最近、本ばかり読んでいる。再来年の大旅行に向けて金を貯めないと行けないが読書だと金がほとんどかからない。文庫は安い。しかも一応社会人なので時間が自由にとれるわけでもなく、一冊を読むのに数日はかかるので古本屋で200円で買ったような本であれば4日かけて読めば一日50円である。レンタルビデオみたいに延滞もなくよろしい。
で、どんな本を読んでいるかと言えば、深夜特急、12万円で世界を歩くなど旅ものばかり。移動のこつや越境の話などが楽しめて読めてかつ勉強になるのでこれはええやないかとずーっとこんなんばかり読んでいる。深夜特急は読み応えがあってええですね。
そういえば、保坂(大学の友達)が「深夜特急は通勤の電車で読むようなものではない」と言っていた。理由を聞いて納得。あれは丸三日かけて家に籠りきり全巻読破など学生みたいにちょっと無茶をして読むものだという。最近そういえば極一般的な感覚で時間がないからと言って通勤電車以外で本を読むようなこともせず、好きなことに対して一気に時間をつぎ込んだりというようなことをしていない。非常になつかしくあり、かつ、これをやってないから最近とみに行動力が落ちているのかと思う。そろそろそういう無茶な時間の使い方というのを復活させたい気分である。