インターネットのお仕事 2011年11月16日

My Three Networks

久しぶりに仕事で案件管理だけでなく、実地の作業も自分でやるプロジェクトを進めている。とある会社のシステムのサーバをオフィスからホスティングサーバへ移行する。OSやネットワークの設定から、ユーザ登録、アプリのインストール、ライセンスの移管などいろいろとやることが多いが、久しぶりに作業をやってみて非常に楽しい。

基本すべての作業がリモートでできる(というかサーバはデータセンタにあり、入室作業はできないので必然的に作業はリモートになる)ので、定時、時間外にかかわらず作業している。土日なんかパンツ一枚で自宅からユーザ登録の作業を行ったりしていた。バンコクの自宅の一室から遠く離れた東京にあるサーバの設定などをいつでも作業できるというのは技術的に考えりゃ当たり前なんだが、僕の10代はインターネットのない時代だったので、いまだに感動的なんである。

大学生の頃、Webサイトに掲載されているエロ画像うん千枚を友人と手分けしてDLし、DLの待ち時間はオンラインで対戦できるマージャンソフトでその友人と対戦。会話はICQやIRCで。23時のテレホーダイが始まると同時に接続し、朝までオンライン。これを毎日続けていた。この、インターネット経由でなんでも出来る感が当時(というか未だにそれが続いている)感動的で、おもしろくてたまらなかった。DL中の画像ファイルがなぜ落ちてこないのか?とかその問題をどうすれば解決できるのか?といろいろ勉強してるうちにそこそこPCやネットに詳しくなって、就職活動時、何をして食っていけばいいのか?これから先の人生何十年かの最低でも1/3は仕事に費やさないといけないのだが(8時間/24時間ね。)、どうしようといろいろ迷った。結局、そのネットの初期感動を理由に職を決めたんだが、個人的にまったく間違ってなかったと思える。未だにインターネットの世界が面白くてたまらない。

そしてやっぱりマネジメントよりも実地のエンジニアとして生きれるようになりたいもんだ。年取るとやっぱり新しい技術やら流行が掴めない。最近ずっと若いもの(20代)の連中に負けないように一生懸命追いつこうとしているんであるが、やっぱり実地で勉強してる奴にはかなわんなと作業をしながら思ったのでありました。だからなんとかせんといかんのですな。