マラソンの参加証が届いた 2013年10月14日

2nd Annual West Point Half Marathon
“2nd Annual West Point Half Marathon” photo by West Point – The U.S. Military Academy

10月の10日に自分のGmailのアカウントに1通のメールが。イマイチ見慣れないSubjectと送信元アドレス。一瞬スパムかなと思ったがプレビューの本文に”Half Marathon Bangkok”みたいな文字を見つけとりあえず開いてみる。そうすると8月に行われたタイの母の日ハーフマラソンの関係の人からのメールで参加の際に入力した情報などがいろいろ書かれていてなんか電子版の領収書みたいな感じの内容だった。ただ、添付ファイルでpdfが付いているので開いてみると。。。

MarathonCert.20131014

あああ、母の日マラソンの参加証なんですな。紙では作成せずにPDFのものだけメール送付ですか。それはまあいいんだけどなぜに2ヶ月もかかる?たかだか数千人だろうから2ヶ月もかかることが信じられない。。。ていうかゴール前、写真撮るならちゃんと言っておいて欲しいよなあ。そうすればもうちょっとマシな顔するのに。上の写真は完全に無防備で、21kmのハーフマラソンを初めて歩かずに走りきったゴール直前でへろへろになってる。なんか中途半端な写り具合で収まりが付かないのでとりあえずブログで公開することにしました。。。誰も得はしないけど。。。ていうかマラソンのゴール前で写真撮るのってこういう風に活用するのが当たり前?どうなんだろう?てかマラソン中のカメラには今後気をつけよう。どんなに辛くてもちゃんと笑顔を向けるようにしよう。。。

日本にない味 Ichitan GreenTea 飲み比べ 2013年10月13日

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この前世界の紅茶という本を読んでいて考えておりましたが紅茶も緑茶もお茶なんであります。同じ種類の茶葉を使ってるが、発酵の過程が入るか入らないかであの色と香りが生まれるのであります。んで、紅茶はブラックティーもあるが、少なくとも砂糖かミルク、あるいはその両方を入れて飲むのが通例だと思う。それに反して日本の緑茶には砂糖やミルクを入れたりなんかはしない。それも通例だと思う。

同じ茶でこの常識の差はなんだろう?確かに紅茶は渋いので、というのがあるがじゃあ日本人はウーロン茶に砂糖入れて飲んだりするかといえば No なんであります。

これはただ単純に子供の頃から紅茶には砂糖やミルク入れて飲むもの、緑茶はそのまま飲むものと育ってきたからそのパターンから逸脱すると違和感を覚えるのであって、別に緑茶にいろいろ入れたって構わないはずなんであります。多分タイ(というか大陸のアジアの国はほとんど全部)はそのへんのお茶の区分はなくどちらも砂糖やミルクを入れながら飲むものなんだ。セブンイレブンにも緑茶商品がいっぱいあるので、せっかくだから試してみようと思いました。日本のお茶が飲みたいというよりもこの違和感を思い切り楽しんでみるのが吉だと。せっかく好き好んで海外に出てきてるんだし。自分たちが違和感を感じて、タイ人は違和感を感じないその差異はどこから来るのか?なんてことを考えながら飲むのもまた一興なんであります。

というわけで今週はオフィスにいる時間が長かったのでセブンで元Oishiのタン社長が新たに作ったJapanese food productの会社 ichitan の緑茶製品ラインナップ全部を飲んでみた。ちなみに会社名はタン社長の名前を冠して、数字の1を置く。つまりは「タン社長ナンバーワン!」というような意味なんだろうか。自己主張がそのまま会社名である。

อิชิตันออร์แกนิค กรีนที ชาเขียวออร์แกนิคเพียงหนึ่งเดียวในประเทศไทย
↑ Ichitan企業ぺージ。タイ語オンリー。ローカルマーケティングですな。

さて、

01
ichitan organic green tea sugar free
420ml 0kcal

最初はこの辺から。シュガーフリーだけあってゼロカロリー製品。当然甘くない。緑茶と言っても日本の緑茶的ではないかな。渋みが強くてどっちかというとウーロン茶的な。油の濃い料理と食い合わせるならこれもいいかもだけれども、これだけで飲むには渋くてちょっと一本飲み切るには辛いかも。自分で軽く砂糖入れて飲むのがいいかもしれない。

03
ichitan organic green tea honey lemon flavoured
420ml 220kcal

ハニーレモンの香りがお茶の香りよりも断然強く、お茶というより普通のはちみつレモン的。ちょっとフレイバー濃すぎですな。砂糖の甘味が脳髄にカチーンと響く精製甘味、血糖値上がるよー。甘いお茶を期待してると肩透かし。お茶じゃなくホントはちみつレモンっすな。

05
ichitan organic green tea genmai flavoured
420ml 220kcal(表記なし。上のhoney lemonに従うと220kcalぐらいか)

玄米フレーバーということで香りを嗅いでみると確かに玄米茶。飲んでみるとびっくりすることに甘い。カロリー表記がなかったのと、玄米茶なのでさすがにノンシュガーかと思っていたらしっかり加糖だった。絶妙な味合わせの海外らしい日本では味わえないプロダクト。甘香ばしい。

08
ichitan organic green tea midori punch flavour
420ml 220kcal(表記なし。多分こんなもん。。)

midori punchというよくわからないフレイバー。要するにフルーツミックスフレイバーということなんだろうけど。んでこれもまたフルーツフレイバーが強くてお茶の味はほとんどしない。タイの飲料はやっぱりこういう花系やフルーツ系の香りはしつこいぐらいに強めにつけてあるものがほとんどですな。普通にフルーツジュースとして飲めばうまいんじゃないかな。目隠しして飲んだら緑茶飲料とは気づかないんじゃないか。

12
ichitan organic green tea corn flavored
420ml 110kcal

セブンイレブンで買って、人と話しながらボトルを開けて一口飲んでみてプッと吹きそうになった。コーン茶なのに甘い。。。ちゃんと見てみるとカロリー表記があった。しかしカロリーは以前の玄米茶のものの約半分。これだけカロリー違うのはなんでだ??飲んでみるとコーンの香ばしい香り、そして甘い。フルーツのものより甘みは軽くて飲みやすい。全体としてコーン茶プラス砂糖なんだけどなぜかコーンポタージュを思い出す。そういやあれもデザートではなく食事として食っているけど甘みはだいぶ強いもんね。

10
ichitan organic green tea +chrysanthemun
420ml 220kcal(表記なし。多分はちみつレモンとおなじぐらい)

最後のボトルはchrysanthemunというよくわからない単語のフレイバー。買ってきてネットで調べてみるとchrysanthemunは”菊”らしい。菊のフレイバー?菊のフレイバーって葬式のイメージしかないなあ。。。飲んでみると特に日本人がイメージする菊のフレイバーはしない。どこが菊なんだろうか??一番理解に苦しむフレイバー。でも別にまずくはありません。

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ichitan organic green tea original flavoured + blooming tea extract
420ml 110kcal(表記なし。玄米茶やコーン茶と同じく110kcalとしているが個人的にはもうちょっと甘味は軽い感じ)

緑茶というよりジャスミン茶みたいなフレイバーが付いている。ただ甘みはだいぶ抑えめで確かにこれが一番お茶っぽい。お茶と思わず紅茶だと思って飲むとかなりしっくり来る味。やっぱ私も日本人の常識的お茶感に縛られてますな。クドくなくて割りと飲めるが、個人的には玄米茶かコーン茶のほうがおいしいかな。

総括として

・midori punchやhoney lemonは普通にジュースとしてはおいしい。ただ、お茶という感じはしない。
・sugar freeは渋みが濃いので自分好みに砂糖入れて飲むか(紅茶と同じく、砂糖を入れると渋みが緩和される)、油の多い料理、味の濃い料理と食い合わせるとちょうど良さそう。ウーロン茶と同じ活用法ですな。
・コーン茶と玄米茶が日本人には常識外な意外性のある味で面白い。ネタとして飲むならこれ。おみやげにもいいかも。重いけど。
・逆にoriginal flavourやchrysanthemunはちょっと中途半端な感じ。もう少しどこか尖った部分が欲しいというような感じ。

というような感じでした。まるまる一週間ぐらい費やして一日一本で飲んでみましたが、なんかあまり達成感のないネタですな。。。でもまあせっかくだからOishiのお茶もコンプリートしてみるかな、と思ってじっくりOishiの緑茶のラインナップを見てみると同じようなフレイバーの品揃え。なんだ別にichitanのプロダクトが個性的なのではなくてこういうフレイバーがすでに定番なのかも。。。Oishiのほうを飲み比べても対して変わらんだろうな。。。

今更ながらにiPad SmartCase 2013年10月12日

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新しい世代のiPadが今月末ぐらいに発表されるかもしれないという話が出ていて、それに連動して街なかのApple Storeから最近どんどん現行のiPadのアクセサリ関連が撤去されているような気がします。それを考えると早いうちに買っとかないとなくなってしまうかなと思ってiPadのSmartCaseのLightGreyのものを購入。1790THB。高い。

iPadのケースをいくつか持ってるんだけどiPadが重くならず、分厚さも出ないものを考えるとSmartCover+裏面の保護用にプラスチックのカバーか、このSmartCaseかなと考えていた。今まではSmartCoverと背面のプラケースをつけていた。

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このケース、薄くていいんだけど、iPadのアルミの筐体の角を守ってくれる機能はないに等しい。たまに外に持ち歩いた時に、うっかり忘れてカバンをどさっと置いてしまうとこのへんの角が非常に心配。外出時はクッション性のあるモバイルケースにこの状態のまま入れて持ち歩いていたりしてたがどうもめんどくさい。んでこの薄さを活かして角の保護ができるものを考えていたところ浮上したのが、このSmartCase。ポリウレタンの素材をちょうど表面と裏面の境で接着しているが、この接着している”耳”の部分が角に衝撃が加わった時にクッションの役目をしてくれると踏んで購入。

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↑ この張り合わせ部分が重要。ちょっとしたことだけどこの部分があるかないかでぶっ壊れてしまう可能性がぐっと減るのではないか。

このカバーをつけてればカバンにもiPadをそのまま入れれると思います。また、なぜこのLightGreyの色を選んだかというと、SmartCoverの中で唯一背面のアップルロゴが白ではなく、グレーになっている。AppleのサイトでもこのLightGreyの商品写真の背面は白のアップルロゴだが、本当は実はこのLightGreyのみ灰色。ケースのLightGreyとアップルロゴの灰色のコントラストも高すぎずでちょうどいい。他の色のSmartCaseのAppleロゴはちょっとコントラストが高すぎてデザイン的にイマイチ好きになれない。iPhone5CのWhiteモデルもそうだが、ロゴと本体カラーのコントラストが高すぎてMade in Chinaっぽいパチモノ感が出るから。。というわけでLightGreyにしましたが、案の定汚れやすい。。。

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というわけでホント今更感が強いiPad SmartCaseですが、これつけると下の写真みたいに、感覚的にでかくなったような気がします。。。まあ、ちょっとしばらく使ってみることにします。。。

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目を瞑る証明写真 2013年10月11日

United States Capitol
“United States Capitol” photo by Kbedi

今年もアメリカのグリーンカード抽選申し込みの期間がやってまいりました。今年は2013年10月01日から11月02日までの期間となっている模様。

去年もやっていたが、こういうふうにやって自分で申し込み用の証明写真を作成します。今の御時世特別なカメラ用意しなくても携帯のカメラで十分使える写真が取れるから楽なもんだ。とりあえず4,5枚ぐらい自分の写真を撮ってもらってその中から一番写りがいいものを選ぼうとスマートフォンからGoogle+にバックアップされた写真を眺めていると、、、

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普通に一枚一枚見ていって最後の写真を見た時、普通に写真の僕が目を閉じたので思わず「うわわわわ!!」と声を上げてしまった。瞬時に動画gifファイルだということはわかったけど油断している時にこういうのを見るとチビリそうになりますな。。。ていうか勝手に保存したファイルを編集するのは止めてほしい。。。と思ってたらこんな機能なのね。

Google+の写真機能、大幅強化―全自動で色調・露出補正、GIF、パノラマ、HDR、 グループ写真の合成などを実行 | TechCrunch Japan

google+のほうでホントにユーザーは何もせず写真の自動編集をしてくれるのね。こんな機能知らんかった。。。

cntlmでまたまたMSのプロキシ認証越え 2013年10月10日

Networking
“Networking” photo by ivanx

私物のMacやモバイル端末で社内のWiFiを使いたい。って普通に思うから前々からいろいろつないだりしておりました。WinPCではDropbox使うためにntlmapsというツールを使ってみたり、AndroidではProxyDroidというようなツールを使ってつないでみたりしておりましたが、最近は今年の半ばに買ったMacbook Airを社内で使いたいがどうもインターネットに出る通信のFirewallでの認証が不安定で出れる時と出れない時があったり。これが急ぎの場合にインターネット見れない状況だと非常にイライラしてたのでどうにかならんかと久しぶりに時間のある日にいろいろネットを見ていた。そしたら、

Cntlm: Fast NTLM Authentication Proxy in C

というツールがリリースされているのがわかった。これは全部C言語で書かれたMicrosoftのNTLM認証を使ったFirewall認証を超えるためのツール。
これ、不正にFirewallを超える、という意味ではなく、Windows端末以外だと大概うまく認証が動かない非常にクセのあるMicrosoftのNTLM認証を台替りして受け持ってくれるツールです。

んで、上記のサイトでDOWNLOADからファイルをダウンロードしてみると、exe? rpm? あら?Mac用のバイナリがない?オープンソース・ソフトウェアらしいがMacでコンパイルまでするのもめんどくさい。。。と考えていたところ以下のようなサイトが。

How to set cntlm on mac OS X – OHO’s Blog

ここのサイトを読んでみると、コンパイルまでしなくともHomebrewというコマンドラインのパッケージ管理ツールを入れれば単純にMacのターミナルから一行コマンド撃ちこむだけでcntlmをインストールできるとのこと。てなわけで早速Linuxで言うとyumやaptに相当するパッケージ管理ツールHomebrewをインストールします。ちなみにMacにはこのHomebrew以外にもMacPortsというパッケージ管理ツールもあります。

Homebrew — MacPorts driving you to drink? Try Homebrew!
Macを便利にするパッケージマネージャ「Homebrew」 | マイナビニュース

Homebrew自体のインストールも簡単。ネットにつながっている状態でMacのターミナルから

ruby -e “$(curl -fsSL https://raw.github.com/mxcl/homebrew/go)”

を入力するだけ。その後

brew install cntlm

と入力することでcntlmがMacにインストールされる。そしてcntlm.confの設定ファイルを編集していかなければならないのだが、先のリンクの先にある”Configure cntlm.conf”の例のように設定ファイルを編集すればいい。このcntlmのいいところはNTLM認証に使うパスワードを平文で設定ファイル内に記載する必要がないところ。以前のntlmapsは毎回起動時にパスワードを手動入力するか、設定ファイル内にパスワードを平文であらかじめ記載しておく必要があった。こちらのcntlmはパスワードにhashをかけてから記載する。なので他の人に見られて覚えられてしまうという危険性は多少なりとも減った。このhashを作成するには、

cntlm -H -c /usr/local/etc/cntlm.conf

と入力することでcntlm側でhashをかけてくれて、設定ファイルにコピペできるフォーマットで出力してくれる。出力された3行をコピペでcntlm.confに追記する。後、Passwordで始まる行を#でコメントアウトするのを忘れずに。

そしてユーザ名とドメイン名の入力。ドメイン名は.localや.comを除いたWindows Domainのドメイン名で入力してうまくいってます。Proxyのところは認証処理をしている上位のプロキシサーバのIPアドレスとポート番号を指定します。No Proxyの項目はご自分のネットワーク構成に合わせて、、、多分そのままでも機能します。ListenはMacにインストールしたcntlmが稼働するポート番号を記入します。特に問題なければデフォルトのTCP/3128で問題ないかと思います。ここまで記載できればとりあえずcntlmは動くと思います。設定ファイルを保存した後、

cntlm -f

で起動すればフォアグラウンドでデバッグログを出力しながら動いてくれるのでちゃんと動くかどうかのテストをします。SafariやChromeのプロキシ設定を、localhostのTCP/3128へ接続するように設定します。認証の設定をする必要はありません(ただ、ブラウザ起動直後に一度だけ必ずパスワードを聞いてきます。一度入れるとそれ以降は入れる必要がなかったですが、設定ファイル内にパスワード記載されてるのになんで??)。動くようなら単純に

cntlm

で起動するのでターミナルから起動して使うか、~/Library/LaunchAgents/にcom.oho.cntlm.daemon.plistのようなファイル名でこのプログラムのサービス起動の設定ファイルを作ってあげると毎回Macの起動時に自動的にこのcntlmが立ち上がるようになります。サービス起動の設定ファイルは上記のリンクの”Using LaunchAgent for automatic service launch at start”のところにある設定ファイルの記載内容をそのままコピペして保存すれば動くようになるかと思います。

これでcntlmのインストールは終了。自分の使っているFirefoxのプロキシ設定をcntlmに接続するよう設定変更して、、、つないでみると早い早い。結構しっかり安定して繋がってくれる。こりゃあいいわ。暫くこれでいきます。