痒いところに手の届くORICOのPCパーツ 2015年08月07日

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バンコクの電脳街パンティッププラザへ出向く。目的は先週組んだWindows 10用のデスクトップマシン。このPCのメインボードがUSB3.0に対応していなくて、今の御時世USB2.0だけではちょっと遅くて使いにくい。さらにはRADEONのデカイGPU挿したおかげで4つあるSATAのポート2つが物理的に塞がれてしまい使用不能に。

なのでUSB3.0チップを積んでるPCIeボードとL字コネクタのSATAケーブルを調達すべくパンティップへ。

事前にネットで調べていると、こういうPCIeのボードなどスマホやMacブームで完全に端っこに追いやられている規格の品を細々と、しかし多品種に製造している会社がある、それがORICO。ネットでこういうPC関連の細かい周辺機器を検索しているとよく名前を見る。中国のメーカーでお値段そこそこで写真を見る限りでは品質もそこそこ良さそう。

ORICO THAILAND

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パンティップでもORICOパーツを豊富に揃えた店を発見。3階のここ。ここでPCIe接続のUSB3.0が5ポート搭載されたボードを購入。PCケースのフロントパネルに付いたUSB3.0ポートを活かすため20pinコネクタも搭載してます。これに通常の4pinの電源ユニットから出てるケーブルを挿して使います。1,650THB。

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そしてUSB接続のBluetooth4.0モジュールも購入。これもORICO製。ワイヤレスマウスのレシーバーぐらいの大きさ。PCの背面のUSB2.0のポートに挿しっぱなしプレイですな。あれ?これいくらだったけな?490THBだったか590THBだったか。

早速帰ってPCに取り付け。。これでUSB3.0も使えてBluetoothも使える今どきPCにWindows 10マシンも変貌する。。。はずだったんだけどRADEONのGPUに4pinの電源コネクタを2つも取られてしまっていて4pinコネクタのあまりがないことが判明。。。USB3.0のボードに電源供給できなくて動かず。。。がっくり。

自作PCで失敗事例のトップはこういうコネクタの数が合わないとか、オス・メスが違ったなどの細かいところ。改めて思い出しましたわ。。。

↑ 青のコネクタが20pin。Amazonの製品ページでは19pinて書いてあるな。20pin配列の19pin使用なのかな?

ブラベン、バーベン、ブレィベン。Braven600 2014年11月18日

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ここ数年ぐらいで流行っているBluetoothスピーカー、ケーブルレスで旅行にも持っていけるコンパクトさでなかなかいいなあと思っていたが、会社のオフィスのあるビルで安売りしてたのでBraven600というスピーカーを買ってみた。1990THB。日本語表記ではブラベン、タイ語ではバーベン、多分英語ではブレィベンという発音が一番近いんだろうな。

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おきまりの中身はこんな感じで凝ったパッケージング。このパッケージにどれぐらいコストがかかってんだろうと思いつつ。開封。

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小さい筐体の割にかなりの音圧がある。スピーカーは指向性があるのでスピーカーの真ん前に体を持っていかないと音はペコペコした安い音質になる。

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小さい音量ではなんかイマイチかなと思ったが音量を上げるとブンブン唸る低音と中音、高音のバランスが良くなってくる。とはいえだいぶ補正された音ですが。

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基本的に今まで使っていたウーファー付きのPCスピーカーをこのワイヤレスのスピーカーに置き換えてPC周りのケーブルの整理。もう家の中はこれが唯一の音楽鑑賞用スピーカーになりますが、あんまり個人的に音に関してはうるさく言わないので十分な音でした。

ちなみにこのbraven600はBluetoothのコーデックはAACしか対応してないのでMacやiPhone, iPadなどのApple製品のみに対応。それ以外だとAMラジオみたいな音になります。

かなり机の上がすっきりしましたわ。

Belkin Aircast Auto / Bluetooth Audio これ、iPhone/iPadはいいけどAndroidは。。。 2013年12月29日

自家用車のTOYOTA VIOSのカーオーディオにはBELKINのTUNE DIRECTというiPhone/iPad専用でAUX接続するものを使っていた。

iPhone/iPadの30Pinコネクタから音を拾ってカーオーディオのAUXに出力するので車内で聞くレベルでは音質劣化などなくいい感じで使えていた。ただ、このiPhone/iPadをつなくケーブルがちょっと固めなのと有線接続なのでケーブルがシガーソケット脇のサイドブレーキに絡んでうっとおしい。そして決定的なのは僕が携帯をAndroidに乗り換えたことと、彼女が持っているiPhoneも30pinコネクタではなくライトニングコネクタになったお陰で使えなくなった。

んで新たに調達したのがこのBELKIN AirCast AutoというBluetoothで音楽を飛ばすもの。これならAndroidでもiPhone/iPadでもBluetoothでA2DPに対応してるから使えるだろうと思って購入。

これならスマートフォンからBluetoothで音楽データを飛ばし、レシーバーで受信、AUX接続でカーオーディオに出力できるので電話は有線で接続する必要がなくシガーソケット、AUX周りがすっきりするはず。

が、Androidではやはり音が悪い。AMラジオからちょっと音がよくなった?って程度の音質。。。こんな音質でBluetooth対応ワイヤレスヘッドホンとか売れるのか?というぐらいに不思議に思っていたが、これがiPhone/iPadとのペアリングだと先述のTUNE DIRECTと変わらない音質。

実はこれ、BluetoothのA2DPというプロファイルは同じなんだが、そのプロファイル内で使用するAUDIO CODECの違いでAndroidはApt-x/SBC対応でiPhone/iPadはAAC/SBC対応となっている模様。BELKIN AirCast Autoのほうは全然オフィシャルに明記されていないがAAC/SBC対応となっているみたいでAndroidとペアリングした際には最低限の共通CODECであるSBCが使われる。個人的に多分これは車内ハンズフリー通話のためのCODECじゃないかと思われる。その程度の音質。

Bluetoothのワイヤレスオーディオって音があんまりよくないよ、って話はネットのレビューでいくらか見ていたがSBC CODECの音質がこの程度だとは思ってなかった。。。対してAACのCODECだと車内で聞く音量レベルではまったく問題ない。満足のいく音質レベルであります。

というわけで次のアクションはAndroidでもAAC CODECを使えるようにすること。ただ、AAC CODEC対応のMusic Playerが見つからない。もしかしたらアプリのレイヤーからはCODECは選ぶことができないのかもしれない。そうだとするとOS側で対応する必要がある。海外のサイトで調べてみると、どうも実装はしているみたいだが、ライセンスやら大人のしがらみで有効化できていないみたいなことを書いてあったり。ただ、有効化しようにもソースコードの変更が必要でソースコードということは再度コンパイルが必要になるのでこれまた手間が多そうでちょっとまだ手を出せていない。。。

というわけでそもそもテスト的に買ってみたものだったが、結構SBCの音質は厳しい。なんとかAndroidにAAC CODECを仕込みたいが。。。誰か同じようなことやってる人はいないでしょうかね。。

REUDO Bluetooth 折りたたみキーボード RBK-2000BTII

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前回の日本帰国時に買って来たものの中で帰国前からお目当てにしていたものがこれ、REUDOの折りたたみBluetoothキーボードでございます。帰国前にamazon.co.jpでポチリとやって実家に配送済み。帰国の際に実家で受け取ってくるだけでしたが、自分が購入した際の価格は9600円。キーボードの価格としてはべらぼうに高い。まあ、折りたたみができる携帯性とBluetoothでワイヤレスにすぐ連携させて携帯電話で文字入力ができるというのにそれだけの価値があるのかと言われると本当にぎりぎりのレベルでありました。(今見てみると、僕の買った英語101配列のRBK-2000BTIIが生産終了になって今度はRBK-2000BT3になっている。どこが変わってるのかはようわからんが基本的なところはほとんど一緒でしょう。amazon.co.jpでも新品の販売がなく中古での購入になるみたい。)

Amazon.co.jp : リュウド 折りたたみワイヤレスキーボード RBK-2000BTII

個人的には今持っているiPadとAndroid機のhtc heroで外出時、茶店などで文章作成などをしたくて購入した訳ですが、REUDOのページでもAndroidとの動作保証はまったく言及がなく、動作保証外となっている。そもそもAndroid機ではBluetoothキーボードのHIDというプロファイルには対応しておらず、エレコムから出てるBluetoothキーボードはSPPというプロファイルに対応したソフトウェアをAndroid機にインストールして使うような感じ。しかしこのSPP経由のキーボード、いろいろウェブを見ていると、キー入力の取りこぼしも多く、実質役に立たないとのレビューが多かった。なのでここはなんとかAndroidでもHIDで使用する方法はないものかといろいろ検索。そして思った通り、HIDプロファイルに対応したIMEを配布しているところがあった。

BlueKeyboard for Android

対応OSはAndroid2.0以上とのこと。自分のhtc heroはEzHeroというAndroid2.1ベースのカスタムROM、一応問題なさそう。とりあえずAndroidマーケットからソフトウェアをインストールして問題が発生しない事だけ確認。この段階でBluetoothキーボードもポチリ。

Android環境
htc hero(GSM)
EzHero(Android2.1ベース)
BlueKeyboard JP for Android 2.11

iPad環境
iPad WiFi 16GB
iOS 3.2.1

環境としては上記の2機種でかわりばんこに使ってる状態ですが、AndroidではBluetoothキーボードを使おうとするたびにキーボードのペアリングからやりなおさないと行けない状態になっており、ここに関して非常に不便。この部分が直ればなあと思っております。キー入力に関しては大体OK。というのもあまりに早すぎるキー入力だと漢字変換後の1文字などを取りこぼすことが何回か見られた。ただ、そこだけちょっと気をつければ使えるレベルと思われる。Androidのタッチスクリーン上での入力よりかははるかにストレスレスであります。

iPadとの組み合わせは今のところ文句なし、ただし、キー入力がスムースになると日本語変換の善し悪しが目立つようになってきますな。

多分、iPad、iPhoneとの組み合わせは現時点でもまったく問題なしであるが、自分としてはAndroidに期待して、BlueKeyboardのペアリング問題さえなんとかなればこれからもガンガン使っているけると思います。

Androidももっとパフォーマンスのいい機種なら全然問題なく使えるかもね。また、どんどん他のIMEもリリースされれば環境はもっとよくなっていくのに。