スリウォンの居酒屋 伯楽 2012年11月07日

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スリウォン、ナラティワートの交差点からほど近いところにもっこりラーメンがある。ここはここでよく来るんだが、そのお向かいに「伯楽」という和食のお店がある。以前からもっこりに来るたびにこの伯楽は高そうだなと思っていた。店構えがなんとなく高級そうに見える落ち着いた雰囲気だった。

んで今日、ランチだったがはじめて会社の人に連れられてこの伯楽に来てみた。

バンコクの日本料理の店「伯楽」

お店の名前はどうも「はくらく」ではなく、「はくろ」というのね。意味はよくわかんないが。そして実はこの「伯楽」、高そうと思ってたが全然高くはない。それどころか「ほろ酔いセット」なんて気のきいたものまである。

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大瓶ビールもしくはジョッキ+おつまみ2,3品。とってもリーズナブルに180THBから220THBの価格帯。これはとってもダイエット向きなセットじゃないでしょうか。なんか通ってしまいそうで怖い。さらにはこのお店、金曜日の昼12時過ぎに行ってみたが、外の喧騒が嘘のようなぐらいに人が少なくて落ち着く。店内も広くて座敷のスペースも広くとってある。まるで地方都市(日本のね)の居酒屋に入ったような錯覚。出張の前日入でとりあえずホテルに荷物置いて、「ホテルの周り2,3軒しか店なかったけど、なんか食えるもんあるかなー?あ、居酒屋あるやん、これでええわ。」で入ったような静かないい空間。とはいえここはバンコク。平日のこの時間にこんな客入りでいいんかい?とお店の先行きに不安を覚えたりするのですが、それでもこの店僕の記憶ではかなり昔からあるのでこの客入りでも十分やっていけてるんでしょう。

うーん、今まで完全に見過ごしておりました。ちょっと期待の新星登場。今度飲み行ってみます。

紅燈籠の毛血旺 2012年11月01日

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先日知り合いの人を晩飯を食いましょう、ということで会社近くの紅燈籠という中華料理屋に行ってきた。このお店は実に地味な立地にあるんだが、何気に日本人にも有名なお店。

Hong Teong Long 紅燈籠 at スリウォン通り : サーヤのバンコクだらだら日記


View Hong Teong Long in a larger map
↑ 赤ちょうちんが目印。

実にお安い!日本人に馴染みの深い餃子やらワンタンやら、小籠包やらメニュー豊富で安い。バンコクの有名な中華料理屋というとこれ以外にも有名なところで「老山東」なんかもあるんだけど、老山東と比べれば本格的な中華メニューが多い。まあそれを言うと、老山東は従業員なんかも多分中国からの若い留学生の女の子あたりを雇って働かしているようで、寮とか食事とかも面倒見てるんじゃないかな?結構教育もちゃんとしてる。客のことを割りとよく見ているので感心するのだが、こっちの紅燈籠のほうは従業員の態度も本格中華である。その無愛想な客あしらいに呆然とすることも。

でも飯はうまいんであります。今回はちょっと変わったものを、ということでメニューの名前からして変わっている「毛血旺」という料理を注文。ビール飲みながらボサーっと待っていると隣に座ったあまり金を持ってなさそうな若い中国人カップルの席に巨大などんぶりがどどんとサーブされた。なんか具だくさんのスープもので白飯の茶碗片手に二人でガツガツ具を食っている。

「凄いすねえ、注文あれだけで二人であの量平らげるんでしょうね。。」
「おい、ちょっと待てよ、あの量が俺たちも来るんじゃないの?」

はい、予感的中。同じサイズの巨大どんぶりが僕らのテーブルにもやって来ました。その時すでに餃子やら麻婆豆腐やらを食っていたのでこれは引いた。

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出てきたスープは油、血のゼリー、臓物、ニンニク、唐辛子、山椒などのオンパレード。実におどろおどろしい、肉食の極意と言ったようなスープ。となりの中国人カップルも「知らずに頼んだな。。。お前らがこんな料理食えるのか?」みたいな目で見つめている。しょうがないので食いきれはしないだろうが食い始めると味はめちゃくちゃ濃いんだけどこれがまたうまいんである。なんというか、味の新機軸、今まで経験したことのない系統の味付けでとにかく濃い、香辛料の複雑、雑多な味で胸いっぱいになる。そして臓物のコリコリ、クニャクニャであります。さらに大量に血のゼリーが入っている。これは鉄分たっぷり取れるなあ。個人的には血のゼリーが好きでよく食うんでとてもおいしい。歯ごたえが豆腐のようで豆腐でない微妙な感じでいいんですわ。

血のゼリーは中国では血豆腐とか血旺というらしい、あ、毛血旺って血のゼリーの料理ってことか。とにかく大量に入ってます。

【激辛四川料理】毛血旺(豚の血入り) – 空腹時に見てはいけないブログ – Yahoo!ブログ
毛血旺(マオ・シュエ・ワン)

上記のリンクなどを見てると、どうも四川系の料理のようです。いやー、しかし腹に溜まるわこの料理。そこそこに残して退散してきました。しかし、こういう目が冷めるような、根本的に自分の常識からかけ離れた味に出会うととても嬉しくなりますな。まだまだ知らないものがいっぱいあるなとワクワクしてきます。この日はガチョウのレバーの蜂蜜漬けなどこれ以外にも変わった料理を食えたので腹はしんどかったけど大満足でございました。

菜食週間 เจ キンジェー 2012年10月15日

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前回のエントリで生肉がどうのとか言っておきながら、今年もキンジェーがやって参りました。いつもの暴飲暴食に歯止めをかけるタイの菜食週間。肉とニンニク、ネギなどの香りのきつい野菜を使わないのでホントにあっさり、胃に優しいのです。今年は10月15日(14日と書いてる看板もあり)から23日までとなっております。串刺し・爆竹・トランス状態で有名なプーケットのベジアリアン祭りもこのキンジェーであります。

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↑ こちら、左はパットミー、右がパットガパオジェー。ちょっと油っこかった。

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↑ あんまり油っこくないほうがおいしい。これは会社の裏のフードコートのジェーメニュー。パットミーはあっさり味の焼そばでうまい。

曼谷のカレー狂 2012年08月26日

先日、バンコクに出来たゴールドカレーを紹介したが、なんかもう無性にカレーが食いたくて食いたくてしょうがなく、毎日カレーを食ってた。酒のんで、深夜23時にカレー食ってなんて生活を続けていたらさすがにアラフォーなので体がぶっ壊れてしまうので今月の給料日31日を持ってこの不健康食生活に終止符を打ち、改めてダイエット&健康食生活、ทุกเย็นไม่กินข้าวไม่กิน(晩飯に米、麺の類は食わない)を実践するのであります。というわけで戒めにここにバンコクで食えるカレーなどをお披露目しようかと思います。

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↑ 桃太郎のカツカレーライス。必ずソースと一緒に持ってきてくれるのがいい。ドバドバカレーにウスターソースをかけて食おう。ふっふっふ〜んカレ〜ラ〜イ〜ス〜ってな具合にフォークギターのアルペジオが聞こえてきそうな70年代風。どうせなら水の入ったコップにスプーンを入れて持ってきて欲しい。

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↑ 牛野屋のポークカレー。こちらももったりした学生食堂のカレーみたいな味。

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↑ タニヤではおなじみ青りんごのカツカレー。ここが一番上品な味してるかな?でも味は濃いです。ご飯の上に乗ってる鼻クソみたいなのは干しぶどうです。

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↑ ゴールドカレーのゴールドカツカレー。何回も食っとります。標準Mサイズ。ご飯280g也。

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↑ ゴールドカレーのハントンカレー。カレー+オムレツ+揚げ物の超高カロリー食。うまい!高カロリートッピングなのにLサイズにしてもた。ご飯350g也。

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↑ ゴールドカレーのカツカレー。これはLLサイズ。ご飯480g也。

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↑ 番外編。日曜日の晩飯。彼女が「タイ飯がいい」と譲らなかったので自炊タイレッドカレー。タイ飯でもカレーじゃ!

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↑ 2012/09/09 Updated! らあめん亭のカツカレー。ベロベロに酔っぱらって食ったので味は記憶にない。ベロベロに酔うぐらいって何時にカレー食ってんだよ?ってな感じですが確かにこれは食い過ぎ。

しかし絶妙にゴールドカレーにはまっています。女性向きではないかもしれないが、こってりぼってりの黒〜いカレー(カラメルなども入っているらしい。確かにスパイシーな感じというよりは香ばしいという印象の味)にドカ盛り揚げ物のボディーブローが効きまくり。食うたびにサイズを上げていってるのもよくない兆候ですな。できれば2kgのチャレンジカレーに挑戦したい。。。今の体力では完食は無理だろうけど、なぜか挑戦だけはしたいのです。。

金沢ゴールドカレー バンコク店 2012年08月21日

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会社の上司とタイ料理屋で100Pipersをゴブゴブ飲んだ後、ついついその足で以前から食ってみたかったゴールドカレーに深夜11時になってから向かってしまった。

以前はちょくちょくと顔を出してたウッドボールシーロム店を切り盛りしていたとっぴーとしゅうさんがやってるカレー店。スクンビット・ソイ39のマイポーチの隣なのかと思ってたら、ソイ39からマイポーチへ折れる角の3軒ほど手前にありました。

到着後、注文するのは当然ゴールドカツカレー。黄金の高カロリー食。衣厚くざっくり歯ごたえのカツがうまい。カレールーはHPで何回も見た通りドロっともったりしたカレールー。でもあまり味は濃ゆくないので安心して食える。盛ってあるごはんを包み込むようにカレーをかけるのが特徴って書いてあるが確かにそうやってカレーをかけてある割にはカレールーが少なく感じる。まあ逆に言うとルーが少ないカレーならご飯の量が多少多くたって味が濃くないのでぺろっと食えてしまうはず。そんなことを考えてると、チャレンジカレーを思いだした。

日本でもあるみたいだけどバンコク店でも2kg刻みで2kgから10kgまでのチャレンジメニューが用意してある模様。4kgとか正気の沙汰ではないと思うが2kgは食える奴がちらほらとはいるでしょうね。

大学生の頃にココイチでご飯1kgでプレーンのカレーを食ってたことを思い出す。トッピングなしのカレーをご飯1kgまで追加で盛ってもらってちょうど1000円。これを大学の友だちとモリモリと食ってました。別にチャレンジメニューではなく、腹一杯カレーを食うにはこれがちょうどいい量だった。これ以上だと多すぎておいしく食えない。少なくても満腹にはならず微妙に満足感に欠ける。文句を言うとカレーをこの量ずっと食ってると味に飽きるので福神漬やらっきょをうまく組み合わせて味の変化をつけなくてはならない。

ゴールドカレーの2kgはどうだろう?昼飯抜いて晩に頑張って食ってしまえば完食できるか?多分最後は苦しくてちょっと後悔するだろうけど、一度挑戦したい気もする。。。