Accu-chek の穿刺器、Accu-chek Fast Clix 2016年09月27日

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日本で購入して持って来た血糖測定器、Medisafe Fit。

血糖測定器テルモのメディセーフフィットを買いました 2016年09月13日 | 野暮天ワールドワイド・YABOTEN the Worldwide

これには使い捨てで、換え針単体で使用することのできる穿刺器(血糖測定の際に血液を取得するために指に針を刺す機械)Finetouch Dispoがセットになっていた。

で、バンコクに戻ってすぐに血糖測定チップを使い切ったので通販でタイのテルモが販売しているほぼおなじ型番の測定チップを購入してちゃんと使うことが出来たのだが、この測定チップには一緒にFinetouchという穿刺器の換え針が付属していた。当然ながらFinetouch Dispoも測定チップとほぼ同時に使い切ったのでこの換え針を使いたいのだが本体がない。

で、いろいろバンコク市内を探したのだが血糖測定器、および穿刺器はテルモのものがまったく売ってない。通販では測定器と穿刺器のセットで売ってるんだが、穿刺器だけというのが売ってないしバンコクの街中ではテルモ製品を全く見かけない。テルモタイのウェブページから問い合わせフォームで「どこかバンコク内の販売店を教えて」と聞いてみたが、待てど暮らせど無応答。

見つかるのはAccu-chekという製品名の穿刺針だった。Rocheというドイツの医療機器メーカーのものですな。とりあえずテルモの換え針が余ってしまうが値段が安ければAccu-Chekでも問題はない。というわけでこれを買いました。

Accu-Chek®

Accu-check Fastclixという穿刺器本体が490バーツで換え針が24回分で109バーツ。

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いやー、さすが海外メーカー、なんか日本製と比べると作りがちゃちな感じがしますが、機能的には十分問題なし。

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拳銃の種類でリボルバーってのがありますが、それと同じように使い捨ての針が6本、カートリッジに仕込まれていて使用した後に穿刺機についているレバーでカチャっと次の針を仕込む操作はまさにリボルバー。ま、とりあえず使用済みの針がカートリッジの中にちゃんと仕舞われていて出てくることがなく、捨てるときに安全だというのがメリットです。

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タイで自分で血糖値を調べる人はやっぱり今のところはテルモよりもAcc-chek製品がよろしいようで。WatsonsやBootsなどのドラッグストアでもAccu-chekならすぐに見つかります。

また機会があれば測定器自体もAccu-chek製品を買って試してみようかな。思ったよりも高くないです。見てたら1,390バーツで測定器本体と穿刺器のセットが置いてあった。見たところお値段はだいたい以下のような感じです。

タイで買う

  • Accu-chek Active(測定器と穿刺器のセット。チップと換え針は10個ぐらい付属) 1,390バーツ(約4,038円)
  • Accu-chek Active 測定チップ 25個 560バーツ(約1,627円)
  • Accu-chek Softclix 換え針 25個 109バーツ(約316円)

日本で買う

  • TERUMO Medisafe Fit(測定器と穿刺器のセット。チップと換え針は30個付属) 10,500円
  • Medisafe Fit Chip 測定チップ 30個
  • Medisafe Finetouch Dispo 使い捨て穿刺針 30個 測定チップと穿刺針併せて5,500円

消耗品としてチップと針がワンセットとして25個と30個の違いはあれど、タイでAccu-chekを買う場合、合計 1,943円、対して日本で買う場合では合計 5,500円。ランニングコストはかなり違ってまいりますなー。ちなみにタイの場合はテルモ製品でも消耗品はだいたいこれぐらいのコストで購入可能でした。保険未適用で血糖測定器を使うのであればタイのほうが安い、ということになりますかね。

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インドのATTA粉は全粒粉ではなくただのフスマだったのか?? 2016年09月24日

Chapatis

バンコクで全粒粉パンを自分で作ってみたくて数年前にインドのATTA粉をMacroという卸販売の店で買ったことがある。結果、イーストを多めに入れてもなかなか思うように膨らんでくれず断念したことがある。

前々から北インドの主食はナンよりもこのATTA粉で作ったチャパティだと聞いていたのだが、実際に10年前の香港のインド人街だった重慶大廈のインド飯屋でもナンよりもチャパティがまず置いてあったし、インド人の多いクアラルンプールも、実際にインドに行ってもやっぱり食堂にはまずナンよりチャパティが置いてある。そしてどれも非常に全粒粉らしい茶色の生地と香ばしい香りがなんとも言えなかった。店先に漂うチャパティを焼く香りこそがインドの香りだと思う。

Atta

確かに日本で買う全粒粉よりもATTA粉のほうが数段茶色くて小麦の胚の部分の割合が少ないのだろうなと思っていた。

で、この記事であります。非常に面白い考察で読んでて納得。

インドで糖質制限①|猫旅図鑑

インドの場合、栄養価が高く、糖質をたっぷり含む小麦粉は上流階級の人間がナンなどにして食べて上流階級の人間の身だしなみとしてふくよかなでっぷりとした脂肪を体に蓄えるのでしょう。

で、その残りのカスの部分を下流の人間が同じようにパンにして食べる。それがチャパティ!てかATTA粉は全粒粉というよりただのフスマか??フスマってのは米に例えると糠の部分ですよ。日本であればそこは食べるものとは認識しない部分であります。いやー、ATTA粉でパン焼いても膨らまないわけだ。イーストは発酵の段階で糖質を分解して炭酸ガスやらいろんなものを排出して、その炭酸ガスが生地をスポンジ状に膨らませてくれる。フスマには分解すべき糖質が少なくて全然膨らまなかったのでしょう。ま、フスマというのは言いすぎかもしれないけど他の全粒粉よりも圧倒的にATTA粉のほうがフスマの部分の混合率は高いと思われます。

しかしインド飯でローカーブな食事をするにはどうしたらいいかを調べていて上記のウェブページにたどり着いたのでありますが、まさか普通のパンだと思っていたチャパティが血糖値が上がりにくい食べ物だとは思わなかった。(まだ自分で試してはいないものの、今までの経験上、そうだったとしても不思議ではないなと思います。。。)

個人的にはナンよりチャパティのほうが好きなのでインド飯食うときに米やナンを食うよりかはチャパティのみにして食べる方法に切り替えるのも全然苦にはなりませんな。ちょっとバンコク市内でもいろいろインド飯屋で試してみたいと思います。