VAN HALEN -Complete Concert – Pittsburgh 3/30/12のビデオに思うこと その2 2012年05月28日

VAN HALENと言えば僕らの世代であれば中学生、高校生の頃から聞いてたバンドだと思うが、1995年以降、2000年代とあまりぱっとしなかったし、景気のいいニュースもほとんど聞こえて来なかった。デビッド・リー・ロスも一時期どうも音楽活動がぱっとしないのか消防士に転向しようとしているようなニュースが流れていたり、適当にyoutubeで2000年代半ばぐらいにライブ映像などを見てたらエドワード・ヴァン・ヘイレンが前田吟みたいになってたり(ただし、現在リンク先の動画は消えてます)、アレックス・ヴァン・ヘイレンは相変わらず井上陽水みたいで、年取ってもっと似てきた。しかし、エディは癌の手術があったりと結構大変だったらしい。それでバンドの先行きが怪しいと心配したマイケル・アンソニーはサミー・ヘイガーのバンドのツアーに参加したがそれが原因でヴァン・ヘイレンをクビにされたらしい。結構後から聞くと暗い時代だったのかもしれない。


↑ あった、ただのおっさんになった時分のデイブ。これから比べると今のデイブは一応ショーマンとしての意識があるのだろう、多少は体を絞ってるのが伺える。

ほんでもって2012年のこれなんだけど、まあこのライブ映像、華がない。もうエディも動きが緩慢で昔のガンガン飛び跳ねながらギター弾いていた姿は見る影もないし、一番ひどいのはベース弾いてるエディの息子。いやー、どう見ても素人じゃん!見てらんない。。いくらなんでもこんなダメなカッコでステージに上げるなよ、お父ちゃん!とついぼやいてしまう。しかも演奏も下手なんですわ。もうちょっと練習せい!と言いたくなる。こんなネガティブなことを書きたくもないんだが、これはひどすぎる。なんか「ちょっと老後の生活費が心配だから年金回収ツアーにでも出るかい?」ぐらいに見えてどうしようもない。。。

と、書きながらいろいろ見てたらもっと衝撃的なものを発見。これは張りたくないのでこっからyoutubeに飛んで見てみてください。病気以降指が動かんのかね。。ちょっと悲しくなりますな。これでステージに立つってことは金儲けうんぬんよりエディがやっぱりちょっとおかしくなってるということなんだろうなあ。あんまりこんなネガティブなことばっか書きたくないけどそう思えて仕方がない。というわけでこれが悲しいけど結論と考えております。