香港入り!

広州から香港へは、直通のバスが出てるとのことで、片道100元払ってバスに乗り込む。バスは高速に乗って深圳へ。中国と香港は同じ国のはずだけども、今も国境がしっかり残っていて、深圳にて中国側出国手続き、香港で入国手続きを行わないと入れない。中国はノービザで15日間の滞在が可能ですが、香港はノービザ90日間。

淡々と香港特別行政区の入国審査を終えてバスで市街まで。入国審査のロビーのところで誰かが忘れていった英語のシティマップを拾ったが、まったくどこを走っているのかわからない。しかし国境からしばらく走っていると、見えてきた!香港の街!

綺麗!中国と違うぜ!道路の路肩も崩壊してない。整然と並ぶ高層マンション、橋、すべて美しいです。中国から香港へ来るとそれがよくわかる!おお!なんか興奮してきたで!

KIF_0517.JPG

ほんでもって適当にバスを降りると既に香港島に来ていました。というわけで銀行でめんどくさい両替をして、スターフェリーで香港島から九龍サイドへ。このフェリーから眺める香港の景色がまたたまらんぐらいに素晴らしい。亜熱帯の気候、スカッと晴れ上がった天気。天高くそびえる高層ビルヂング。

KIF_0526.JPG

KIF_0524.JPG

海も山もビルも船もすべてがバランスのよい景観。いやあたまらんぜ香港。そして10数分ぐらいで海を渡り、九龍サイドへ。

ネーザンロードへ出てお目当てのチョンキンマンションへ。

KIF_0542.JPG

「お!これか!」と入り口の看板を眺めていると早速、深夜特急のとおりにインド人が「ホテル?ホテル?」と声をかけてくる。チョンキンマンションのホテルのようなのでとりあえず「部屋見せて」と言ってついていく。

連れてってくれたのは5FのRoyal Inn。宿のおやじや従業員、客まですべてインド人。おやじはシク教徒なのかごっついひげとターバンを巻いている。見せてくれた部屋は風呂、便所付きの狭い200HK$の部屋と風呂、便所なしの狭い150HK$の部屋。とりあえず安いのをということで150HK$の部屋を140HK$に負けてもらってチェックイン。香港に来てインド人宿に泊まるというのも中々おもろくていいかなと。

さて、荷物を置いたら散策。とりあえずチョンキンマンションのグランドフロアに降りるが、とにかくこのビル、インド人、黒人、香港人、白人、中国人とかなりいろんな人種でごった返しております。当然町中もインド人、白人、黒人をよく見る。

そんな様々な人種が渦巻く中、ネーザンロードの中央分離帯から香港の摩天楼を見上げるとめちゃくちゃワクワクしてきます。いやあ、香港、アジアのニューヨークだ。ニューヨーク行ったことないけど。

KIF_0530.JPG

そして夜のネオン街。想像していた香港の景観。素晴らしい。人がいっぱいいるぜ!車に轢かれそうになったぜ!

KIF_0562.JPG

しかし中国と比べると物価が馬鹿みたいに高い。なんとかチョンキンマンションで前情報なしに一人70HK$(約1050円)の宿は確保できたものの、中国では一人一食5元(約75円)程度で住んでいた食費が簡単なラーメンみたいなものを食って20HK$はかかる。これは困った。

そんな中、廟街近くで見つけたエビ入りワンタン麺10HK$を食べて宿に戻って青島ビールで乾杯。そしてそろそろ寝ましょうかとベッドに横になると虫が、、、。

蚤だ、、、。