Wild in The Streets

仕事が忙しい。
昨日は午前3時前にタクシーにて帰宅。
タクシーから降りた瞬間に家の鍵を職場に置いてあるカバンの中に
忘れていることに気づく。12月が近い寒い夜の中呆然と立ち尽くす。
わかっていても玄関のドアを引いてみる。見事にロックがかかっている。
誰も俺の部屋には入れないんだ。大家も午前3時に起きているわけはなく、
自分のうっかりでこんな時間に起こすのはさすがに気が悪いと思い、近所の漫画喫茶へ。
朝5時まで寝て過ごそうと思ったが、はだしのゲンを読んでしまう。
一時間ほど寝て、5時。そろそろ大家も起きているはずとアパート前を
ぶらぶらしてると、「あれ?何してるの」と神の声。鍵を貸してもらい
風呂に入り、さらに一時間寝て出勤。そして今日もまた終電を逃す。
東京は荒野である。