タイ・恋愛ブログ 2015年12月12日

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TwitterやFacebookのSNS全盛時代になって忘れていたもの、それはタイ生活ブログであります。まあ、自分はそれに近いものを書いたりしてるんですが、ガジェット系の話やITネットワーク関係の話、音楽の話などかなりごった煮で自分の頭の中をそのまま開いて見せてるようなそんな感じになってしまってます。

それは置いておいてタイの関連の情報というかいろんな「こんなとこ行ってきたよ!」みたいなのは基本SNS経由で知るというのが最近はデフォルトでしたが、タイに来た当初はやはりブログがネットの情報流通のメインだったと思います。

そのタイ関連のブログでちょくちょく見かけて当然ながら興味を惹かれたのはタイのゴーゴー嬢との恋愛ブログ。これは昔はちょっと探すとポコポコ出てくるぐらい結構メジャーなネタだった。が、SNSに呆けているうちにそういう存在も忘却の彼方に。。。

長くなりましたが、紹介したかったのはこのブログ、

タイで起業や就職をするも失敗続きな男のブログ

これ、実に懐かしい匂いのブログです。2000年代後半あたりはこういう雰囲気のブログを確かによく見たなあ、という感じ。このブログの話の導入もまんま典型のタイのゴーゴー嬢との恋愛パターンですな。SNS等で情報拡散速度が圧倒的に早まったので今更こんなことをする人はいなくなったのかなあとも思いましたがやはり

「他の日本人と違って自分だけは違う」
「あの娘だけは特別(とか俺だけがあの娘を変えることができる、とか)」

なんて思い込みや、わかっててもその道に飛び込む人も居るんですな。それなりに年取ってくると逆にすぐにそういう時間とか金にルーズだったりダメなところを見ると「あー、この娘もダメだね」とすぐ冷めてしまうようになると思うんですが若いうちはしょうがないのか。。

あまりに面白くて結局1話から240話ほどを全部読み通してしまった。主人公の方は典型的な会社勤めがダメな思考をお持ちの方で「あー、この考え方ではそりゃあ持たんだろうなあ」と思うハナから問題発生で、とにかく仕事をする前から揉め出したり、人に迷惑かけたりという感じ。ただ違和感を持つのはこういう人とうまくやれない考え方の人の割に冷静に文章書く時だけ第三者の視点を挟みつつ書けるなあという事。

個人的にはこれだけの文章かける人なら全然冷静で社会的にやってけるような気がしてどうにもちぐはぐな感じがするのですが、こういう人ってこれぐらいの文章はすぐ書けるもんなんですかね?文末の切り方もうまくて次の話を読みたいとちゃんと思わせるような感じでいい感じで人の心をちゃんと読めるじゃんと思ってしまうんですが。。。意外と全部フィクションだったりして?という風に裏読みもしたりしつつ。。。

RIP ・ Akiyuki Nosaka 2015年12月11日

野坂昭如氏がなくなりました。

宣言することもなかったけど、野坂昭如氏の歌と言葉は成人してからの自分の精神的な大きな柱になっていたように思います。

さらには作家という人種の怪しさも嫌というほど知らしめてくれた野坂先生。怪しい何をやってるのかわけのわからない大人の代表格。今でも下のお話をずっと自分にも当てはめながら考えて生きております。

あのー、人間あなたがたまだお若いからわからないでしょうけど、40歳ってのはものは、40にしてまどわずとか40になったら自分の顔に責任持てとかっていいますけど、40ってのは確かに、、40になってしまえばどうってことないのだけれど、40になる前にいろいろ考えちゃう年頃でもあるんですね。

あのー、僕ははっきり言って、機動隊に追っかけられて息がひいひい切れちゃった訳です。そのときに、これはひどいことになったと思って、それからなにをやろうかというふうな感じでやったのがキックボクシングで。僕は今25歳ぐらいの運動性はあるんですよ。

25歳ぐらいの運動性があったって、別にどうってことないんだけども、いつもあの、自分の体がもうダメになっている、ということから来る自分自身の精神的な衰えを、どうも受け入れるのがイヤで。ホント言うと、肉体の衰えというようなものと精神的な衰えから来る、精神的な衰えって言う言葉はおかしいかもしれないけれど、精神的な変化というものを受け入れながらおそらくあの、老いていくんだろうと僕は思うけども、僕の場合はそれにちょっと抵抗してみようと思って、

で、キックボクシングを始めたわけです。

野坂昭如「躁と鬱」−話− より

これほど野坂先生をリスペクトしてるというのも、自分でも余程の変人だとは思うがそれでもやはり野坂先生にはひとことありがとうと言いたいのであります。

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↑ 個人的にはこれが一押しの野坂盤。怪しさ満点の13トラック。

武道館の野坂昭如
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↑ コレ次点。でもかなり個人的な点数は下がる。

追憶の牛丼太郎、そして愛再び 2015年12月10日

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東京に居てた頃はよくよくお世話になっていた牛丼太郎。2006年からタイ住まいですが、その間にどうも牛丼太郎の経営会社は倒産していたようだ。高円寺に駅前ロータリーにあった牛丼太郎が懐かしい。


ストイックマーチ

なっとう丼!

闘え友の会

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2004年当時のブログのエントリにはそこかしこに牛丼太郎の文字が。

牛丼太郎【熱烈】ファンサイト お店情報
↑ 当時何回もチェックしていたサイト。

しかししかし、まだ牛丼太郎の生き残り店があるという。先日知り合いがfacebookであげていた●丼太郎 茗荷谷店がどうも牛丼太郎の生き残り店らしく、ウェブで見てみるとなんとも感動的な牛丼太郎愛に支えられて継続されている牛丼太郎遺伝子でした。

『牛丼太郎』最後の生き残り、『丼太郎』茗荷谷店の謎 | ハーバービジネスオンライン

牛丼太郎の「牛」を消して●丼太郎、「どんぶりたろう」というお店。

次回、日本に一時帰国した際にはぜひとも何の用事がなくとも茗荷谷に訪れ、丼太郎で感動の納豆丼を食いたい!と思ったものの冷静に考えると現状220円の納豆丼に新幹線往復30,000円を費やすのも超クレイジーな行動だなと0.1秒で躊躇してしまう。いや、ダメだ!ものごとは考えずに行動しなくちゃ!

というわけでタイはバンコクから牛丼太郎の思いを書かせて頂きました。次回なんとかして食いに行きたい。

goldenmp3.ruなら20ユーロでアルバム20枚買える 2015年12月09日

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だいぶ前にロシアのmp3ダウンロードサイトがめちゃくちゃ安い、というのを聞いたことがあったが、なぜか今になってgoldenmp3.ruというサイトを見つけてしまって、ちょうどSammy Hagarがセレクトした「俺の音楽人生を変えた10枚」というタイトルで出ていたDonovanとVan Morrisonが聞きたくてここで買ってみた。

サミー・ヘイガーが「俺の人生を変えた10枚のレコード」を発表 – amass

確かにこのサイト、mp3販売はめちゃくちゃ安くて、とりあえず10ユーロチャージしたらアルバムが10枚買える。1アルバム1ユーロ、1曲が0.1ユーロという感じの値頃感。しかもここは支払いがクレジットカードだけではなくてなんとBitcoinでの支払いも受け付けている。ウクライナ危機で自国通貨が信用しきれないのか、調達ルートの追跡が困難だからあやしいところからの戦費調達に人気のBitcoin。やはりロシアでも需要が高いのかちゃんと使えるようになっているのが面白い。

ビットコイン – Wikipedia

Blockchain.info

とりあえず20ユーロ購入で画面に表示されるQRコードをBitcoinのウォレットでスキャンして、そのアドレスに20ユーロ分を送金処理すれば数分後には支払いが確定してgoldenmp3.ruのアカウントにもチャージが反映される。20ユーロだと5%分がボーナスで1ユーロ分増量。これ、約アルバム一枚分です。

ダウンロードできるmp3は192kbpsでビットレートがそれほど高くないが、まあそれなりにちゃんと聞けるmp3ファイル。Webサイトからアルバム単位、曲単位で選んでDLが可能。一度購入したものは何回でもDLが可能っぽい。

とりあえずSammy HagarのVOAVan MorrisonのMoondanceJeff Beck GroupのTruthDonovanのSunshine SupermanKLFのChill Outなどをポンポン購入。これでもまだまだクレジット残ってます。あー、あと何買おうか??

まあ、Apple Musicとか聴き放題ストリーミング全盛のこの時代にウェブサイトからmp3を購入してダウンロードってのもすでに時代遅れ的な雰囲気もありますが、mp3という曰くありなフォーマットにふさわしい怪しいサイトで久しぶりにインディーかつアンダーグラウンドな空気を吸ったような気分になれるサイト。

Torrentとかで金払わずにガンガン落とすのも飽きちゃった、という人はここで格安に「ちゃんと」mp3を買うようにしてみるのもまた新しい感覚じゃないかと思います。

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The Old Palace Resort in Ayutthaya 2015年12月08日

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2015年のアユタヤマラソンは12月6日の早朝、つまりはタイの一大イベント日である国王誕生日の次の日となっていました。例年だと12月の第二週とかに開催されるんだけど、今年はなぜか早い。それで国王誕生日の晩はアユタヤあたりの宿は埋まってしまうかと思って11月のうちにagodaで予約をした。が、やはり手頃な値段でそこそこ綺麗そうで車で行っても大丈夫なように駐車場がちゃんとあるゲストハウス、ホテルは結構埋まっていた。

その中で見つけたこのホテル、「The Old Palace Resort」というところに泊まってきました。

場所はこんなところでアユタヤの島からはちょっと出てしまう。しかも周辺にはお店が何もなく車がないとちょっと不便な立地。セブンイレブンも歩くとちょっとしんどい距離にある。

ここは基本コテージでそれぞれの部屋が分かれているような造りのものらしい。VAT、サービスチャージ合わせての17%込みで957.50THB。コテージ、バンガローみたいな部屋になっているんだけど、他のコテージと距離が近いのでイマイチ開放感なくせせこましい。

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写真では見た目かなり良さそうに見えるけど、結構年数は経ってるようで全体的に古臭い。ただ、水回りの造りはまだまだしっかりしていて汚いところもなかった。ちゃんとした駐車場は3台ぐらいのスペースしかないけど、空いてるスペースには全部で10台ぐらいは駐車できるので車で行っても問題はなさそう。

とりあえずマラソンに出るための宿泊所として利用しましたが、普通にアユタヤに観光に来るならもうちょっといいところに泊まったほうが旅行気分が盛り上がるかな?という感じのとこでした。朝飯付きだったけど

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こんな感じで特段書くこともなく。受付のお姉ちゃんが愛想よく可愛かったことぐらいが記憶に残るホテルでした。