バンプラ キス釣行 2011年07月03日

i got seasick...

タイランド国内は総選挙で熱くなっている7月3日、アルコール類販売規制で至るところでお酒が飲めない状態で日本人はテンション下がりまくりの週末です。しかし、この週末は兼ねてから予定していたチョンブリはバンプラから船を出してもらってキス釣りに行って参りました。


View bangphra port in a larger map
↑ バンプラはココ。

7時着を目標にバンコクから車を出して、バンプラ到着が7時過ぎ。船のオーナーに会ってさあ、出発か?と思ってたら船頭が遅れてるからちょっと待ってくれとのことでクイティアオなど食って腹ごしらえしながら待つも結構待たされる。。。

8時過ぎ、ゆうに1時間は待ってからの出発。

the boat that i board

乗って出るのはこの船。小さいのう。

しかし、バンプラの港町、ホントに田舎だ。大体バンセンやシラチャー、パタヤの周りだと、それらの町にはおよばないが、それでも他の県の田舎町と比べるとまだ開発されている感があるものだが、ここは他の県の田舎町とほぼ変らないイナタさ。

船着場のある浜も100m進んでもまだ水深3,40cmぐらい。これ、船着場作ってる意味がない。先端まで歩いていってもまだひざまでしか水深のない海ってなんだ?とりあえずそこから船底を引きずりながら沖へ出発。

エンジン止めて釣り糸を垂らす。チャポン。ストン。浅い。2mも水深ないんじゃなかろうか。「掛かってるよ」という船頭の声にしたがって巻いて見ると微弱なビビン、ビビンという引き。10cm程度のハゼがかかる。うーん、魚が小さすぎてアタリが分かりずらいのと、釣っても食えない。。。その後、なんとか15cm-20cmのシロギスを1匹釣った後、フローター状態のこの小船のトプントプンとした波の揺れで

「ゲボッ!」

はい、船酔いです。しばらく寝転がってたら気分は落ち着くのだが仕掛けを結んだりしようとして下を向くととたんに気持ち悪くなり「ゲボーッ!」そしてまたダウン。これの繰り返しで、もう屋根のない船で昼の直射日光を全身に受けながらただ寝るだけ。一日2800Bで借りた釣り船で釣りではなく、ただの日焼けクルーズと相成りました。

そして午後3時に納竿。僕はトータル2,3匹しか釣らなかったが、全体では100匹以上は釣れたそうな。しかし、季節が悪いようで10cm未満の小さな魚ばかり。なんとか15cm以上の食える魚は3,40匹程度となっておりました。あまり釣果が芳しくないのを悟ったのか、船頭が帰り道でホイマレンプーの養殖した貝を取って分けてくれました。釣果のよい季節は乾季の12月、1月あたりだそうです。今の時期は雨季の初期で真水がかなり海に入り込んでおり、あまり大物も寄ってこない時期だとか。うーん、大体タイの釣りのシーズンというのも見えてきたかな?

実はここのサイトが今回のキス釣行の元ネタであります。でもこの人らは5月下旬でバカスカ釣ってるなあ。。。

アイランド小魚信: バンプラ キス仕入れ釣行

Sillago fried fish (Sillago)

僕はほとんど釣ってないですが、釣れたキスを分けてもらい、自宅でささやかなキスフライパーティー。パリパリに揚げた中骨せんべいがうまかった。うーん、ちょっと船酔いリベンジしたい。