iOS8から各アプリのバッテリー使用状況がわかるようになったのでパフォーマンスチューニングによい 2014年09月22日

iPhone 3G won't charge anymore
“iPhone 3G won’t charge anymore by Martin Maciaszek, on Flickr”

iPhoneでiOSをアップレードしたので再度M7コプロセッサを使ったアプリがどれぐらいバッテリー低消費になっているかを試してみたくなって位置情報記録アプリMovesを入れた。


iPhoneアプリ Movesで記憶の空白トラッキング 2013年06月06日
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結局最終的に分かったことは、 MovesはGPSから位置情報を割り出して記録するアプリでM7コプロセッサの取り扱う範囲ではなく関係なかったんだけど、やっぱり入れた途端にiPhoneのバッテリー消費率が上がってどんどんバッテリーが減っていく事態となりました。

んで、

設定 > 一般 > 使用状況 > バッテリーの使用状況

で各アプリで今までバッテリーを何%使ってるのかというのがわかるようになっている。


image

後で調べて気づいたんだけど、これってiOS8の新機能なのね。Androidだと前からある機能なのでiPhoneにも前からあるような気がしたけど今になって実装された機能だとは思わなかった。

これで見るとMovesがやっぱりトップに来ていてfacebookと並び16%の使用率。Movesをアンインストールするとバッテリの持ちもいつもに戻った。やっぱまだまだGPS系のアプリでバックグラウンドで常にGPSからデータ取得するのは電力を食うのだなと改めてわかりました。こうやって相対的に電力大食いアプリを見つけて最適化していけるのでこの使用率表示機能は重要。

後、facebookのアプリも重い上にバッテリも食うダメなアプリですが、アンインストールは出来ないなあ。もうちょっとスマホアプリなんとかなりませんかね、これ。

対してM7コプロセッサ配下のデータを扱うヘルスケアアプリの万歩計は勝手にバックグラウンドで1日の歩数を記録してるがほとんどバッテリを食ってる気配がない。これは素晴らしいがこれぐらいのパフォーマンスをちゃんとSDKでサードパーティーにも開放してるのかどうかが疑問。

とりあえず、話がどっちらけになってますが、言いたいことはこのアプリごとのバッテリの使用状況の表示は非常に助かります。バッテリの持ちが突然悪くなったりしたら、これ見てどのアプリが一番バッテリの食っているとかすぐにわかるので対応作業をそのアプリの設定か、不要ならアンインストール、という風に限定していけるので楽であります。

今、iPhoneおよびAndroidでもバッテリの持ちで悩んでられる方は是非この画面で状況確認しながらアプリの設定をしていくことをお勧めいたします。