さらにアーミル・カーン主演もの、「PK」も観了 2018年05月06日

さらにアーミル・カーン主演の映画が観たくなり、「PK」も観ました。残念ながらこの映画はアマゾンプライムにもないし、他のストリーミングサービスなどでも観れない作品。結局アマゾンでDVDを3,000円ほど出して購入して観ました。

監督は「きっと、うまくいく」と同じくラージクマール・ヒラーニ、主演はもちろんアーミル・カーンとなってます。この映画も現代劇でラジャスタンの砂漠に降り立った宇宙人が通信機を盗まれてしまって宇宙船と連絡つけられず帰れなくなってしまうというお話。なかなかに今までなかったちょっと考えつかないストーリですな。

で、これも今まで観たアーミル・カーン主演映画と同じく、インドの宗教に関する社会問題などを交えながらテンポのいいコメディ映画に仕上がっております。

最終的にはやはり「きっと、うまくいく」の方が上だとは思いますが、この作品もなかなかの佳作。最近ダンガル観てアーミル・カーンがいいなと思った人はぜひ観てもらうのが良いかと思います。

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アーミル・カーン主演、至高のインド映画「きっとうまくいく」 2018年05月05日

今年は劇場でバーフバリ、ダンガルを観て、「インド映画の出来は馬鹿に出来ん」と一人納得していたところ、友人からダンガルで主演していたアーミル・カーンが以前に主演していた映画、「きっと、うまくいく(原題・3 Idiots)」もかなり出来がいいと推されたので観てみました。

2009年の映画でインド映画らしく軽ーく2時間を超える大作なんですが、長時間と全く感じさせない脚本の良さ。現代劇でインドの工科大学の学生とその後のストーリーなんですが、人情ものとインドの学歴社会、競争社会の問題を絡めて超泣かせてくれる素晴らしいシナリオです。

この映画、アマゾンのプライムビデオで観れるのでプライム入ってる人は無料で観れます。僕もプライムで観たんですがもう何回泣かせるんやと疲れてくるほどに泣かせる。

しかしアーミル・カーンもいい映画選んで出てますなー。今んところアーミル・カーンが出てる映画はハズレなしでございます。

この映画観てるとラダックも行って観たくなるなあ。

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パンジャブのシク教黄金寺院のルーチン、聖者の食卓 2018年04月26日

アマゾンのプライムビデオで見つけたドキュメンタリー。インドの北部、パンジャブ州にあるシク教の総本山、黄金寺院で毎日タダメシが10万食も作られて無料で提供されるわけですが、その舞台裏を「本当に淡々と」描いた作品。

すごい面白い映像なんだけど、セリフも全くなし、とにかく黄金寺院で毎日の10万食がどうやって作られてるかが描かれる。そして後片付けまで。。まー、インドに興味のない人は絶対寝るなあという映画。

12年前にバンコクのカオサンに泊まっていた時に、他の日本人バックパッカーと一緒にパフラットにあるシク教寺院までタダメシ食いに行ってたなあと昔だ思い出されます。バンコクでも出てくるのはちゃんとしたインド料理で非常にうまかったのを思い出します。

日本でもどこかシク教寺院ないかな。。食いに行きたい。。。

聖者たちの食卓
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バーフバリの言葉の世界を理解してみる?マラヤラム語の勉強 2018年04月02日

Baahubali が楽しすぎてその言葉の世界をちょっと理解してみたいなと思ってマラヤラム語の学習本でも買ってみるかと kindle で適当に購入。買って見てみたら。。。それが上の写真。。

誰の単語帳やねん。。。何も知らん人間にはこれはキツイ。というかわからんわ。これでは勉強のしようもない。

というわけで勉強しやすいマラヤラム語の本を募集中。

マラヤラム語なバーフバリの滝登り。この曲が一番好きだなあ。とは言え、バーフバリのサントラは歌モノでもタミル語、マラヤラム語、テルグ語、ヒンドゥー語と言語違いのバージョンがあるらしい。。。

聖地巡礼?秋吉久美子主演「妹」の高円寺ロケ地に立ってみる 2018年03月31日

何気に気に入っている藤田敏八監督、秋吉久美子・林隆三主演の日活映画「妹」。
去年日本に帰ってきて、こういう70年代の青春映画みたいなのを観たいなと思って観てみたら、思いがけず冒頭の数分間のストーリーは高円寺がロケ地だった。
公開が74年の映画だから多分73年か74年当時の高円寺の街並みがなかなか印象深く、ロケしてた場所を見つけてやろうと付近を歩き回ったり Google Street View を駆使して突き止めました。
場所は以下でございます。

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高円寺のシーンはエトアール通りをパル商店街方面から西にトラックを走らせるところからスタート。左手の街灯看板に「エトアール通り」とあるし、その下には「とんかつ 田むら」だ!。。。と思ったらとんかつの田むらって結構前に閉店してたのね。。。残念。懐かしのチキンピカタ。。。

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トラックはエトアール通りを走り。。。

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左折して、高円寺南三丁目の住宅街へ。

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ちょうど桃園川緑道のところでトラックは止まる。

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秋夫(林隆三)は引越しの仕事の依頼を受けた女子大生の部屋を探しに出る。。しかし当時確かにこんなもんだったけど路肩汚いね。まさに東南アジアっぽい。今とはえらい違いだ。

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アパートで聞いて回って。。。

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南三丁目39 ビバハウス。

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うーん、わかんねえなー。

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車に戻る。当時だとこの場所からでも中央線がよく見える。

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昨日電話かけてきた時も公衆電話っぽかったからなあ。。。

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このガビガビの雑誌とか。今の日本でもう見ませんなあ。昔はゴミ置場とか、建築会社の資材置き場とかにこんな風にガビガビになったエロ本とかよく落ちてたが。。。

で、絵は省きますが、結局妹のイタズラだったということで、色々揉めてねり(秋吉久美子)を追いかける秋夫(林隆三)。

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。。。というくだりです。今はこんな感じ。

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反対側を向いて見ても今ではほとんど中央線の電車は見えない。

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ここが唯一同じ景色を残している。高円寺南パールマンション。外壁の色が変わってるけど。

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ガビガビの雑誌がひらひらしてたとこ。

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たったこれだけですが、おおよそ45年前の景色を見比べるというのもなかなか楽しかったですな。

映画も70年代のなんだかぼやっとした雰囲気がうまく包まれてるいい映画なのでぜひ。youtubeで購入してすぐ見れます。