超キモいパッケージの ยาอมแกไอตราตะขาบ5ตัว ヤーオムゲーアイトゥラータカープ5トゥア 5匹のムカデ印の咳止め薬 2015年04月01日

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彼女が喉が痛いと言って薬を買いに行ったそうだが、知り合いに強烈に勧められて嫌々買ってみた薬がこれ。ยาอมแกไอตราตะขาบ5ตัว ヤーオムゲーアイトゥラータカープ5トゥア と言って訳すと5匹のムカデ印の咳止め薬。

しかし、なんでブランドのマークにムカデなんか持ってくるかな??もう見た目からキモくて買う気をなくすんですけど。。普通にこのマーク見たら

「え?薬の中に乾燥させたムカデを粉にして練り込んであるの?」

とか思うんだな。別に食えないことはないんだろうけど、ムカデを食うってのはちょっと気が進まない。。

いくらカルチャー・ギャップとか言ったって、10年前、20年前から比べたら相当消費文化、アメリカンスタンダードな中産市民文化が根付いたタイなので当然こんなパッケージの薬はお年寄りが買うぐらいか、よほど古臭い趣味を持ったやつぐらいで、さすがに若い子がこんなの買い求めてるのは見たことがない。

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うちの彼女も「これ、パッケージ気色悪いし、めっちゃ昔からある古ーいブランドの薬で今まで使ったことなかったけど、あの友達も趣味が古臭いんよね。」だって。

中身の錠剤はタイのハーブを数種類配合したものでムカデ成分は配合されてないんだって。なんか仁丹みたいな小さな錠剤がいっぱい入ってました。ひとつ15THBらしいです。絶対自分からは買わないな。。。

You Tubeの強烈事故動画 2015年02月26日

Welcome to Accident

最近、暇でもないのにYou Tubeで事故動画とか人の感電動画なんかをよく見てます。

なぜそんな悪趣味なもんをよく見てるのかと問われてもよくわからんのですがなんか季節的にそんな気分なんすかね?自分で言っててもよくわかりません。

感電動画の最近の自分の様式美は前もTwitterとかに書きましたが、「お騒がせ男が鉄塔に登る > わめき倒す > ドカン! > 固まる > 発火 > 落下 > お亡くなり」てな一連の流れです。以外とこのパターンの動画多いです。

それと双璧をなす自動車事故映像。これもえげつないのが多いですが、その中でこの下の動画、まさに死亡事故で前半どうしようもない正面衝突映像が満載で最近見た中でも一番えげつないです。

11:55から有名なパキスタンでの航空機の墜落事故映像が入ってます。後、10:26からの事故渋滞からの白煙で周りのみんなが一目散に逃げ出す状況は怖いっすな。何があるのか、皆、何を見て逃げてるのかまったくわからん。。

それ以外は基本的に車・バイクっす。海外で運転するの怖くなるなあ。。。

On the roadの落しもの 2014年11月15日

Trash Toilets
“Trash Toilets by elycefeliz, on Flickr”

先に書いたバンコクマラソンですがコースに実に不思議なものが落ちていた。25km地点ぐらいに落ちていたのであれを見るのはフルマラソン参加者だけだと思うが、その落ちていたものとはなんと「下痢便」

高速道路と同じような高架道路で今回は確かにトイレの設置もめっちゃ少なかった。もよおしたランナーたちは高架道路の端っこでみんな立ちションしていた。都会の真ん中、高架道路で立ちションもちょっとなあと思っていたら目の前に驚愕の下痢便である。

中央分離帯の切れ目にしてあったんだが、夜だったので最初誰かのゲロだと思った。「ああ、慣れない長距離で気分悪くなって吐いたか」と踏まないようにと近づいていくとそれはゲロではなく糞。見事なぐらいの下痢便である。「可哀想に近場に便所がないからなあ」と思ったが、中央分離帯の切れ目と言ったって体を隠すようなものではなく、車のUターンが出来るよう3メーターぐらい切れてるところなので隠れるなんてことはできないし、コースを折り返す前には無かったんで折り返して戻ってくるまでの間というのは絶対に人の流れが切れない状態だったので、本人は衆人環視の中我慢しきれずその場で排出せざるを得なかったのだろうと推測する。

首都高の中央分離帯のトコに人糞があるっていうふうにイメージしてもらったらわかると思います。「なんでこんなとこに??」と誰でも思うと思う。高架道路にはさすがに犬は居ない。

同じく参加した元同僚は「見てない、てかそれどころやないわい」との事。うーん、マラソン終わってからずっとその下痢便が頭を離れません。。

※ Updated 2014/11/20 友人からFacebookでこんな話を教えてもらいました。

プロの野グソ中継 | おいでやす。郡山ハルジ ウェブサイト。 – 楽天ブログ

オリンピックの大舞台で脱糞する姿を世界へ生中継??しかも女性。。これはきついですなー。まあ、オリンピックだからこそ国からの期待やバックについてくれてるスポンサーの事を考えるとちょっとやそっとの体調不良では辞退できないのでしょうな。しかし他のスポーツであれば数分ほど堪えれば済むのにマラソンの場合、何十分もままならないこともあって中々罪作りで深いスポーツです。。。

クンサー – この麻薬王と知ってはならない黒い世界 2014年09月16日

Poppy Fields in Afghanistan
“Poppy Fields in Afghanistan by United Nations Photo, on Flickr”

少し前に会社の人達とミャンマーのアウンサン・スー・チーについて話しをしたことがあって、今までほとんどミャンマーの話題、政治やら歴史やらに興味をもったことがなかったなと思い、以前に買っておいてスキャンしたままになっている麻薬王クンサーの本を読んでみた。

クンサー―この麻薬王と知ってはならない黒い世界
小田 昭太郎
情報センター出版局
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今ではタイのバンコクや北部に行ってもほとんど”麻薬禍”という言葉を思い起こすこともないみたいだが、その昔タイに麻薬が溢れまくっていた(らしい)頃にゴールデントライアングルという名で有名だったアヘンの産地に、その莫大な利益を生む農産物の取引を奪い合って様々な勢力が跋扈していた。その一人であるクンサーという大将のお話。日本のテレビ局のスタッフがひょんなことからクンサーのインタビューのオファーを受け、半信半疑でタイ北部から秘密裏にミャンマーはシャン州に国境を抜け、そのクンサーの軍基地を赴いてインタビューを行い、帰路からその後までを描いた本。

それぞれの登場人物から、その経歴、言動、その裏にある意図、全てが裏社会でうごめくストリーであってなかなか裏付けが取れず不確かな話に終始しているのではあるが、あれだけ有名な麻薬地帯の元締めの大将にインタビューを敢行したことは事実のようで、その道中や過程の緊迫感や、何を信頼したらいいのかという筆者の心の揺れやらが、実に80年代のテレビ調の空気で描かれていて懐かしいVTRを眺めている気分になる。

タイの軍、警察、アメリカ、ミャンマー政府、ミャンマー共産党、中国国民党なとなど各種の団体が資金源を求めてチリチリとした勢力争いを繰り広げていて大陸らしい、まさに「勝てば官軍、負ければ賊軍」という世の政治に正義なしな真実を知らしめてくれる。世の中政府も軍も警察も、マフィアも本質的には一緒ですな。目的の前に手段は選ばずですな。

そして何かの本で読んだ通り、世界の派遣を握ることはすなわち、世界規模での麻薬の取引を握ること。直接にはやらずに、代理で取引を行うものが居て、そいつらは常に悪者だし、裏で全部の糸引いてる黒幕は常に正義の建前を振りかざす。アヘン戦争も、ゴールデントライアングルも、アフガンもすべて一緒なんだろなあ。

ミャンマーの周辺と、タイ北部はアヘン栽培というドル箱をもってたし、タイ南部はゴム農園や多分鉱物資源などのドル箱を持っていて、タイの東北イサーンにはそういうドル箱が何もない?そういう意味でイサーンてのは貧乏なイメージがあるのかね?

ミャンマーがつい最近まで軍事政権で国がなかなかまとまらなかったのは、こういうドル箱を抱えて、それを外から自由にコントロールしたい外国が単一の大きな勢力を育成させず、常に二三の勢力を均衡させ衝突させて大きな力をつけさせず、大国に歯向かえないレベルの勢力に抑えるコントロールが効いていたんでしょう。まさに仁義なき戦いの山守の組長の戦略と同じ。本質的に同じレベルなんですな。

今は多分ゴールデントライアングルは大国からもだいぶ見限られて旬を過ぎたということなんでしょうな。これからはまっとうな開発がミャンマーでも進んでいくのでしょう。

マオ―誰も知らなかった毛沢東 上
ユン チアン J・ハリデイ
講談社
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今まだ読みかけの毛沢東の一生を描いた「マオ―誰も知らなかった毛沢東」という本と並んで、世界の政治の本質を知る非常にリアルな本でぐいぐい読んでいける楽しい本でした。もう歴史の中に忘れ去られた感があり、当然ながらこの本は絶版になっているがAmazonでも古本が100円台で買えるので興味のある方はぜひ一度。

The 死神 超LIVEな事故現場 2014年07月29日

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最近なぜか交通事故現場をよく見かける。それも事故起こしたてで結構大きい事故でバイク乗ってた兄ちゃんやお姉ちゃんがアスファルトに突っ伏してピクピクしてる状態の現場に通りかかる。タイで交通事故を起こして病院搬送が必要な場合はたいがいの場合民間のレスキュー隊が駆けつけて搬送するんだが、そのレスキューすら到着していないところに通りかかることが多い。

そういえば昔大学生の頃にバイトしてた先で、何故か人の死の場面に多く遭遇するおっちゃんが居た。

「山際君なあ、人の頭が車に轢かれたら、パンッ!!っていう破裂音がなるんやで。僕前にね、後ろに小さい子供乗せて歩道を自転車で走ってるお母さんが転んで、子供が道路に投げ出されて頭を車に轢かれる瞬間をすぐ後ろから見てたからなあ」

とか、

「昔、団地の棟の裏の芝生の掃除当番してたら一階に住んでる知り合いの人が火鉢にある鉄串で喉突き刺して自殺してるの見つけてもうてんな。僕、第一発見者やで。警察に連絡したりいろいろやらなあかんかったからめんどくさかったわぁ。」

とか仕事が暇なときに死ぬほど聞かされて、職場でも

「あの人死神やで。山際君もあんまりイチイチ話聞いてたら命落とすで(笑)。」

みたいな話をしていたが、久しぶりにその人を思い出した。ていうか自分がその死神になった気分だ。

しかし今日は、それこそ1週間も経っていない、同じ場所で同じような事故現場を見た。前回は出勤途中のお姉ちゃんがバイクで事故っていて、昼飯用にと屋台で買ったんだろう飯が事故現場にいっぱい散らばっている先にお姉ちゃんが突っ伏してピクピクしていた。

今日はモーターサイ(タイのバイタク)の兄ちゃんが同じ場所で同じく地面に突っ伏してピクピクしていた。数m先にクラッシュしたバイクが転がっていた。まったく同じ構成。これ、何か道路の構造や車の流れ上、事故を誘発しやすいものが何かあるんじゃなかろうか?パッと見はわからないけど、多分現場で車の流れとか何時間か見ていれば同じようにニアミスで事故を起こしそうになるバイクなどが居るだろうからその辺を見てればその要因というのは解ってくるんじゃなかろうか。

ま、同じ現象って2回までは偶然で3回なら何らかの意図が働いてるか、明確な原因があるはずなんである。次にもし見かけたら絶対に何かある。とりあえずは個人的にその周辺では気をつけて運転することだけど、願わくは工事などでその原因部分を取り去ってもらうのがベストですな。

しかし、そこから数十m先に交差点があってよく渋滞するんでいつも朝は交通整理の警察官が居るんだが、何が起こったか十分によく見える距離だと思うが、ぼーっと眺めるだけで持ち場を離れない警察官がなんともまたカルチャーショックでした。


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↑ 同じ事故を見かける場所はまさにココ。日本人で自走でこんなところを通る人ってのは中々居ないでしょうが、お気をつけください。。。