しつこいベトナム人 in HANOI 第二章

ホテルでシャワーを浴び、さてメシだメシだ!ってな感じで近くを歩き周り、屋台でフォーを食い、ビアホイへ!ベトナムのビアホイ、言葉自体は生ビールを表すんですが、大概ビアホイと言うと生ビールを出すビアホールのことになります。

さっそく歩いてビアホイ探し。すぐにジョッキ一杯3000ドン、1$でジョッキ5杯呑めるお値段のビアホイを発見。めっちゃ小さい店で観光客はおらず、地元のこってりしたおっさんたちが豆をつまみながらビアホイをぐいぐいやっております。ワシも腰を下ろしてビールを頼み、となりのおっさんたちとかんぱーい!こっちのビールは少々水っぽいので一瞬で呑めるんですな。何杯もおかわりしながらうまいうまいと言ってるととなりのおっさんたちも上機嫌。地元の酒とか地元のメシをうまいと言ってあげるとほんとにおっさんたちは嬉しそうな顔しますな。これはどこの国でも一緒ですわ。

そしてお店の息子が帰宅。外国人とわかるや否やすぐに話しかけてきます。お店で英語を話せるのはこの息子のみ。まだニキビのある若い兄ちゃんです。学校で英語を習ってるらしくたどたどしくも英語で話ができることをめっちゃ楽しんでるようで、いろいろ日本のことなども聞いてきたり、ベトナムの見所などもいろいろ教えてもらいました。そしてこっちは日本語を教えてたりしておりました。

「Hello、こんにちわ。KON-NICHIWA。」
「Thank you、ありがとう。ARIGATOU。」
「Let’s have a meal together、一緒にご飯食べましょう、〜」
「Do you go to the HOTEL with me?、ホテル行きませんか?、〜」

こんな感じで外国人に日本語教えるときは日本の女の子をナンパするときの言葉を教えてやると異常に喜びます。

後はおっさんたちの質問を英語でとりついでくれたりで中々楽しい会話とビールを味わいながら夜は更けて行ったのであります。帰りにはまた来いと言ってくれてハノイのガイドマップまでくれました。買うと2$ぐらいするので喜んでもらって帰りました。ベトナム人、中にはいい奴も居ります。

そして宿に戻ると、、、

「おい、お前どこ行ってた?ビアホイ?安いもん飲んでるな。それより明日どこ行く?ハロン湾のツアーか?サパにトレッキングか?それともVINHとかHUEに行くのか?バスあるぞバス!安い!うちで手配できるからこれ乗って行け!」

ああ、うっとおしい、、、静かに休ませてくれよ、、、。

「まだ決めてないから明日ね、、、」
「おい!バスのブッキングがあるから今決めないと間に合わないぞ!」
「俺は別に急がないからいいの!」

と言いながら部屋に避難。久しぶりのエアコン部屋や、、、、。気持ちええなあーーー。ぐっすり就寝。