空港は気持ちがしんみりする 2011年05月07日

BWI airport at night

ちょっと感傷的なことも書いてみようかと。

昨日大学の旧友を空港まで見送りに行った。夜10時。近くまで行くと空港の夜景が綺麗。

最近は空港に来ると微妙にしんみりした気持ちになる。なぜか人を迎える印象より送り出す印象が強く、特に夜の空港を見ると出発、別れ、旅という言葉が頭に浮かびしんみりとなる。

10年前は飛行機が大嫌いだった。あんな大きなものが飛ぶこと自体が理論で納得できても感覚的には理解し難い。さらにヒューマンエラーは絶対起きる、少ない確率だが事故も起きる。そういう気持ちで仕事の出張などの際は飛行機に乗るのが苦痛で堪らなかった。

2006年からバックパック背負って海外旅行を始めた。基本飛行機を使わない旅を計画していたが香港から台湾へはどうやっても飛行機を使わざるを得ない。また、旅行後のタイー日本間の往復など頻度が増えるに従ってやはり気持ちが慣れてきて飛行機は自分に親密なものになり、それとともにいろいろな感情が浮かぶ。日本で仲の良かった友達が遊びにきてくれていつも日本に帰っていく。僕はずっとタイに居残り。当然だ。自分の意思でタイに住み、自分の意思で帰国することも出来るんだが、なぜか不思議にしんみりするのである。あ、不思議でもなんでもないかただ単にちょっと心寂しくなってるだけか。

まあこういう気持ちがどんどん溜まってどうしようもなくなればそれを根本的に解消するための行動に出るか(別の国に行ったりね)、もしくはこれを打ち消すように毎日仕事したり遊んだりで日本よりタイに居るほうがサバイサバイ(快適)だもんねー、ということをどんどん実感するよう行動して実質的に気持ちを切り替えて行く。

。。また明日から仕事に励むのである。釣りのことが頭からはなれずたいへんだが。