痔の診察@バムルンラード病院 2015年09月02日

BaylorScottWhite-_CancerCtrHillcrest_PP1023_5in

さてさて、痔の根治(根本治療)のために先日バンコククリスチャン病院を訪れましたが、今日はセカンドオピニオンを求めてバムルンラード病院へ。

朝の超渋滞&一方通行ばかり&時間によって通行止めになるスクンビット通りを何度も迂回させられながら辿りつきました。。。

今回受付で改めて「日本語通訳要りますか?」と聞かれたので念のため「うーん、、、じゃあお願いします」と言って通訳の人を頼んだ。

血圧などを測ってしばし30分ほどの待ち時間。通されたのは見た目もろアラブ系のターバン巻いた先生。さすがNana周辺という立地か。触診でケツに二回ぶち込まれるのはバンコククリスチャンと一緒ですな。

今回は日本語通訳を付けてもらったからかなり事細かに説明した。痔は基本的に10年選手で、去年ぐらいから特に調子が悪い、座薬も去年ぐらいから調子が悪くなると使っていたがあまりよくならない。そしてこの1,2週間は特に出血の具合が酷くて困っている。などなど。よくよく考えると昨日のバンコククリスチャンではミスコミュニケーションがあったかも。先生に「いつから?」と聞かれて「(ひどくなったのは)先週ぐらいから」と答えてたので慢性痔とは思われなかったのか??

で、ターバン先生が言うに即手術したほうがいいとのこと。普通に内痔核除去の手術の説明を受けて、もうひとつ
事前にネットで見ていた見た目にめちゃ怖い器具を使った痔の手術法のメリットをとくとくと説明してくれた。

Hemorrhoid-Symptoms
↑ これこれ。超怖いこの器具。

ketsu.20150903
↑ こういう手順で内痔核を切除するらしい。クリックで大きな画像が見れます。

これだと器具を肛門内部に押し込み、内部のほうで内痔核もろとも肛門の皮膚を切除してその後に縫合するらしい。外部に手術跡を残さずに伸びた肛門部の皮膚をひっぱり肛門内部が外に出てこないようにする効果があるらしい。なるほど。確かにこれは痔で形がいびつになった肛門を綺麗にしてくれるだろう。

ちなみに上記の6つの手順の絵は最近購入のSurface3とSurface Penで書いた最初の絵でございます。ワシのSurfaceも可哀想に。Surfeceのウリのペン機能の処女作品が痔の絵だとは。。。

さて、気になる手術のお値段は?

手術一回150,000THB。(日本円で約500,000円!)

来ましたねーこれは。入院一泊付きだけど、事前の血液検査とか薬代は入っていないらしい。この除外されてる分でも結構な金額になりそうな。。。

そして病院のほうが会社の医療保険持ってるのをわかってなかったのか保険適用せず今回の診察料を請求される。「保険適用されてんの?」と改めて聞き直したら「え?そうなの?保険あるの?」みたいな感じで保険適用分を減額。最初は3,154THBだった。約10,000円。診察だけで1万円か。。。保険適用で1,500THBカバーしてくれるので差分の1,654THBを自腹で。高い。。。

なんか海外の保険にはバッチリ対応していて全額カバーできるけどねー、タイの保険はいろいろ保険によって異なるからねー、みたいな話をしていた。てかここはタイの病院じゃないの??いわゆるメディカル・ツーリズムみたいなサービスが主体なのか?5年ほどまえに来た時はそんな感じでもなかったけど。。。

なんだかちょっとタイローカルの医療保険保持者は別扱いであまり扱ったことないよみたいな印象でどうも場違い感があった。。。やっぱりバンコククリスチャンでもっかい見てもらって手術かな?それとも同僚がすでに手術済みのセントルイス病院で先生紹介してもらってそこでカットも有りかなーと思う。いずれにせよやっぱ根本治療ですな。

痔の診察@バンコククリスチャン病院 2015年09月01日

hemorrhoids

さて結局痔の出血がひどいので病院にみてもらいにいくことにしました。

行き先は職場の近くのいつもの駆け込み寺バンコククリスチャン病院。この病院は日本語のスピーカーはいないが英語はだいたい通じるので(だいたい、というところがポイントですが)行く前に診てもらう病気関連の単語を予習していけばなんとかなる感じ。

さて、医療保険のカードと診察券、運転免許(身分証)を握りしめて受付へ。

「どうしましたか?」

の問には

「痔の出血がひどくて。。」

と笑顔で答える。

肛門科の待合は人も少なくゆったり。それほど命に関わる病気でもないからあまりシリアスな雰囲気にはならんのかね。

さて、名前を呼ばれて診察室に入る。五十過ぎぐらいの男の先生と三十半ばぐらいのナース一人。

よろしくお願いします。

「どうした?」
「痔です。出血がひどくて。」
「いつから?」
「よく血が出るの?」

なんていくつか質問の後は早速、

「じゃあベッドで横になって。」

ベッドに横になるとナースが白いシーツみたいなものを持ってきて腰の上にかけ、

「ズボン脱いでください」

なるほど、ズボン脱いで、パンツおろした時に必要以上のものを見せなくていいようにこの布をかけるのね。横向いて足をくの字に曲げて先生側にケツを突き出すように寝転んで待つ。

zu_jushin1

先生がやってきてすぐにパンツをガバっと下げて、ケツ肉を両手で開いてその奥の黄門様を拝まれる。ナースと二人で

「ふむふむ。」

二人には背中を向ける形になるので後ろで何をしてるのかわからんが多分指サックにローション塗ってたのだろう。しばらくして黄門様に指がぐぐ、ぐいーっと入門。正直今年に入ってからはよく座薬も自分で挿入していたから

「あ、これぐらいか。別にキツくはないね。」

てな感じ。先生の方も毎日の仕事だから迷うことなくストレートに入門されるのでもうこちらも全然恥じらいなし。

そして次に指とは違う何かがかなり奥まで挿入される。多分透明ガラスパイプかなんかで肛門内壁の状態をチェックしていたのではないかと。これはちょっときつかった。入った瞬間

「おおお!」

と声がでてしまった。かなり下腹部に圧迫感が出て、まるでうんこが逆流したように感じた。

先生の一言、

「ま、薬飲んで様子見るか?」

十中八九手術だと思って臨んだだけにちょっと拍子抜け。

「薬でダメなら手術だね。とりあえず飲み薬と座薬出しとくよ」

と。

飲み薬はともかく、座薬はいつも自宅で挿入してる座薬と一緒のものでした。

というわけで座薬も自分では一日に一回挿入するかしないかの頻度でしたが、先生が言うに朝晩の一日二回挿入しなさいとのこと。飲み薬も一日二回の頻度で飲めば薬が効いてちゃんと治るのか?それならそれで願ってもないのでいいんですがちょっと心配なので別の病院にも明日行ってセカンドオピニオンを取りに行きたいと思います。。。

ちなみにバンコククリスチャン病院での診察は薬代込みで1,320THB。会社の医療保険で全部まかなえました。

40歳にしてこんな初体験 2015年08月27日

Rest assured

またまた痔がひどくなり、結構出血が止まらないのでついに女性用ナプキンに初トライ。うちの彼女が「そんなに血が酷いのなら生理用のナプキン使ったら?」と気前良く提供してくれた。ちょっと一瞬だけ抵抗があったが、これも一ついい経験だと思って素直にSAY YES。実にお恥ずかしい話ではありますが黒のパンツの下に男のくせにナプキン装着して出勤することになりました。。。

しかし世の男性のうちの何割が生理用品の構造をまじまじと眺める機会があるのだろうか?彼女いわく、「いや、痔持ちで生理用品つけてる男の人って結構いるよ」との事。そんな事どうしてわかるのだろうか??

しかし、今まで全く触れる事のなかった道具だけにその構造に興味深々であります。日用品として数が出ているだけあって非常に洗練されている。薄くて、小さくて、サラサラしていて、使用後もナプキン自体から滲み出て来たり、漏れてきたりもない。中々素晴らしいプロダクトですな!そしてトランクスみたいなブカブカの下着では装着できないことも初めてわかった。

中の給水剤も凄い。確かにテレビのCMでやってるように水分を吸い取った後、表面はサラサラになる。確かにこれなら、1日付けてても不快度は低く、多い日も安心な訳ですな。

ホント女性の人は今更こんなものに何を感動してるんだと思われるでしょうが、男としては初めて触るものとして非常に興味深い。出来れば市場に出回る全製品を試してみたい気もするが、あまりこういう事を熱っぽく語っていると文章が変態っ気を含んでくるのでこの辺でおしまいにしたいと思います。

てか、もうダメだランニングにも影響が出るからやはり来月には大病院でチェックでカットで根治しに行かないと、騙し騙しの運用もホントにもう限界です。やっぱり強がり言っても肛門にメスを入れるってのはちょっと怖い。でも先月はちゃんと親知らずも抜歯したんだからもうちょっとの我慢さ。根治頑張ります。