いずれ消え行くPebble Timeを入手 2017年06月18日

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バンコクのCentral Worldで売れ残っていたPebble Timeを見つけた。Pebbleという会社は元祖スマートウォッチメーカーで、初代は電子ペーパー採用でスマホと連動するスマートウォッチをクラウドファンディング経由で製造して大成功した会社だったが、最終的にスマートウォッチ群雄割拠状態に揉まれて昨年11月にFitbitに買収されていたようだ。

さらにはFitbitの方もどうやら既存のPebble製品を継続する意思が無いようで、これらの製品は終焉に向かうとの事。(ただ、「後はご勝手に、という感じで向こう側のサーバーやアプリを経由しなくても一応使えるようにする配慮はあるらしい)

初代Pebbleの頃から電子ペーパーのギザギザのビットマップ調のグラフィックが大好きで、いろいろApple Watchなどに浮気したりもしましたが何気にファンでした。もう手に入らなくなるかもと思ってPebble Timeを購入。3,990バーツ。他のスマートウォッチと比べると安くていい。

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Heart RateモニタもGPSも付いてるわけではないけれど、本体がプラスチックで軽いし、30気圧防水、ウォッチフェイスはネットからダウンロードして好きなものをチョイスできる(自作することも出来る)。

ウォッチのアプリは正直大したものはない。

このPebble Timeの何がいいって公称7日間持つと言われるバッテリーです。ディスプレイが電子ペーパーだからこれだけ持つのだと思います。また、カラー画面になったPalmマシン(と言って分かる人がどれぐらい居るか?)みたいな感じの古臭い画面デザインも好き。後から自分でインストールしないといけないけれど日本語化すれば初代の時と同様日本語表示も出来ます。フォントサイズを一つ下げるとちょうどいい見栄えになる。

各アプリからの通知を読む機能に関してはApple Watchと比べてなんら遜色なし。誰から来たメール・メッセージか?冒頭の数十文字ぐらいは確認できるのでバイク乗ってる時なんかにすぐに返信が必要なものか、後に回していいものかの判断がつく。

というわけで久しぶりのPebble生活再開です。

ちなみに日本語化は以下のサイトの日本語化ファイルをiOSならsafariでダウンロードしてPebbleアプリから開けば「インポートしますか?」と聞いてくるのでインポートしてやると日本語化されます。これで□□□、という豆腐表示がなくなります。

また、僕が今回買った時にはなぜかウォッチフェイスやアプリをPebbleアプリからインストールしようとしても、リンクが切れてるのか各アプリのインストール画面に移動すると「読み込めません」エラーが表示されてインストールできなかった。これは一時的なものなのかもしくはディスコンに向けて機能が打ち切られたのかよくわかんない感じだが、こちらも

Pebble Watchのアプリストアapps.getpebble.comからパッケージファイルPBWをダウンロードする方法

このサイトにあるように、safariでapps.getpebble.comのサイトをブラウズしてインストールしたいアプリやフェイスの画面まで来たところで、URL末尾に “&dev_settings=true” を追加して再度開いてやるとスクロールした一番下にpbw(インストール用ファイル)をダウンロードと出るのでそこをクリック、ダウンロードしたらそのファイルをPebbleアプリで開いてやると日本語化ファイルと同じようにインストールできる。

※ こちらはPebble TimeのリセットとiPhoneにインストールしたPebbleアプリの再インストールを行うことで問題解決しました。どうもインターネット接続の安定したところ初期設定をやらないと問題が出ることがあるみたい。僕は夕方にトゥクトゥクに乗りながらセットアップしてたのでネットへの接続が不安定だったのかもしれない。

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なんかすでに機能が停止しかけてる感のあるPebbleですがバッテリ持ちのいいかわいい時計なんでしばらく愛でてやりたいと思います。

Photomyneという古い写真をスマホでスキャンしてデータ化するアプリがよく出来てる 2017年06月16日

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なにかのサイトで見たんだけど、デジカメ以前のとかの古い銀塩写真などをスキャンしてデジタルデータ化するPhotomyneというスマホアプリをインストールしてみた。

Photomyneによる写真スキャナー Scan & Auto-Crop Photos

普通に仕事用のドキュメントをスキャンしてデジタルデータ化するようなアプリは今までいろいろあったけど、紙の写真のデジタル化アプリはあまり見かけたことがないような。で、実際に使ってみるとこれがなかなか色の再現などなかなか良く出来てる。

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↑ 懐かしの長髪時代。1998年頃かな。その後髪の毛は焼失しました。

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↑ 沖縄旅行時のフェリー甲板にて。これもたぶん1998年頃。

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↑ 大日本プロレス小鹿社長と。2000年ですな。

バンコクに持ってきておいた数少ない銀塩写真をスキャンしてみた結果がこれらですな。

一応このアプリ、複数写真をスキャンしてそれぞれちゃんと認識できるようになってるらしいですが、一枚一枚確実に認識してスキャンできるようにするには一枚ずつのスキャンがオススメですな。また、正確に縦横比を崩さずに長方形にスキャンするために調整が入るのか周囲の何%かがカットされるのでその辺を多少注意しないといけないですな。

あー、前回実家帰った時にこれに気付いていたら銀塩写真全部データ化して来たのになあ。

AIS PLAYBOXがうちに来た 2017年05月22日

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以前タイの地上波デジタルTVの受信機とアンテナを買って一応画質の安定した地上波テレビを自宅で見れるようにしたと書いたが基本タイの地上波チャンネルしか見れないので内容はつまらなく、現在自宅で契約してるAISのインターネットの光回線のオプションでAIS PLAYBOXというIPTVのセットトップボックスをもらえることを思い出して改めて申し込んだ。

PLAYBOXが欲しいと思ってAISのコールセンター1185に電話するのだが、オペレーターへのつなぎで何分待ってもオペレーターが出ない「ただいま混み合っております」ばかり。何度かけても、何分待ってもつながる様子なしで数日トライしてみたが、諦めてセントラルのAISのサービスショップへ。

店頭でPLAYBOX欲しいんだけど、ただで貰えるんでしょ??と聞くと快適に使えるために回線のスピードアップが必要だと言われて下り/上りが15Mbps/5Mbpsのところを30Mbps/10Mbpsに増強。とは言え費用は今までの100バーツ/月増し程度。お店に行ったのは5月の最初の週。ここで変更は月契約の更新日5月の15日からになりますと言われる。1週間以上待つのかと思いつつ急いでないので「オーケー」。

5月16日になると確かにスピードテストで30Mbps/10Mbpsになっていた。が、PLAYBOXが待てど暮せど一向に送ってくる気配がない。どうしよかなー、そろそろ文句言いに行くかー、と思ってたところでAISのコールセンターから電話。これが26日。回線変更日より10日以上経って連絡有り。「明日サービスマンが持っていくセットアップさせてもらいます」とのこと。次の日はバンコクで最近降り続く雨のせいでスクンビット等洪水。3時間遅れて到着。セットアップは自分でやるということで箱を受け取って完了。

申し込みから4週間かかってやっと手に入りました。

さて、

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これが現物。まんまApple TV。中華STBみたいな安いプラスチック製かと思っていたが、それなりにずっしりとしていてまともなものっぽい。

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感心したのは外部接続ポートがそれなりに多い。PLAYBOXはAndroid端末になっていて、SDカードの動画を読み出して再生したり、USBのキーボードやマウスを接続して操作もできるらしい。

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リモコン。まんまApple TVだ。リモコンのボタンも押しやすくてものはいいんだが、肝心のテレビを観る際にチャンネルを数字で指定したり、100程もあるチャンネルを選別してよく見るチャンネルだけグループ化したりできないので上のリモコンの矢印キーで延々チャンネルを選んでいかなければならず使い勝手悪い。

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付属ケーブル類。HDMIもLANケーブルもAVコンソールケーブルもついていてタダの割にはなかなかちゃんとしたデバイスでした。

このご時世に「しっかりとしたネットワーク帯域を確保するためにWiFiよりもLANケーブルでの接続をオススメします」などめんどくさい警告が表示されたりとイマイチ部分もなくはないですが、とりあえずNHKのワールドワイドもタダで見れるし、海外のアジアニュースチャンネルやユーロ系のニュースチャンネル、タイのムスリムチャンネル、タイのモーラムばっかり流してるチャンネルなどいろいろ面白いものが見れて楽しいです。ただ、当初の目的のNational Geographicはやはり有料プランでないと見れませんでした。。。

JPN? BYG! EBAY? 2017年05月17日

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今回の日本帰国のやることリストのひとつ、実家の所有物の処分です。

ついにこれらのLPを開放。他のCluster & EnoのSky Recordのオリジナル盤とかリイシューだけどCaptain BeefheartのTrout Mask Replicaの2枚組LPなどすでにeBayにリストしてるんだけど、これらの名盤も特段珍しい盤ではないようですな。

ただ、これらのBYGのLP群は1997年頃ワゴンセールでどんと買ったものの自分でもイマイチ価値を計り知れず、実家の棚の奥底で20年の深い眠りについておりました。ジャケは黄ばんでいるものの盤の状態はよい。買った当初は波打っていた盤もあったように思うが20年他のレコードにサンドイッチされて修正されたのか思いの外きれいだった。

さてこれらいくらで売れるやら。

Anet Prusa i3A8のZ軸を自動調整仕様にする近接センサーが届いた 2017年04月09日

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ebayで買っておいたAnet Prusa i3A8という3Dプリンタ用のInductive Sensor、誘導性近接センサーが超速で届いた。めっちゃお安くて送料込みでひとつ6ドル。ebayのクセに到着まで2週間かかっていないと思う。

これで今まで手動で行っていたZ軸(いわゆるプラスチック射出ヘッドの高さ)調整を自動でやってくるようになる。僕のA8はメニューの中にZ軸自動調整のメニューがなかったのでファームウェアのアップデートから行わないといけないが、基本的にはファームのアップデート、センサー取り付け部品をA8で出力(モデルデータはThingiverseなどに転がっている)、センサーをA8に取り付け、初期調整(センサーの高さ/感度調整)さえしてしまえば、つまりなどでノズルを分解などしない限りZ軸の調整を気にする必要はなくなります。。。

基本的にDIYできる人はAnet Prusa i3A8、オススメであります。AliExpressであれば2万円台で3Dプリンタ本体は購入できるし、わずか数ドルでZ軸の自動調整機能まで付けることができるのでなかなか楽しい。3Dプリンタの基本構造を勉強するにはちょうどいいモデルだと思います。

↑ Amazonでも。約3万円。。。国内だとこれぐらいが妥当かな。。。