Google Cardboardで”This is Major Tom to Ground Control”?? 2015年11月12日

Google Cardboard 2

タイの通販サイトでGoogle Cardboardを購入。

Google CardboardはGoogleが規定している3D映像、VR(Virtual Reality) のヘッドセット。原材料はダンボールとレンズ。ダンボールで作成するヘッドセットの寸法などの規格はオープンソースになっていて誰でも設計図を手に入れてダンボールで自作することができる。

https://www.google.com/get/cardboard/
Google Cardboard – Google

レンズの入手が面倒(特にタイ在住だし)だろうと思って、ちょうど通販サイトでバンコク市内の業者がひとつ300THB程度で売っていたので買ってみた。

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何重かに折りたたまれた段ボールを開いて説明どおりに組み立てていくと2,3分ですぐに段ボール製VRゴーグルが完成。AndroidスマホにGoogle Cardboardというアプリをダウンロードして開く。それをゴーグルに挟んで完成。

Droidcon Berlin 2015 - Tag 1

Google Cardboardのアプリではデモプログラムが動いていて、視野のどまんなかに表示されるポインタを動かしてアイコンに合わせゴーグル側面にある磁石を利用したスライドスイッチで選択したりしてプログラムを操作できる。

僕の買ったものは多分、バンコクの業者がGoogleの図面を起こして製造販売しているもの。図面が2014年のものだったようで、僕が今メインで使っているNexus6の6インチ画面は大きすぎてこのゴーグルにマウントできなかった。2014年は5.5インチ
までで、サブ機のOneplus oneのは使えた。2015年の図面ものならNexus6もマウントできる。

実際にGoogle Street Viewでニューヨークのどまんなかでストリートから高層ビルを眺めたり、カンボジアのAngkor Watを眺めてみたり、エジプトのピラミッドとスフィンクスを横から眺めてみたり。頭の動かす角度に連動して同じように視野も動くので周りを360度見渡せるがニューヨークのビル街のように見上げるような動作がかなり感覚的に面白かった。

Youtubeでも360度動画があって、同じように頭の動きに連動して視野が360度動きつつ、時間も流れていく。ジャングルの中のゴリラを目で追う動画やアメリカの深夜の警察出動のそばをついてまわるような動画あるが、現実のものに視点を合わせていくとかなりしんどい。3D酔いをする感じ。やはりCG系のほうが目が楽。そんななかで一番かっこよかったのはこの宇宙動画。

あと、この宇宙系のアプリ。
A TIME IN SPACE VR CARDBOARD – Google Play の Android アプリ

やっぱり

宇宙・CG・アシッド

このへんのキーワードの組み合わせがVRで一番気持ちいいコンテンツになりそうな気がしますな。

職場の人と「すげーすげー」なんて言いながらずっとこのゴーグルで画像・動画を見てましたが自分の体の動きに連動する視覚のフィードバックは良く出来てるものの、触覚・嗅覚・聴覚のフィードバックは何も特別なものがないのでアンバランスだし、具体的に何かに使えるか?というとちょっと中途半端で「うーん、何に使える??」とみんなで考えこんでしまいました。

ダンボールとレンズで約300THB。格安なおもちゃですが、なかなか楽しかった。もっと没入感があるというオキュラスリフトも5万円以内ぐらいなら機会があれば買ってみてもいいのかな?とも思いました。

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↑ 日本だとここのが有名か?折りたためるらしく持ち運びに便利とのこと。

Rolling Stones “Shine a light” 2015年11月07日

久しぶりにストーンズを聞く。2008年にリリースされたライブ盤、「Shine a light」。久しぶりに聞くストーンズのライブ演奏の下手さ下限にやっぱりクラクラする。

ストーンズの音楽ってスタジオ版のアルバムでも緻密という言葉の正反対にあるようなざっくりとした音楽だと思うが、ライブ盤になるともう輪をかけてぐっちゃぐちゃのものも多い。このアルバムはもともとはマーティン・スコセッシ監督でストーンズのライブを映画化したものの音だけ盤みたい。

ずっとスマホのステレオスピーカーで聞いてるので音質云々はさっぱりわからんのですが、多分ストーンズだからレコーディングは金かけて録ってるんだから音はいいんだろう。だがその音質の根源の演奏はやっぱりめちゃくちゃでバディ・ガイが出てきた時のギターソロがバックの演奏を置いてけぼりにしつつギターの音だけミックスが異常にでかくて2000年代になってもこんなめちゃくちゃな音をリリースしてるストーンズに敬服致します。(録音は2006年、リリースは2008年)

そして映画のほうはどうもIMAXの劇場で公開されたらしく、このぐっしゃり音をIMAXシアターで聴くのを想像するとなかなかたまらんもんがあります。今更上映してる映画館もないだろうけど、何かのイベントで再上映されるようなことがあればぜひIMAXで見てみたいもんですな。

散々下手くそで音がぐっしゃり、と書いてますが基本的には賛辞でありまして今日はこのアルバムをずっとリピートで聞いております。いいアルバムだと思います。

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MacでリッピングしたDVDは。。。 2015年10月26日

Getting rid of the boxes

2009年ぐらいから自宅ではMacメイン、仕事ではWindowsだったけど2013年からは両方全部Macにして作業してましたが、2015年のここに来てWindows10の出来を見てからMac miniとデスクトップWindows10の二頭立てにしました。現在はもうWindowsがメイン稼働。

やっぱりひとつのシステムに依存した運用は避けるべきですな。改めて昔DVDをリッピングしたデータがMacで使うんだからとdvdmedia形式でリッピングしており、

「え?これ、Windowsで再生できるのか??」

と一生懸命iso形式にコンバートするソフトウェアなどを探しておりました。

が、基本的に ***.dvdmediaのファイルをWindowsの共有フォルダにコピーしたところ、Windows側ではフォルダとして表示され、中にはVIDEO_TSフォルダが。。。普通にVLC Media PlayerとかでVIDEO_TSを再生できることがわかりました。単純にVIDEO_TSフォルダをコピーしてMac上では単一ファイルとして見えるようにパッケージングしてただけなのね。。。

というわけでisoじゃないけどWindowsで見れるようだからこれでよし。

後はMac&iPhone構成の時にEnableにしたiTunes Matchが当然ながらAndroidやWindows Phoneで聴けないこと、カーオーディオにつないでいるBluetoothのワイヤレスレシーバーがAACプロファイルしか対応していないのでAACに対応していないAndroid端末ではAMラジオみたいな音質でしか飛ばせない。。。この辺Mac依存の時に何も考えないで買ったデバイス達の残酷仕様です。やっぱ重視すべきは互換性ですな。。。

ホンコン・フライド・ムービー 2015年10月02日

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久しぶりに映画を観た気がする。長らく映画観てなかったがまたよりによって観たのがこれ、「ホンコン・フライド・ムービー」。マイケル・ホイ主演の1988年の香港のコメディ映画でございます。

タイのiTunesストアに唯一上がっていたマイケル・ホイの映画でなんと珍しく日本語字幕付き!となると久しぶりに観たくなって購入してしまった。

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原題は「鶏同鴨講/CHICKEN AND DUCK TALK」となっていてマイケル・ホイ演じるタウンハウスでローストダックのお店を営むケチで頑固なオーナーと、道路挟んで向かいに出来たフライドチキンのファーストフード店との一悶着を描いた映画。マイケル・ホイの映画といえばMr.Booとかインベーダー作戦、アヒルの警備保障あたりが有名だけど、それらを制作していたゴールデンハーベストから離れてホイプロダクションで撮った後期の作品。

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結構ネットを検索するとファンからは好評価な作品みたいで、人情味溢れる昔気質の味はいいけど店は小汚くてサービスも適当な食堂と見栄えのするアメリカナイズされたファーストフード店の対比を描いて皮肉るみたいな感じのストーリー。綺麗にまとまっていて非常に見やすい。そしてこういう映画では大事な「字幕とか言葉わからんでもだいたいストーリーがわかる」テンポのいい作品。

個人的にマイケル・ホイが大好きで、これと言った強烈な特徴を作らずに中肉中背、常に苦虫噛み潰したような顔か、不安そうな顔しかしてないただのおっさんなんですが、日本語吹き替えで広川太一郎が演じているときはもちろん、普通の字幕付き原語版でもなんでかちゃんと記憶に残るコメディアン。この人、映画のパッケージ、ネットに上がっている写真、何を見てもカッコよく写っている写真が一枚もないところが素晴らしい。

いつもどおりのもっさりしたマイケル・ホイとしょうもないギャグでほっこりしながら見れる映画であります。

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Netflixって何がいいんだろう?? 2015年09月08日

Netflix envelope

日本でNetflixがサービスを開始したって言うから日本のAppStoreアカウントでアプリをDLし、自分のVPNサーバー経由してNetflixの無料お試しを使ってみた。

が、これってHuluのサービスとどう違うの??定額で動画を見放題、国内や海外の映画、ドラマを取り揃えてます、ってHuluと一緒やないの?細かいところを見ていくと確かに定額プランも金額が3プランあったりNetflixオリジナルコンテンツがあったりといろいろあるんだけど、ただ、肝心の動画コンテンツはHuluとは結構被ってるような気がする。そもそも日本でストリーミングサービスで使用できるようになっている動画コンテンツが少ないのか、他のオンライン動画サービスでも目にするタイトルが多い。

価格とか、プラットフォームの多さとか、ユーザーにリーチするメディア展開とか、これまでの日本のストリーミングサービスの経過から学んだ展開法を取っているらしいが、肝心のコンテンツがこれでは別にNetflixでなくてもいいや、ってなってしまいそう。。オリジナルのドラマとかもOne of Themでどれがおもろいドラマかもわからん。。。

ま、そもそも僕自身が20歳ぐらいからテレビはほとんど見ないし、ここ10年ぐらいで映画すら見ることがガクッと減った人間なんで何にも魅力的に映らないだけかもしれませんが。。。

実際に日本でホントに話題になってるんだろうか???