Soi 9 のイサーン料理屋台 ラープペットヤソー ร้านลาบเป็ดยโสธร 2013年12月05日

IMG_20131206_204115

バンコク、シーロムはやっぱり外国人が多い通りだからか、自分が勤める会社のオフィスがあるSilom Complexの周辺というのはあまり美味しいイサーン料理のお店がないなと思っていた。レストランでぼちぼち食えるお店はあるんだけど、なかなか「美味い!」と言えるお店がなくパッとしない感じだった。

そんな中、今回初めて行ってみたこのシーロムのソイ9に入ったところすぐにある「ラープペットヤソー ร้านลาบเป็ดยโสธร」というお店はなかなかいけてると思える感じのお店でした。


View ラープペットヤソー ร้านลาบเป็ดยโสธร in a larger map

そもそもは僕がよくチェックしているEating Thai Foodにこのシーロムソイ9のイサーン料理屋台が載っていて、その情報を元に行ってみた訳です。行ってみると19時の段階でもうテーブルは8割方うまってるという盛況ぶり。

お店の地面(店の人間が掃除の時に気にしてなければ、食い物やティッシュなどが散らばっている)などもテーブルもなかなか綺麗。店員も呼んだら割りかし機敏に反応してくれる。

IMG_20131206_200854

IMG_20131206_201158

そして料理もよし。ソムタムカイケム、ソムタムパラー、ガイヤーン、ラープペットあたりを注文してみたがどれもいける。ラープペットはバンコクではほとんど味わったことのない田舎的な味付けで、そもそもペット เป็ด、ダックはお肉の匂いに癖があるから個人的にちょっと食い切るのが辛いお店なんかもあったりするがここのお店は全然大丈夫。んで、ソムタムパラーは久しぶりに飛び上がるような辛さのが出てきた。

僕と同じくシーロム周りのイサーン料理屋台はぱっとしないなあと感じている人が居たらココを試して見るのはいかがでしょうか。

メシを食い終わって帰る時に初めて気がついたが、いつもBTSのチョンノンシー駅から見える中国人墓地のすぐど真ん前で営業してんだね、この店。通りを挟んだ目の前は工事現場でそこそこ明るいが、基本的にこのソイは薄暗く、この一帯がどうも土葬で埋められた中国人の墓地ということもあってメシを食ってる人は多いものの、ちょっともの寂しい感じ。そんなことを考えながらWebをチェックしてたらこんなのが。。。

シーロム・ソイ11 (不思議な話⑦)|温泉放浪記

なんだ墓地につきものの幽霊話も満載の一帯なのね。こりゃあうまいイサーン飯を食いながらウィスキーなんぞバカスカ飲んでたらスピリチュアルな体験もできるかもしれない貴重な場所かもしれませんぞ。。。