退職致しました 2015年12月25日

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というわけでタイに来て9年勤めていた会社を退職しました。

Bビザをスポンサードしてくれる会社を退社した時はビザは即時で無効にされるので、すぐに出国するか1,900THBを払ってイミグレで1週間の滞在延長申請を行う。来週タイのムクダハンからラオスのサワンナケートに出て一旦観光ビザを取得して戻ってくる予定。そしてそこから次の準備となります。

上の写真はその1週間の延長申請。2006年の12月に入社して2015年の12月25日まで勤めて9年と1ヶ月。ずっとタイに居る許可証は会社にスポンサードしてもらっていたんですな。これがこれからはなくなって自分でなんとかしないといけない。

とりあえずは会社前提の生活ではなく、自分の判断で自分が食う分ぐらいの収入をいつでも自分で稼げるという感覚を持つために、「考えるよりまず飛び出す」「まずやってみよう」で一旦自分の環境をリセットしました。1年前から計画してたことですが、その時は「1年あればゆっくり考えられる」と思ってましたが、結局「1年あっても結局、何もしない」ということがよくわかり、土壇場にならないと手をつけない自分のダメさ加減がよく出ています。

とはいえ、これからちょっと手探りでいろいろやります。

ToDoリスト管理、GTDがうまくまわらない 2015年01月30日

Hipster PDA 0
“Hipster PDA 0 by Andy Ciordia, on Flickr”

今年に入ってからまたいきなり仕事が忙しくなり始め、1月中はてんてこ舞いで終了。やっと今日30日にちょっと余裕が出始めたところか。いつも月初は楽なんだけどね。

というわけでとかくやることが多いのでToDoリストを使わなければ精神崩壊しそうだったので何年も前からトライし、去年だったか一昨年だったかは頑張ってDavid Allen氏のGetting Thing Doneの本をちゃんと読んでいてにもかかわらずやはりしばらくして使わなくなったGTDでのToDoリスト管理を再度引っ張りだしてみた。

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術 デビッド・アレン 2013年04月02日

有料プランを1年分契約していたremember the milkのiOSアプリを再度インストールし、去年のToDoなどを一旦全部削除してまたタスクを入れてみた。

やっぱりRemember the Milkだった 2013年03月31日

最初は機能してたんだが、だんだんとやらなければならないタスクが増えて「次/今すぐやる」としているフォルダのタスクが一画面で全部を見渡せないぐらいの量のタスクで埋まった時ぐらいからなんだか一気にテンションが下がりまた、放置の危険性が。。。

しかし、AppleのiOS標準のReminderやWunderlistなどをまた使ってみたのですがやっぱり老舗のremember the milkがやっぱずば抜けて操作性が良いですな。特にやっぱりキーボードでタスク名入力しつつ、そのままキーボードでタスク名を入れているフォームに繰り返し指定やDeadlineの指定などをタタタタッと入力して保存できるのはいいですな。せっかくいいツールを見つけてあるのに。肝心のGTDがうまく回らないから大変である。。。ただネットで見てると他のユーザもやっぱり中々続かないようですな。

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術
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Windows8タブレットなら車の中でこれができる 2014年03月14日

Screenshot (1)

今までのタブレットではこれはできんかったでしょう。

車の中で映画見ながらマップ見たり、ナビ使ったり。日本のAcer Iconia w4-820はWiFiモデルのみでGPSもついてないっぽいけど、タイで売られているw4なら型番が821でSIMフリー、GPS付きなんで車で使うにも安心。

今までのタブレットってマップ表示させながら音楽聞いたりは出来たろうけど映画見ながらほかの事をする、というのは出来なかったはず。

タブレットモードのアプリでも画面を分割して上のように二つのアプリを表示できるが、当然のことながら、通常のデスクトップアプリはこのように参照系ドキュメントと更新系ドキュメントを両方表示しながら操作できる。

Screenshot (2)

ホントこれだけでテキスト編集ばっかしてる人には素晴らしいタブレットと評価されること請け合い。久しぶりに弄れる枠がかなり広いタブレットであれだけApple製品に金をつぎ込んできたのにまさかMS製品にこれだけ心躍らせるとは皮肉なもんです。。。

もうちょっと気づいた点を書いておくと、

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標準のメールアプリもシンプルで使いやすい。仕事などで過去メールをしっかり管理されたい方はOUTLOOKやThunderbirdなどを使うとよいと思いますが、8インチなんでやっぱり字がかなり小さい。

Screenshot (5)

これはPODCASTS!というアプリ。名前そのものの機能です。派手でポップな画面デザインがまたよろしい。

Screenshot (4)

タイ語辞書を探していたら、思ったよりいいものを発見。一回の語句検索でタイ語、英語、日本語と三か国語で結果表示。自分の生活圏内言語がすべてサポートされてます。。。

悔しいけどいいなあWindows8タブレット。

タブレットの制限された入出力環境とパフォーマンスの中で専用にソフトウェア作って市場引っ張って来たAppleとGoogleだけど、後発のMS(とはいえ公の場ではビルゲイツが一番最初にタブレット構想を語っていたけど。)がWindowsにちょっとしたタッチインタフェース乗っけただけで、売れに売れてもはやPCが稼働するに十分なほどの
パフォーマンスをもったタブレットの機能をPCまで引きあげてしまった。。。ホント大したことしてないと思うけど。。。

今度の日本への一時帰国でも、32GBとかのSDにThunderbird Portableと仕事のメールデータコピーして持ち帰ればタブレットだけで何でもできる、という気になります。。。

64GBとか128GBのSDXCカード買いまくろうっと。それぞれMovie用とかMusic用とかBook用とかにしてその都度差し替えればUSB外付けHDDの数倍のコストはかかるけど1TB、2TBのデータをタブレットで活用できそう。。。

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タイでのオフィス新規開設は大変 2014年02月20日

Building Renovation
“Building Renovation” photo by Cal Sr

ここ数年でタイに新規にオフィスを開設するお客さんのネットワークの構築などのサポートをしてるが、タイでイチからオフィス立ち上げるってのがホントに大変なのがよくわかる。

別にこれ、会社の新規に開始する業務の内容に関して許認可がどうのこうのという話ではなく、ただ単にオフィススペース借りて内装やってもらって、電話線ひいて、LANの工事頼んでっていう単純な工程だけなんだけど、それでも大変だわ。

とにかく電話やら電気やらネットワークやら、全体の繋ぎ込みやらの協調を意識して動いてくれないでそれぞれのプレイヤーが自分たちの仕事だけ考えて動くから間に立つ発注者がちゃんと関連の知識を持って何をやった後に何をやるかなどの行程と、それぞれの行程のインプット・アウトプットを理解してないと全てがバラバラで繋がらない。

日本の場合、業者が来るときに「★★はお済みですか?」などと気を使って聞いてきてくれるがタイの場合、だいたいは現場に来てから言われる。事前に電話で話してる時に「これまだ終わってないけど作業できるよね?」と聞けば「あ、それ先に終わらせてください。作業できないですよ」と言ってくれるけど聞かないとまず言わない。

だから、日本ではホントに肩書だけのマネージャーとか一杯いるけど、タイの場合それぞれ配下の作業員を有機的に結びつけるためにマネージャー職が存在するんだろうと認識している。

基本的にタイの仕事のスタイルってアメリカ式で職務がはっきりしていて境界を越えて他人の業務に口出ししたり、気にしたりはしない。それはマネージャーの仕事だったり、同僚の仕事だったりするので良くも悪くも干渉しない。

んで、タイ慣れしてない人が会社からオフィス新規開設で面倒見てやってくれと言われて日本と同じ感覚でやってきたら大変である。怒 > 落胆 > フラストレーション の繰り返しで、端から見ててもタイ語と自分の得意な専門知識分野でこの代行業務だけやっても食っていけそうなぐらいに思える。

それぐらい大変で、皆さん振り回されているタイでの調整業務。こういう場合は東南アジア周りでの新規立ち上げに慣れた人に丸投げするのが一番手っ取り早いと思いますな。少なくとも日本と同じ感覚で取り組んでたらいつまで経っても終わらないと思います。。

新しい10年ものパスポートを手にして思うこと −前編− 2014年01月08日

所持していたパスポートの有効期限が今年の7月までだったため、半年を切るといろいろビザや入国審査の際にその国の規則に引っかかる可能性が出て来たのでパスポートを更新しました。

月曜日に在バンコク日本大使館で10年パスポートの切り替え申請を行って交付まで4日要して木曜日受け取り。5960THB。高っけえなあと思っていたが日本で申請しても新規で16000円。だいたい似たようなもんか。

そして初のICチップ入りのパスポートを受け取ってきました。

今までのパスポートで使っていた写真が2004年当初夏の暑い日にめっちゃ急いで3分証明写真で撮ったもので、まるで水死体みたいにドヨンとした表情をしている。パスポートの写真って10年、もしくは最低5年はずっとその写真と付き合っていかないといけないので写真選びは大事だと思ってはや10年、やっと切り替えの時が来た。今回の写真は中々いいものです。会社のHuman Resourceの部署のスタッフが様々なVISA手続きのために自分達で写真撮って用意してくれるんだが、今回すごくいい写真を用意してくれました。この写真なら10年一緒ってのもOK。やっぱ証明写真は微笑みバージョンでないといけないね。

サインも今回一筆書きの漢字ベースの非常に簡単なサインに変更。これでVISA申請の際の山ほどのサインもかなり楽になる。

そして今まで保持していたパスポートは小さなパンチ穴で“VOID”と穴を開けられて無効化したうえで返却されました。

思えばこのパスポートを手にした瞬間からちょっと人生の針が振れたような気がします。2004年、1975年生れだから29歳になるまで一歩も海外に踏み出したことのない僕に一緒にベトナムに旅行に行きたいと当時の彼女が促してくれてこのパスポートを取り、その後のベトナム旅行で異国で旅する、異国で生活する魅力に取り憑かれ、2006年のアジア周遊、バンコクで就職、定住と大きく生活環境が変化したこの10年ずっと一緒だったのがこのパスポート。古いパスポートを眺めながらしみじみしつつ、真新しいパスポートを見つめながら、さあ、このパスポートにどんなスタンプを押していこうと気分がウキウキします。

そう、前のパスポートを手にして二年後2006年にもうそろそろ30歳でちょっとこの区切りの歳に大きな変化が欲しくて会社辞めて長期海外旅行に出たんですが、今回パスポートが切れるということはまたほぼ10年が立って40歳がもうすぐそこに見えてるんです。

最近いろいろ思うのはやっぱり40を一区切りに今務めている会社を一旦やめようかということ。。。 30歳の時のような強力な人生のハードリセットを一度かけてみようかなとも思います。。。で、それが何故にパスポートと関係するかというと。。。

<後編へ続く>