ブロードウェイの熱風

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昨日は会社の忘年会。

一応終電に間に合うように会場を出たものの、ぐだぐだしているうちに終電を逃す。しょうがないので家のほうに向かって歩きながらタクシーを拾おうとしたがちょうど忘年会ラッシュなのかなかなかタクシーが捕まらない。結局赤坂から四谷、新宿、西新宿を経由して中野坂上まで来たところでやっと捕まる。中野坂上から新高円寺まで。ちょともったいないような気もするが、足は痛いは寒いはでがまんできずに乗ってしまった。西新宿で吐いたりしてたので車の中では落ちるように眠ってしまった。

今日、昼間に起きた。酒が残ってるので気持ちが悪い。とりあえずちょっと表へ出ようとして財布を見て驚いた。

なんと現金が20万円も入っている。

「俺は何をしてこんなに現金を持っているんだろう、、、、」と頭の中が疑問符だらけになる。財布にはコンビニATMで自分の口座から20万円の引き落とした利用明細が入っていた。おぼろげな記憶の中、そういえばボーナスの幾分かを貯金に回そうとして引き落としたっけ、、、。20万円もの大金を引き落としたりしているのに全然記憶にない。これから酒を飲む時は銀行のカードやクレジットカードは持ち歩かないほうがいいかもしれない。

気をとりなおして中野ブロードウェイのキクマツヤに6800円のスーツを見に行く。久しぶりにブロードウェイに来たが、今回初めて地階や2階のごちゃごちゃした区画に入り込んでみる。道の両脇にメシ屋、服屋、古本屋、おもちゃ屋などが所狭しと並び、道には店に並びきらない商品が段ボール箱のまま置かれている。しかも青天井ではなく、建物の中で換気が悪いのかメシ屋それぞれから、そば屋からは鰹節の臭い、洋食屋からはフライの油の臭い、などが漂ってくる。その中をいろんな人がいったりきたりの騒然。ただ、騒然とは言っても人間の活気に満ちた混雑模様でその中に居ること自体は非常に気持ちが緩まる瞬間でありました。ブロードウェイが変わった場所だと言われるのはまんだらけのせいだけではなくまんだらけのような趣味の濃い店と普通のお店が高密度で重なりあっているこういった光景が所以ではないのかいな、とちょっと思ったりもした。