Naked Running? 〜Nike+ SportWatch GPS〜 2013年08月23日

IMG_20130824_013242

日本帰国に際して欲しかったGPSのランニングウォッチを購入。この分野の2大メーカーはNikeと海外ではカーナビなどで有名なGarmin。とりあえず今までiPhoneのNike Runningでランニングの記録を取っていたのでNikeを選択。並行輸入品で18,400円。

バンコクでまだ、このウォッチを見たことはないけど確実に日本で買うより高いはずだと踏んで購入。

IMG_20130824_013221

並行輸入品でパッケージの箱の角が折れてたり、多分日本側で検品が必要なんだろうけど封シールが開けられていたりとちょっと流通などの品質がイマイチな感ありですが、ま、海外住んでるのでこの程度の事はバンコクではよくあるのですぐ忘れます。ポイントは実際に使うもの、使う機能が問題なければいいので。

で開けてみると実際に時計のお出まし(一番上の写真)。僕はうっかり購入前にチェックし忘れていたがアマゾンのレビューなんかで防水機能の甘さや、故障しやすい点が指摘されていてるんだけど、やっぱり若干作りが甘いような気がする。大事に使って行ってどれぐらい持つだろうか。

と言っても、壊れるのを気にして本来使いたいときに使わないのも本末転倒。早速アクティベートして実走してきた。

running

アクティベートはPCやMacにnike connectをインストールして、Nike+のユーザーアカウントを作成、もしくは既存のアカウントと紐付けをすれば完了。ただ、パソコンないとセットアップできないのは非常にめんどくさい。。まあ、通信モジュールのついてないデバイスだからじしょうがないのかもしれんけど。

実際走ってみるとやっぱり電話持って走るのと違って爽快!なんと言っても

1. (作りが甘くてよく故障の原因になると言われつつも)防水機能で汗、雨で濡れても気にしないでいい。スマートフォンだとこの点はとても気を使わなければならない。

2. 小型で体にしっかりホールドできる大きさ
スマートフォンがいくら軽いと言ってもウェストバッグに入れて走るとバッグの中で上に下に暴れるし、手持ちは汗濡れが気になる。アームバンドが必要。アームバンドも締めすぎると腕の血流が悪くなって腕が重くなる。。。

3. 腕時計型なんで現走行距離、タイム、ラップがいつでも見れる
スマートフォンの場合は、アームバンドから引っ張りだして、スリープ解除して、アプリを立ち上げて見ないといけない。

まあ、NikeでもGarminでも上記の条件は一緒だろうが、個人的には始めてGPSランニングウォッチを買ったのでとりあえずウォッチとしての特性がすごく便利で嬉しい。ラップ機能もオートにしておけば1kmごとのラップタイムをちゃんと自動で計算して1kmごとにピピッとビープ音がなってお知らせしてくれる。

いやー、こりゃ便利だ。これでランニング用タンクトップ、NikeのDri Freeのショートパンツ、軽いベアフットランニング系のシューズで走ればどんどん素っ裸で走っている感覚に近くなっていく。。。そもそもはランニングウェアはマラソン時の篭もる熱の放熱をどうするかでどんどん軽く、薄く、熱の抜けやすい露出がある程度多い設計になっていったんだと思うが、ランナーズハイも相まって自然の中や町中を素っ裸で走っているようなAbsolutely Freeな感覚がしてこれまた気持ちいいのであります。

しかし、Nike SportWatch GPS、先も言ったように先人達は壊れやすい点をさんざん指摘しているのでバンコクに戻ったら早速ネジ穴にはネジ止め剤打って防水、その他ベルトの継ぎ目などには可能であれば防水テープを詰めたりして出来る限りの防水対策をしようと思ってます。それでも壊れるようなら、もうNikeは却下してGarminをバンコクで買うしかないな。。。

バンコクのSkyscraperを眺めながら。。 2013年04月14日

ダイエットからもひとつ体つくりを展開して現在はランニングを意欲的に行っております。

ランニングにはNike+Running。これで走った時間、距離、ペース、コース、カロリー、を測ってくれる。なんか運動する環境ってどんどんおもしろくなっていきますなあ。10年ぐらい前に東京で10kgほどダイエットで体重を落としたことがあるが、その時はジムに通ってランニングマシーンやダンベルなどで筋トレをしていたが、そのジムに置いてあったボディスケールで体重、体脂肪、水分、骨量、筋肉量、基礎代謝量まで測れるのに感動したけど、今はもう外に出てたってこれだけのデータを取得できる。素晴らしいねえ。

んで、当然ながらランニングの定番として音楽聞きながら走るわけですが、いろいろスマートフォンにmp3放り込んで聞くわけですが、なにげに走ってる感覚にバシッとハマる曲って思い描いていたのとは異なります。

んで、特に最近、これ、素晴らしいなあと思ってるのが David Lee Rothの”Skyscraper”。音が重厚過ぎず、適度なBPM、適度なビートの重さ。瞬間的にドカッと力を込める無酸素、筋肉増強の運動とは違う、低負荷を長時間というランニングに向いた音づくりなんであります。このアルバムがイケるならと同じぐらいの音の厚みのStingの”Nothing Like the Sun”あたりを聴いたりもしてたんだが、こちらはなんかリズム感がランニング向けじゃなかった。

さてこの”Skyscraper”、おなじみVan Halenを脱退したDavid Lee Rothがソロ活動用に作ったバンドでギターSteve Vai、ベースBilly Sheehan、ドラムGregg Bissonetteというええメンバーが揃って作った2枚目。1作目がかなり評価高いけど、この2枚目も中々よく出来てる。さらにはシンセをだいぶ前に出した音作りでサウンドメイクもしっかりしてて、David Lee Rothのボーカルのオーバーダブの面白さやBilly Sheehanのリズムの刻み方からSteve Vaiのギターの弾き方、絡み方が聴いてて全然飽きない。しかしこれを聞くにつけ、「ああ、やっぱスティーブ・ヴァイってザッパの曲をコピーしまくった人だからザッパの得意な展開とかザッパらしい手癖をいっぱい持ってるなあ」と聴きやすいサウンドメイクの中でもあの濃い濃いザッパの音を思い出す感じなんであります。

しかし、なんでこのアルバム評価低いのかがよくわかりません。。音が確かに軽くはなったが、なんども言うけどサウンドメイクがしっかりしていてスタジオワークの妙技も加わって前回よりももっと面白い盤になっているような気がするんだが。。個人的にはすごい印象深く、88年発表、来日公演もしてたはずで、来日時のオフの時間にDavid Lee Rothが皇居の石垣を登って逮捕されたとかのニュースがたしか流れていたはず。自分の音楽聴き始めの時期にリアルタイムで聞いていた盤です。

その後、この人アルバムがさっぱり売れなくなり、ライブも動員数が非常に少なくなってニューヨークで消防員に転職しようとしてるとかの話があったが、紆余曲折あって結局Van Halenに戻ったが結構Van Halenも大変そうだった。Van Halenはもう完全に迷走だねえ。


↑ 改めて次の”A Lil Ain’t Enough”のビデオ見てみるとよくわかるけど、こりゃあないなあ。発表されたのが91年で、この年ってNirvanaの”Never Mind”が馬鹿アタリした年で、Dave Lee Rothのこんな80年代半ばかと思わせるようなノリが受ける感じはなかったように思う。。。

なんだかいろんな方向に話がそれましたが、バンコクのルンピニ公園のような公園で木々と池を眺めながらランニング中に聞くには(それ以外にもだけど)いい盤です。あ、このおっさん、今日本在住なんか。。

Skyscraper
Skyscraper

posted with amazlet at 13.04.14
David Lee Roth
Warner Bros UK (2000-03-13)
売り上げランキング: 42,103

マラソン出場準備、ランニングに関して 2013年04月12日

Jogging on a bright November morning
“Jogging on a bright November morning” photo by Ed Yourdon

つい先週、7月21日開催のパタヤマラソンに出場すると決めて、FBで自分の知り合いに対して高らかに宣言!これでもう意識的にグダグダせず7月21日に向けて最低でも10kmを走破できるよう身体を作っていかなくてはならなくなりました。

というわけでランニングを開始するわけであります。

とはいえ、さてどこを走ろうかと考えましたが、やっぱり王道のルンピニ公園かと。まあランニングするなら、、という流れで必ず名前が出てくる公園で平日の仕事終わりに行っても近隣のオフィスから仕事終わって抜け出して来たであろう人たちがいっぱい走っているので、広い公園内に日が暮れても他に走ってる人がいっぱい居るので安心であります。勤めている会社のオフィスもルンピニ公園から歩いて3分の所にあるのでちょうどいい。

しかし、73kgほどあった体重をダイエットで68.5kgまで落とし、そこからランニング開始となるとおおよそ15kg減の身体を走らせる訳ですが、びっくりするほど身体が軽い。その軽さはランニングのスピードに反映されるのではなく走ってる最中と走った後のひざと踵の状態に現れる。もうランニングなんて数年やってなくてその後にいきなり走りはじめたのに初回で7.7km(まあだいぶ歩いたが。。)も走れた。そしてランニングの後もひざと踵の状態がすこぶるいい。当日は多少疲れがあったものの次の日には回復。太ももの筋肉のほうがまだパンパンになっていた。

以前ランニングやったときはバンコク市内の一般道路を走って、歩道、車道の段差やら信号待ちやらで激しくペースを乱された上、体重があったのでひざと踵が痛み、やる気はあっても次回まで日を開けないといけない状況の中で段々と走らなくなってしまった。

やっぱ体重落とすと運動が楽しくなるねー。ホントに岡田斗司夫の「いつまでもデブと思うなよ」に書いてあったとおり、身体が軽くなってから運動開始したほうが感動的でモチベーションもあがって続くと思うな。

そして久しぶりの心臓バクバク、胸バクバクのExhaust感。汗がどわーっと出てきて皮膚の古い細胞を全部洗い流してくれてるかのように促進された代謝の感覚。ダイエットで脂肪が少なくなってから日常生活の中では同じ事してても全然汗かかなくなったもんな。

ただ、僕自身はあまり運動好きな人間ではないため、明らかに「来た〜!ランナーズハイ!」みたいな感覚を味わったことがない。んでもっていろいろウェブで調べてたらあんまり具体的にランナーズハイを感じてる人って居ないのね。

(32)『ランナーズハイ』クセになっちゃうよ!: つぶやき雑記帳・・・・ときどき夢日記
仕事の特効薬はランナーズ・ハイ | MIZUNO ZONE LAB

ただ、走ってる最中にエンドルフィンが分泌されて気持ちよく走った後でも簡単にその快感は止まらず、大体3時間ぐらいは継続するそうな。まあ走るのが止まらなくなると言うぐらいの感覚だからエンドルフィンは覚せい剤みたいなアップ系の薬効なんでしょう。だからランニング後も効いてる間は覚せい剤を決めたかのように集中力が上がるらしい!

確かにランニング後って流した汗爽快で、気分がかなりアップになる。これってただ単に汗流した爽快感だけかと思ってたけど、それ以外にこの脳内麻薬が関係があるそうな。

しかしよくサラリーマンがわざわざ朝早く起きてジョギングしてから出社する、ってな典型的な生活パターンを聞くにつけ「なんでそんなしんどい事、早起きまでしてやるんだ??全く理解不能!」って思ってたが少し氷解。そうかそうか、意識的か無意識的かはわかんが、朝走ったほうが仕事にもめちゃ気分よく取り組めてさらに仕事の効率もあがる、脳内麻薬が効いていて過程も気持ちいい、効率が上がって結果も気持ちいい、ということで皆ハマるのか。。

やっぱいろんな事やって、調べてみないとイケませんなあ。こうやって単純なランニングというひとつの作業を取ってみてもそれに関係していろんな理論やら先人の試行錯誤があって楽しくてたまらないね。。

しかし、ランナーズハイで思い出したけど、高校の時の体育の先生がランナーズハイをして「ケツ割れ感」と称していたがなぜそんな言葉を当ててるのかも説明されずに卒業、当年とって37歳、この年でもその語感を全く理解できておりません。当の体育の先生の名前すら思い出せないが「ケツ割れ感」だけはなぜか頭の中に残ってます。。。