タイに居て7年。久しぶりに「そう来たか!」と思った瞬間。 2014年05月03日

gah

タイに移り住んですでに7年です。8月の終わりにはもう8年になるところですが、最近はさすがに身の回りで「えー!!」ってな感じに驚くこととかはなくなり、タイの日常がデフォルトの日常となりつつあります。

でも久しぶりに彼女の実家に行った際に、「ああ、そう来るとは思っていなかった。。」と思う瞬間があったので、どうでもいいんですが、とりあえずご報告。

先に書いたように、彼女のお兄さんが僕の車をピカピカに磨き上げてくれてVIOSが剥きたてゆで卵みたいになりました。その際に

「車、家の前の道路に止めな」

「はいはい」

と実家の前の路上に駐車したはいいけど、彼女の実家は兼業農家で田んぼ、畑を持っており、収穫後の脱穀した稲を天日で干しているようで道路の前にどーんと平げて置いてある。見てると時々近所の放し飼いの鶏が米をついばみに来たりでのんびりした微笑ましい光景なんですが、上の写真のようにどう考えてもこうやって駐車すると他の車やトラックが通れるスペースではないのであります。

「これ、大丈夫?他の車通れなくない?」

「大丈夫。大丈夫。」

いやー、しかしこれ通れないっしょ。。。そう思ってたら、まさに「ああ、そう来ますか!」って感じでトラックが通って行った。

横に居る彼女の兄貴や僕に断ることもなく、スピードを緩めることもなく、普通に干してる米を踏んづけてトラックは通りすぎて行きました。。。彼女の兄貴も気にしてないし、トラックを運転してたおっさんもまったく気にしてなかったので、こうやって通るもんだ、という常識なんでしょう。。。まさか食い物をトラックのタイヤで踏んづけていくとは思ってなかったよ。。。逆に踏んづけて通ってくれたほうが籾殻が取れやすくなって精米しやすいぐらいの感覚なんかな?

いや、まだまだ知らんこといっぱいあるな、と脱力しながらも感動したのでありました。