酸素系漂白剤で日焼けしたプラスチックを復活させる 2021年01月24日

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古いコンピュータを買うと、だいたいケースが日焼けしてクリーム色だったはずのケースが黄色くなってしまっている、というのが常であります。たとえばファミコンやPS1なんかでも経年変化で黄色くなっちゃう。

数年前に酸素系漂白剤(Hydrogen Peroxide)とUVライト(もちろん太陽光でもOK)で黄色くなったプラスチックをきれいにする方法が発見されて、レトロコンピュータマニアの間ではこの方法で掃除するのが定番だという。

http://www.retrofixes.com/2013/10/how-to-clean-whiten-yellowed-plastics.html

漂白剤は、普通の酸素系漂白剤(Vanishだと粉末なのでお手軽)か、クリーム状のヘアブリーチ剤を使用する方法がある。自分はLazadaでヘアブリーチ剤のHydrogen Peroxide12%含有のものを購入し、さらにUVのLEDテープを購入してテストしてみた。自分ところの家はコンドミニアムで日光が差す時間が限られているのでUVテープを買ってそれで照射する。テストはエアコンのリモコンの電池の蓋だけで試してみる。これなら漂白後にリモコンに取り付けて元の色と漂白後の色が比べられるからだ。

最初に、プラスチックの表面に付着してる汚れなどを取り除いたあと、サランラップを広げ、その上にプラスチック部品とヘアブリーチ剤を垂らし、ちゃんとプラスチック部品全体にヘアブリーチ剤を絡めてから、そのラップで包み、UV LEDテープでぐるぐる巻きにした透明プラケースに入れる。LEDをオンにして12時間放置、水洗いして乾燥させたら元のリモコンに戻します。

一番上の写真がその結果。驚くほどちゃんと結果が出た。これだけきれいになるもんなんだね。実は一回日が差し込む時間が限られている太陽光でテストしたんだが、一日に2,3時間しか日が差し込まないベランダでは全然結果が出なかった。そして風が強いのでラップがほどけて一部の漂白剤が乾燥したりで大失敗だった。

いやー、やっぱプラスチックの漂白やるならちゃんとUV LED揃えてやったほうがいいですな。

iPhoneの傷つきにくさは iPhone5c > iPhone5s > iPhone5 ?? 2014年03月04日

iPhone5C-5
↑ “iPhone5C-5” photo by guanmu.name

いろいろウェブを見てたらこんな情報も。

動画を見るとiPhone5C>5S>5の順番に傷に強いようです。 | Woishin Journal

iPhone5c、プラスチックで安っぽいなどの声もいっぱいあったが、実際んところはポリカーボネートの上に硬質のクリアラッカーで塗装してあって表面硬度はかなり高く、アルミパックのiPhone5やiPhone5sよりも傷がつきにくい仕上がりになっているというのも実機を持ってみるとなるほどとちょっと納得できるところもあります。

個人的に日常のメモ取りがGoogle Keep + Evernoteで、iPhone5cのEvernoteはなぜかAndroidで編集したメモを再度開いて編集すると変な改行が入ってしまったりするのでメモ書きはAndroid上だけにした結果、あまりiPhone5cの出番が多くなく、せっかく購入した割には恩恵が少ないのですが、このハードの作り込みはかなり気に入っております。

実際に今までiPhone5cにはいくつかケースつけて持ち歩いてましたが、プラスチック筐体の場合、ケースと筐体との摩擦で細かいスリキズが付いたりするもんですが、iPhone5cの場合まったく付いておらずやはり表面硬度はしっかりしたものと考えられます。