野沢直子「半月の夜」「老いてきたけど、まぁ~いっか。」で共感ビンビン 2022年11月20日

はい、また適当に日付飛ばしてブログ更新。やっぱ完全に毎日分を更新するというのは無理ですな。。2010年ぐらいから7年ぐらいは続けられたがもう無理な体になってしまった。。。

体になってしまったというと、自分の体の加齢、老化現象。ここ10年ぐらいの自分の取り組むテーマとしてかなり割合が大きいトピックです。そもそもは2010年ぐらいから、以前と同じように好きなだけ飯を食ってると食後に急激に眠たくなったり、手がしびれたりというような現象が発生するようになって(病院で検査も受けたりしたが、特段糖尿病の兆候が見られたりすることもなく健康体だったが)、2012年には、今までうちの家族はラッキーにも全員大きな病気に悩まされることもなく入院などにも縁がなかったが、父親の癌が発覚、その影響か自分でも健康のことを考えるようになって、その年末から3ヶ月ほどで15kgも減量するダイエットしたり、フルマラソンを走るようになったり、断酒をしたり、ベジタリアンになったり、1日1食にしたり、やっぱり改めて断酒したり(←2022年、今ココ)、いろいろやってるが、やはり頭髪が薄くなったり、老眼が始まったり、関節が痛くなったり、圧倒的に体力が落ちてきたり、精神的な踏ん張りがまったく効かなくなってたりと、加齢や老化を感じること多々であります。

そんな中で街録チャンネルに野沢直子が出ていて見ていたら表題の本の告知をやっていた。テーマが「老いと向き合う」らしい。ちょっとそのキーワードでざわざわと来て本を両方とも買ってしまった。

小説のほうはなんか微妙に入り込んでしまって一気に2時間ほどで読んでしまい今は「老いてきたけど・・」を読んでる途中で書いてます。というか野沢直子ってこれだけしっかりした小説書けるほどの文才がある人だったのだと関心。「老いてきたけど・・」も細かい描写とか生活の中で気づくところなんかは読んでて、あ~結構アーティスト気質な人なんやな、と思うことが多かった。うーん、なんか加齢・老化のひとつひとつに気がついて落胆するところは共感の嵐。そしてこれだけ正直に、その落胆の瞬間から「さてどうすっかな」「しょうがねえ、こう考えるか」「こう付き合っていくか」をまだまだ答えがないなりに書き落としてくれているその優しさと共感。なんかしんみりするがいい本です。

というか、野沢直子さん現在59歳で自分は47歳。約10歳の差があるのに自分はなぜにここまで共感するのか。。ちょっと早すぎる気がしてそこが少し心配なところではあるんですが、早熟オマセさんということにしておきますか。職場の同年代の人とかと話しててもまだ自分ほど老化の心配をしてる人ってたしかにあまりいないなあというのは正直なところだから、自分はちょっと気にするのが人より早いのかもしれないですな。。。