タイ人向けのベトナム料理 2011年01月30日

Vietnamese Spring Rolls

朝から週末に残してしまっていた仕事をする。久しぶりに先週は忙しくて週末の作業がかなり追い込まれてしまった。土日で残っている作業を終わらせられるかが結構ドキドキもんだったが土曜日はブログの整備などでストレス発散してしまった。しかし、追い込まれてちょっと気落ちしていたが、こういう時に気持ちを上げさせるには自分の好きな事を時間を取ってやったほうがいい。好きこそモノの上手なれで、それが形になると少し気持ちがあがる。俺もちゃんとできるんだと。とはいえ、日曜日の晩にはやっぱり結構時間を取られてしまったが。

昼飯は買い物が面倒で近くのLotus Expressでベーコンやらを買い込んで簡単なチャーハンを作って食べた。薄味だったが昨日の自炊の際の残りのプリックガティアム(にんにくと唐辛子を臼で突いて潰したペースト。辛い炒めものなどにはほとんど入っている。にんにくと唐辛子の香りがよい。こちらもタイ料理の基盤を成す味)を入れるとうまかった。薄味だったので試しにナンプラーマナオ(タイのライム。この2つはタイのチャーハン、カオパットを食うときに必ず付いてくる)を少しかけて食ってみたが見事にカオパットそのものの味になった。この2つかけりゃなんでもカオパットクンみたいな味になるんじゃなかろうか?

晩飯はスワンプルーのどんつきにある新しく開店したベトナム料理屋、クルワイヤムラオー(ครัวเอี่ยมละออ)へ。まだ開店して2ヵ月とのことで店が非常に綺麗で清々しい。天井が高く、空間が広いので居心地が思いの外いい。と思ってたら従業員がかなり丁寧に掃除をしていた。しかしその甲斐なく客はかなり少なめ。この店も長く続かないかな?

ここのベトナム料理屋、完全にタイ人向けっぽい。ピッサーウェットナーム(ベトナムピザ)とかなんか中途半端なネーミングの料理もあるし、生春巻きの中身がエビではなく、カニかまぼこだった。これは知らない日本人が見たら怒るだろう。でもタイはカニかま天国。カニかまは日本での扱いが信じられないくらい人気の食材で嫌いな人を見た事がない。タイ人ならば生春巻きのエビがカニかまに化けたって怒らないのである。ナムチムもベタ甘のものが多かった。本場のベトナムのタレも甘いのは多いが、ベースがヌクマムになっている。なんでちゃんと塩味があるのだが、ここで出て来たのは甘みが強い。つまりタイ嗜好。

とちょっと減点気味に書いてるように思われるかもしれないが、綺麗な店で野菜を多く取れるメシ屋は日本と同じくやっぱりタイでも少ない。上記のように書いていてもまた来ようかなと好意的に思える味だった。バンコク在住でタイ料理のこってりにかなり飽きてしまった人などはぜひ。お値段は料理4、5品、ビール2本頼んで二人で会計は670Bぐらいだったかな。リーズナブルなお値段です。

Vietnamese Food Menu

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