昨年、バンコク騒乱の時カティヤ少将が勤めている会社に程近いルンピニ公園で演説中に狙撃され死亡した。まるでゴルゴ13みたい!みたいな話がtwitterで話があがったとのだが、そのときだったと思うがバンコクをテーマにしたゴルゴ13のストーリーがある、というのを聞いていた。

タニヤの江戸屋などで昼飯時にその巻を探して読んでたりしてたが、ゴルゴのストーリーはひとつが結構長いので中々完読できずに居た。

で、これが古本屋においてあったので購入した。140B。ゴルゴ13の第147巻である。本のタイトルになっている「歪んだ車輪」がバンコクを舞台にしたストーリー。あらすじは「タイ・バンコクで進む地下鉄整備事業。ところが日本企業が持っていた車輪納入権がドイツ企業に変更された…ゴルゴへの依頼は?」となっている。公開は2002年でまさにバンコクがBTS開通で新しいインフラ工事に活性がついた時期、2004年には地下鉄が開通することになる。まさにその地下鉄車両の納入ベンダ選定で日本企業は運営会社からキャンセルを食らわされ、競合企業の大幅なディスカウント金額の根拠を調べていく内に、、、。描かれている駅や車両、風景などは名前こそ、「スカイトレイン」->「スカイレール」などと名前が変っているがほぼ現実どおり、ストーリーにも無理がなく、「こんなこと、あるわけねえじゃん」という突っ込みを入れるスキがないしっかりしたストーリー。あるとすれば毎回ゴルゴに発情しまくる女性陣のうそ臭さのみか?しかし147巻というボリュームを描ききってなお、この緻密さとリアルさがすばらしい。よくこれだけ
長期に渡って書けるな、ということと、おそらく短期で取材旅行に来てこういった作品を書き上げるんだろうがその短期間でしっかりポイント掴んでられるところが流石。