デジャヴ・レオマワールド!ムアンボーラーン 2012年08月19日

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ミレニアムな2000年の頃、その頃はまだまだ僕は大阪在住でありました。その頃僕の知り合いが「レオマワールドが閉園される」と騒いでいて、閉園前にわざわざ四国くんだりまで車を走らせて見に行ってきた。そこにはアジアの遺跡などを実寸より若干ミニチュア版で再現したアジアントリップなエリアがあった。

亜細亜街道へ(レオマワールド) 私の時間/ウェブリブログ

ニューレオマワールド(1)
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「レジャーは大西に任せろ!」の言葉を取って「レオマワールド」と名付けられたこのテーマパーク、この命名センスだけでも特筆モノだが、やはりバブルの波に乗ってこのセンスで押しまくった結果が2000年の廃業となった模様で、見に行った当時も人は少なくなんとなく寂しさ漂うテーマパークでした。そしてそのミニチュア遺跡群を見て回ると、青のモスク(アフガニスタンイスタンブールにあるモスク???)、プラサート・ヒン・アルン(タイにあるアンコール朝の遺跡、僕はここの実物がどこにあるのか知らない)、タシチョ・ゾン(ブータンの僧院らしい)、サンティナート(ネパール)などが脈絡なく置かれていてちょっとしたサイケゾーン。

ちょっと話が長くなりましたが、そのレオマワールドをほんのりと思い出す、タイのテーマパーク、ムアンボーラーンに行って参りました。こちらのムアンボーラーン、レオマワールドのようにバブルの悪乗りというような適当感ではなく、テーマはタイの遺跡にしぼり、タイの国土と同じような形の園内にタイ国内のミニチュア版遺跡が所狭しと作られている。ここを一日かけて回ればタイの主要な遺跡を知ることができるというタイらしい自国の伝統&カルチャー愛に溢れたテーマパークなんであります。


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↑ バンコクからスクンビット通りをずーっと東に走り、サムットプラカン県に入り、バンプー工業団地の入り口のちょっと手前にムアンボーラーンはあります。

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↑ 園内をタイに見立てると、大体実物と同じ場所にミニチュア遺跡が配置されている。入り口は最南端。

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↑ 闘鶏場

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↑ 最大の見所、ミニ・カオプラヴィハーン。

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↑ 有名なカオプラヴィハーンの遺跡の先の崖は立ち入り禁止。危なそう。

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ただし、正確性は旧レオマのほうに軍配があがる。特にムアンボーラーンのカオプラヴィハーンは結構崩れていた。現状の遺跡の崩れ具合を再現したものではなく、ただ単に、ホントに崩れていただけだ。

軽い気持ちで出かけたが敷地内がかなり広く、自転車を借りて一周したらエライ疲れた。一周したら三時間も経っていた。。。

しかし、このムアンボーラーン、チケットが外国人500THB、タイ人350THBと外国人料金が設定されている、そしてそもそも350THB、500THBって滅茶苦茶高くないか??この広い敷地をゴルフカートや自分の車などを運転して見て回ることもできるが、ゴルフカートが2時間300THB、自分の車でも入場料が300THB取られるので二人で行くと簡単に1000THBを超えてしまう。どう言ったって所詮はただのテーマパーク、この値段は正直高すぎる。一度はとりあえず見てみたかったものの、もう行く事はないでしょう。。。