Kindle Keyboard活用法 & Koboディスク容量拡張 2013年05月23日

Kindle paperwhite vs. Kindle Keyboard
“Kindle paperwhite vs. Kindle Keyboard” photo by gillyberlin
↑ これの左が最新のKindle Paperwhite、右がKindle Keyboard。

・Kindle Paperwhiteを買った

KindleのPaperwhiteって7,980円という低価格で売っていて、最近Kindleで買った本も数十冊というぐらいにたまってきたのでE-inkリーダーでも買っとくかということでとりあえず買った。

実際にモノが届くのは今週末ぐらいになる予定で、日本からハンドキャリーで持ってきてもらう予定。

・Kindle Keyboard??

しかし、最近バックパッカー系のサイトを見ていると、Kindle関連で面白い投稿がいくつかあった。そこではバックパッカーの必須ツールとして2世代前のKindle Keyboardが挙げられている。なんでまたこんな古い機種なのかというと、Kindleに実装されている携帯電話の3G回線の通信モジュールがキモで、操作性は悪いもののKindle Keyboardの3G接続はSIMが事前に挿入されており交換不可。しかし、Eブックデータのダウンロード用に通信費はすべてAmazonが負担しているというもの。これが海外でも自動的にローミングして通信ができるのであります。海外でも通信費用は全部タダ。

これ、国から国へ移動してもSIMカードを新調することなく、ネットに繋がるということでGoogle MapやGmailが使えるらしい。今の新しいモデルのKindleにも3G対応版があるが、どうも通信に制限が掛かっているらしく、Eブックの購入やWikipediaぐらいしか今は接続できなくなっている模様。だからKindle Keyboardが重宝するらしい。eBayで見てみるとKindle Keyboardは大体50USDぐらいで中古で売りに出てるから結構お安い。ただし、この世代のKindleは今の日本のKindleで購入したEブックは同期できず読めないので新たな書籍を読むことはできない。自炊データを自分で転送させて読む、ということなら使えるかも。でもEブックリーダーとしての機能がどうのこうのということではなく、インターネット接続端末としての機能性がバックパッカーのウェブサイトでは重視されている。

そんなこんなをいろいろWebで調べていたら、去年の半ばに買った楽天のKobo Touchにまだ未読の本が入っていたことを思い出した。んで読み進めていたんだが、Kobo Touchのほうはネット上に以下のような改造TIPSが出ていた。

・楽天Kobo Touch 拡張

kobo touchの内部ストレージを増設してみる – 年収60万円のblog術

Kobo Touchの内蔵ストレージは2GBとなっており、その2GB内でシステム領域も取られているので実質書籍のストレージ領域として使用できるのは2GB以下となっていて、純粋にテキストの書籍データならそれほど気にならないが、自炊データや漫画のEブックを購入している人には2GBはちょっと心許ない容量だと思われる。

そもそも、Kobo TouchはSDカードスロットが付いているのでそこにSDカードを刺してストレージを拡張することはできる。しかししかし、上記の改造TIPSで載っているのは内蔵のストレージ拡張。実はKobo Touchはカラーのハメコミ背面パネルをパチパチと外していくとSDカードが内部に刺さっていてストレージはSDカードを使って確保している模様。これのパーティションイメージをddコマンドなどでバックアップして32GBなどのSDカードにコピー、その後、書籍保存領域のFAT32のパーティションをパーティションツールを使って拡張してしまえば内蔵32GB、外付けSDカード32GBの計64GBぐらいまでは拡張できるのである。

これはこれで自炊データをいっぱい持っている人には心強い容量。楽天Kobo Touchは個人的にはKindleよりも操作性、ディスプレイの視認性では劣るが、このストレージの大きさを活かして自炊の地球の歩き方などを数十カ国分とかコピーして持ち歩くことができる。それで重量は200g以下になる。電子書籍リーダーで今の御時世ガイドブックが重くてたまらんなどというくだらない悩みは解決なんであります。

・でもKindle Paperwhiteは純粋に読書用

というわけでタブレットの影に隠れがちなEブックリーダーですが、いろいろ調べていくとこのような地味な活用法があったりで中々面白いもんです。久しぶりにEブックリーダーで本を読んでみたが、TwitterやFBのプッシュ通知で邪魔が入ったりせず、落ち着いて本が読めるのがとてもいい。今度届くKindle Paperwhiteも純粋に本読み用のデバイスとして活用したいのです。

Kindle Paperwhite
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ビジネスマンのための「儲かる発想」 鳥井シンゴ 2013年05月11日

appli

いつものようにウェブを巡回していた際に、どこかのウェブサイトで紹介されていた一冊。Kindleで250円で販売しているというので何の気なしに買ってみた。

ページ数も少なくて250円も納得かな?と思っていたのと最初のつかみの部分も個人的には弱くてあんまり大したことない本かな?と思っていたら第3話の「サンプルを有料で売る」のあたりから段々と面白くなり始めてその後すぐに

「ああ、この人凄い頭がいいなあ」

とわかって来た。後半になってくると、頭がいいどころか「これだけロジックのしっかり通った人初めて見た(読んだ)。」と思うようになった。とにかくページ数少ないのに内容が濃い。あれこれ盛り込んで話をするというよりは、筆者が伝えたいことが明確にポイントが絞り込まれていて、軸が全くブレることなく的確に考え方が無駄もなく(ページ数が少ないのは無駄が完全に省かれているからだろうね)述べられてて素晴らしい。エッセンスをまとめてしまうとそれほど大したことは言ってないとは思うんだが、その実践のロジックとその説明の文章が完璧で、「ああ、こんな文章がかける人なら書かれていることホントにこの人がやってるんだろうなあ」と感心してしまう。

というわけで大絶賛オススメです。30歳過ぎて、お金も含めて自分を中心としてその周りもなんとかうまく回す方法がないのかとぼんやり考えている人には目からウロコな本だと思われます。早速鳥井さんの他の一冊も購入しました。今晩の一冊ですわ。もう一冊は「楽する発想」。なぜかKindleで売ってなかったのでiPadアプリで購入。0.99USD。安っ。

儲かる発想
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さらに楽天koboについて 2012年09月28日

やっとkobo touchが使えるようになってとりあえず一冊本を買って読んでみてるが、やっぱりkobo touchで買いたい本をブラウズして、すぐに買えるのはいい。ちょっと便利すぎてついつい買い過ぎそうなぐらいで、こうやってちゃんと動作してるととても便利なデバイスであります。

しかし一点、今までGalaxy Tabのバックライト付きの液晶でずっと自炊データを読んで来たのもあって、いきなりE-inkディスプレイで本を読み始めると画面の暗さに少々戸惑う。基本的に会社の仕事で車の移動がなければ少なくとも8時間は毎日液晶ディスプレイを見続け、家に帰ってからも基本起きてる時間の70−80%はPCの前に座っているのでバックライト液晶に目が慣れてしまっているのかもしれない。僕の場合PCディスプレイを一日10時間眺めていてもほとんど目がチカチカするようなこともない。または年のせいで光量がないと目が文字を判別しずらくなってきている?

というようなこともあって、E-inkディスプレイは日が暮れてから読書してる時に逆光になった時などに暗い。他の人はどうなんだろうか?

てなわけでKobo GloKindle Paperwhiteのほうがいいのかな?という気がする。バッテリの持ちは悪くなるだろうけど暗いところでフロントライトがあったほうがいい。でもでも、やっぱり日本語書籍がAndroidのタブレットやiPadで読めるようになればそれですべて解決なんだな。

楽天kobo touchが来たんだが。 2012年09月22日

ついに楽天kobo touchが知り合いのハンドキャリーで持って僕の手元にやってきた。始めて触るE-inkディスプレイ端末。さて使い心地はどうなんだろうかといろいろ試してみた。

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海外版のほうがデザイン的にはいいと思うけど、それでも値段から考えたら結構立派な箱に入っている楽天kobo touch。

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ご開帳。本体は重量185gとなっているのだが、なぜか重く感じる。質感があるということだろうか。別に本体に安っぽさはないと思う。ただ、本体のプラスチックボディの塗装がマット仕上げなので長期間使ってると手垢がバリバリ付きそうな気がする。

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他のサイトのレビューを見ていたら、付随している説明書は8ページのパンフレット程度の簡単なものだったようだが、僕の買ったものは36ページの割とまともなマニュアルがついていた。以前のものはかなりわかりにくいと不評だったから変えたんでしょうなあ。

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職場でこそこそとiPhoneのテザリングを使ってkobo touch単独でWiFi経由のセットアップを開始。タイの3Gって通信速度めちゃくちゃ遅いんだが、それでも一応エラーもなく終了。発売当初のセットアップが失敗するという問題はさすがに発売から2ヶ月も経っていれば解消されているか。

セットアップ後、前回のエントリで説明していた購入済みの書籍が自動的に同期されてkoboで読めるようになった。

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さすがに購入した書籍はepub形式でフォントやフォントサイズを自由に選べるのでやはり文字くっきりでかなり見やすい。しかし、追加でもう一冊購入してみたところ、Webのブックストアでは購入済み書籍はライブラリに登録されるのだが、デスクトップアプリやkobo touchに何度やっても同期されない。お金出して買った本が同期されず読めないってどういうこっちゃい。この追加で購入した本はiPhoneのkoboアプリのほうでも同期されず、未だにどうしたらいいのかわからない。。。

まあ、いいや、とりあえずそのへんの話は後に置いておいて、自炊本の表示をしてみよう。まず普通の書籍pdf。

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完全に字が潰れてます。これは読めない。タブレットなどで電子書籍読むときって、その端末にコンテンツが最適化されてないものでも、アプリによっては縮小・拡大表示に自動的にアンチエイリアスやボールド化を行うものがあったりでリーダーアプリ一つで閲覧時の読みやすさがだいぶ変わる。ところがまだまだE-inkディスプレイのリーダーはセンシティブでちゃんとディスプレイサイズに合わせた最適化を行わないと非常に読みにくいものになってしまうようだ。

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ところが漫画は最適化を行わず、zipファイルになっているものをcbzと拡張子を書き換えるだけで割りとちゃんと読めるように表示できている。漫画のほうがもっと読みにくくなると思っていたが以外だった。そんなこんなしてると自分のPCから持ってきた自炊ファイルがいろいろkobo touch上で問題に。

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↑ ホーム画面で表紙が全く表示されなかったり、

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↑ 盛大に文字化けされたりしている。

というわけでこれでは漫画リーダーぐらいにしか使えないので書籍pdfファイルの最適化を行なってみる。やることは余白のカットとkobo touchのディスプレイと同じ画像サイズにトリミング、さらに文字のボールド化を行う。

自炊したPDFをKoboできれいに表示させるには
No.722: ChainLP

この、ChainLPというツールがよく出来ている。上記のサイトの手順通り、設定が必要な項目だけセットアップしてしまえば結構ちゃんと読めるようにファイルを編集してくれる。

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↑ ほら、こんなに文字くっきり。これなら読める。

というわけで案の定というか、残念というか楽天koboのブックストアがうまく動作してくれないのでやはりkobo touchは自炊本のリーダーとしてしばらく活躍してもらいます。しかし、買えるようになったというのに読めないのは辛いね。

Amazonで購入した本をそのまま電子化してもらった 2012年02月06日

先日Galaxy tab 7.7を買って、かなり気に入ってしまった。手にすっぽり収まる手頃サイズで動画見るにも、本を読むにも、webを見るにも非常に使い勝手がよくもう毎日使いである。ホントにこのサイズはかなりポイント高い。

こういうよく出来たデバイスを持っていると、いろんな本をこのデバイスで読みたくなる。

というわけで初めて自炊代行業者に頼んでAmazonから業者に直送してスキャンしたものをデータ納品してもらった。

BookFire – 書籍 スキャン PDF サービス比較まとめ

まず最初に自炊代行業者の比較サイトでいくつか見てたがこんなにあってどう選べというのか?とりあえず値段も安め、さらに僕の記憶では自炊代行業者の草分けだと思っているBOOKSCANを見てみる。

本を送るとスキャンして電子書籍化してくれる「BOOKSCAN」の裏側を見せてもらいました – GIGAZINE

350Pまでの本なら一冊100円という安さと、iPadやKindleなど各デバイス向けにデータのチューニングを無料で行ってくれるサービスが嬉しいんだが、人気がありすぎて納期が長く、かなり待たされるよう。でもとりあえずWebサイトを見ても納期にはあまり書かれていない。とりあえずユーザ登録だけ澄ましてマイページにログインしてみると、「スキャン開始予定日 4月10日」などと大きく書かれている。これはさすがに待てない。 Continue reading “Amazonで購入した本をそのまま電子化してもらった 2012年02月06日”