SELP1650の悪いところが丸見えの写真 2014年07月03日

Lens SELP1650 Pic without distortion, vignetting adjustment

週末のラヨーンに行った際の写真、RAWをPCに取り込んでみたら、こんな絵が出てました。四隅にはっきりわかる減光と歪曲で水平線と突堤のラインが下向きにたわんでいる。こんなにこのレンズの悪いところを強調して撮ってしまうのもテクニックが要るだろうにと思うんですが、まあ偶然撮れてしまいました。

撮った後のカメラでのプレビューやjpg画像ではこれらの箇所はソフトウェアで補正されて綺麗に消え去ってます。だから家に帰ってきてPCに取り込んだ際にわかった。改めて、これをLightroomのSELP1650のレンズプロファイルを適用して補正したものが以下です。

Lens SELP1650 Pic without distortion, vignetting adjustment
↑ 元画像

Lens SELP1650 Pic with distortion, vignetting adjustment
↑ Lightroomで補正後

というわけで光学特性なんでコンピュータの得意分野の計算で綺麗に補正できるもんです。SELP1650は補正が前提とされてるレンズなので、カメラ内補正機能がないNEX-C3とかでは使えない(というか上記のようなクセが出るので使いにくいですよ)と言われているけど、レンズから受け取った光の情報をそのまま記録するだけのRAWなら条件的にNEX-6もNEX-C3も一緒で現像ソフト側で補正を行うのでRAWを使っている人なら別に同じ条件で使えると思います。。。でもやっぱりちょっと使いにくいですな。

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↑ というわけでNEX-6は良いカメラだと思うんですが、付属のキットレンズはイマイチなんでボディだけ買って別売レンズを買うほうが吉だと思われます。

新宿の焼身自殺未遂 2014年07月02日

Net Neutrality protest at  Google HQ - GoogleRally 45
↑ このエントリのイメージ写真に何使おうかと考えてたらこんなのもあった。

このニュースをYoutubeなどで見ていて非常に複雑な思いが。。

焼身自殺という行為自体を携帯のカメラを通してまざまざと見る機会なんて今までなかったのもあるけども、これを見て即座に思い出すのは南ベトナムの僧侶の抗議の焼身自殺。

今までの日本の場合、溢れる物質社会で物欲と快楽にまみれていて、そういう社会に対するメッセージで命をかけてアピールする、というよりも、物欲のために人を殺して奪略するとか、今まで自分の存在を無視し続けた社会に対して制裁する、というような個人的な欲望や恨みつらみから事件を起こす、という行為のほうがリアルに見えた。

ただ、このような政治的なメッセージをこんな過激な方法で発する人間が現れ始めてるということを見ると日本の中の空気感がだいぶチリチリしてきてるような気もする。ちょっと嫌な傾向ですな。

しかし、この人の発していた集団的自衛権への抗議メッセージというものに目を通したくて書き起こしがないかネットでざっと見てみたが全くないのね。肝心の彼が何を言っていたのかという内容が確認できないのが残念ですな。

そんな複雑な思いになってる中、次にハイライトとして飛び込んできたニュースがこんなんだからなんだかやっぱり日本という国がイマイチよくわからん感じです。。。

会見の受け答えも、なんで泣いてるかも、ウソ泣きとかだったりしても、なんのためにやってんだかよくわからない。。。

Sonyのレンズの歪曲とApertureとLightroom 2014年07月01日

warped
“warped by Chris Frewin, on Flickr”

普段の持ち歩き用にとSONYのNEX-C3を購入して、コンパクトな筐体のカメラの割にセンサーサイズはAPS-Cで写りがよくて感心。だけども結局これを彼女に譲り、僕は欲を出してしまってNEX-6のSELP1650という16-50mmのキットレンズ付きの上位版NEXを持つことにした。

デジタル写真の大きなメリットとして、写真を撮った一枚一枚にほとんどコストがかからない点(記憶領域のコストぐらい)とRAWやJPGのカメラから吐き出された画像データを撮った後から思いのままに現像ソフトでレタッチ、作りこんでいけるところが楽しい。

元々持ってるNikonのRAW現像ソフトとSonyのRAW現像ソフト。別に標準のものでも機能的には問題ないと思うけど、とかくSonyのRAW現像ソフトが動きが遅くて使いにくいのと、NikonのカメラからのデータとSonyのカメラからのデータで同じ処理をしたいのに操作が別々というのを覚えるのもめんどくさくて結局AppleのApertureという現像+写真データ管理ソフトを買って使っていたんだが、NEX-6と問題が。。。

Apertureにはレンズで発生する歪曲収差を補正する機能がない。これはレンズがもともと円形であるので写真の中心部から離れた部分に画像が丸く歪んで写ってしまう現象で、魚眼レンズなんかは逆にこれを面白い写真として捉えて活用する例だが、通常のレンズの場合は一般的に歪曲収差はでないほうがよいと考えられております。

NEX-6についているSELP1650のレンズがJPGで撮る場合やプレビューで見てる場合はいいんだが、RAWを吐き出させると、盛大に歪みと四隅での周辺減光が起こっている。「これも味」とは言えないレベルで盛大に起こっているのでネットで見てみるとどうもこのレンズはNEXに合わせたコンパクトサイズを第一に設計されたもので、ちょっと光学的に無理が出るから、ソフトでの補正を前提としたレンズらしい。

JPGやプレビューはカメラ内の補正機能で修正して表示しているので気づかないが、RAWをApertureに読み込ませるとカメラがレンズを通して受けた光のデータをそのまま何も変換せずに保存してるだけなので歪みや減光が正直に出ていてちょっとびっくりする。

なんでApertureに歪曲補正の機能がないんだ??と一瞬憤慨しかけたがそもそも歪曲はレンズ設計で出来るだけ抑えこみ、どうしても多少の歪みが出るのはそのレンズの味としてうまく使っていくというのが今までの使い方だったんだろう。世の中完璧なものってのはないから。。。

PTLens Home Page

Apertureの場合レンズ歪曲補正はPlug-inという形で別途PTLensというモジュールが用意されているようで有料です。。。数々の市販のレンズプロファイルが用意されていて、使用したレンズを選ぶだけで(というよりEXIFを見て使用されたレンズを自動的に選んで適用してくれるが)、最適なパラメーターが適用されて歪曲と減光が自動で補正されるようになっている。でもこのPlug-inでめんどくさいのはApertureからPlug-inにデータを渡す際にTIFFに変換し、補正を施し、またApertureに戻すという手続きを行っているので、この歪曲補正を行った後はこのTIFFに対しての操作となってしまい、RAWの恩恵がなくなってしまう。だから露出補正や色味の補正、その他のフィルタの適用などを行った後に最終の手順で歪曲補正を行うのがベストだと思うが、いちいちめんどくさい。

てわけで現在もうひとつの現像ソフトの巨塔Adobe LightroomのCreative Cloud版にて1ヶ月お試しで機能を見ている。こちらはレンズ歪曲補正が標準機能で、レンズプロファイルもちゃんといっぱい付いている。さらには画像を昔のフィルム風に仕上げる補正パラメーターをまとめたプリセットも豊富に標準で付いていて結構Apertureよりも高機能であります。

Apertureは開発終了となり、時期Mac OSXのPhotosというアプリに機能的に統合となるというアナウンスもされて、このタイミングでAperture購入はかなーり失敗だったかな?とちょっと反省気味です。

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↑ Amazonでもパッケージ版、ダウンロード版を販売している。12,850円。月々980円のCreative Cloudと比べて。。。

Lumpini Park is comming back to Athletes! その2 2014年06月30日

Lumpini Park sunset 3

昨日のルンピニ公園の記事をこれらの写真と共に載せたかった感があるんですが、当然の事ながらランニングしながらカメラ構えるというのはキツイ。基本的に一回のランニングで10kmを走るので超汗だくでウェストバッグなんかも持ってられない。なので走りながら「写真撮っておきたいなー」と思ってたので今日改めてカメラぶら下げて公園を歩いてみました。

Lumpini Park sunset 2

ラマ6世像裏の青空エアロビ。大体デモ隊が公園占拠してしまうとこの開けたスペースにステージが組まれるのでこのエアロビダンサーズが真っ先に排除されるという可哀想な運命。

Lumpini Park sunset 4

外周が2.5km。4周で10kmなのだ。

Lumpini Park sunset 6

今日は雨上がりで蒸し暑い。。。歩いてるだけなんだけど汗が。。

Lumpini Park sunset 9

日も暮れてしまいました。。

Lumpini Park sunset 10

さあこれから張り切ってまたルンピニでの平日ランニング再開!

Lumpini Park is comming back to Athletes! 2014年06月29日

Bangkok by Night
“Bangkok by Night by adam fletcher, on Flickr”

実に久しぶりに、半年ぶりぐらいじゃないかな?ルンピニ公園をランニングで走ってきた。しばらくルンピニでのランニングから遠ざかっていたのは、今年のクーデターのきっかけとなったインラック政権への反対デモが始まり、ルンピニ公園がデモ隊のキャンプ場となってしまい、ボサッとしたおばはんおっさんが道にあふれ、めんどくさいことこの上ない。で走る気が失せてしまったのと、会社の仕事が終わってから、プライベートでもバタバタと忙しくなってしまい、走る時間が取れなかった。

週末は、自宅近くの公園で走ったりしてたんだが、この公園の外周が800mしかなく、10kmのランニングをしようと思うと10周以上しないといけなく、これが中々退屈であった。

最近は午後の一休みにドリアン食うために会社のベランダに出てみるとテントが取り除かれて綺麗になったルンピニ公園が見えていた。

というわけで定時が終わってから着替えてルンピニ公園に入った。ああ、なんとも言えない懐かしさが。ラマ6世像のある広場ってこんな広かったんだなあ、とかやっぱりルンピニ公園はランニング用の外周が2.5kmもあるから10km走ると言っても4周で済むから退屈しなくていい、とかとにかく広くて公園自体が気持ちいいんですわ。以前と変わらず周辺の会社に務めているサラリーマン&OL連中が今まで通りにのんきにランニングしてる風景も平和でよい。

ちょっとまた今年後半はフルマラソンに出られるように足と心肺をトレーニングしまっせ。Standard Charteredのバンコクマラソンで今年こそ42.195kmのフルマラソン完走を目指す!さらにはせっかくなんでどこか海外で、マレーシアやベトナムあたりで年末ぐらいにフルマラソンが走れると楽しい。旅行兼マラソン出場であります。いや、まずチェンマイマラソンでフルにチャレンジかな?

がんばります。